200スキ、300スキと呼ばれ大人気のダイソーのスキレット。
アヒージョなどやってみたいと思いつつ、重そう、高そう、お手入れが手間?となんとなく使ったことがありませんでした。
でもダイソーなら気軽に使い始められそう、ということで、300スキでスキレットデビューしました!
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3種類のダイソースキレット
スキレットS 200円
直径13cmの丸型で小さい手のひらサイズ。
スキレット M 300円
サイズ:約内径151×深さ30mm。幅15cmの丸型。Sより一回り大きいサイズです。
説明書に「温度ムラが少なく、料理をおいしく仕上げる」とあります。
こちらを購入しました!
オーバル両手付きスキレット 300円
サイズ:約内径169×112×深さ27mm。横長の形。
スキレットという名前のものは上記の3種類でしたが、同じ素材の鋳物プレートもあったのでご紹介します。
イモノ取手付皿」約12.5cm。200円
コンパクトな手のひらサイズ。
「IHクッキングヒーターOK!」とあります。
取手付皿」約22cm 300円
オーバル両手付スキレットとほぼ同じ?
イモノのステーキプレート 300円
サイズ:約内径229×127×深さ22mm
ハンバーグやステーキのお店で出てきそうなプレートです。
ダイソー300円のスキレットM基本情報
サイズ:約内径151×深さ30mm。
材質:鉄鋳物
重さ:784g
持つとずっしり重いですが、片手で持てないほどではないです。
そもそも鋳物とは?
「高温で溶かした金属を、砂などで作った型の空洞部分に流し込み、冷やして固めた製品を「鋳物(いもの)」と言います。鋳物を作ることが鋳造(ちゅうぞう)です。
溶けた金属を流し込むだけなので、複雑な形状の製品も、安く、大量に作ることができます。」
参照:新東工業株式会社
なんと鋳物は4000年前のメソポタミア地方で始まったそうです。そんな昔から使われているんですね。
鋳鉄製のスキレットは厚みがあり、均等に熱を伝えムラができにくいという特徴があるそう。直火やオーブンにも使えます。
ダッチオーブンとの違いは?
スキレットとダッチオーブンはどちらも鉄製ですが、違いは大きさと鍋の深さのようです。スキレットはフライパン、ダッチオーブンは深さのあるフタ付きの鍋と考えていいようです。
ダッチオーブンはフタの上から炭を置けますし、よりじっくり熱を通すことができ、煮込み料理などに適しています。
ダイソーのスキレットのシーズニング
シーズニングって?私も?でした。スキレットには鉄が錆びないようサビ止めの薬剤が塗ってあるそうです。そのサビ止めを洗って落とし、サビないように再び油でコーティングすることを言うそうです。
シーズニングの手順
1、食器用中性洗剤をつけたスポンジで洗う。
サビ止めの薬剤を落とします。
2、そのままにすると錆びるので、火であぶって乾かします。
オリーブオイルをキッチンペーパーなどでぬり、白い煙が出るくらいあぶります。
これを3回くらい繰り返すとより油が染み込みよりよいそうです。
3、鉄の臭い消しのために、くず野菜で炒めます。(この課程は省略してもOK)
今回は玉ねぎ、キャベツで炒めました。匂いの強い香味野菜ならなおいいそう。炒めた野菜は食べずに捨てます。
これで準備OK!早速料理を作りましょう!
ダイソーのスキレットでお家でアヒージョ
家で食べているのにバーベキューの味に?
アヒージョ。おいしくできました!
あさりとキャベツの酒蒸しも、ちょっと炭の香りというか、不思議とバーベキューで食べているような味がしました。
手間はかかるけど、この味を手軽に食べられるならいいですね!
屋外でのバーベキューで食べるとさらに美味しいはず!
量的にはこのスキレット一つで1、2人分かなと思いました。
お肉を乗せると見た目もステーキ屋さんのようでおいしそう!
ダイソーのスキレットのお手入れ 錆に気を付けて!
料理が終わってそのままにしておくと、残りカスでさびてしまうそうなので、使い終わったら時間を置かずに洗います。
洗剤はなるべく使わず、お湯でスポンジで洗い流すか、水を入れて少し温めてからスポンジで流しましょう。
急冷すると割れてしまうことがあるので気をつけてください!
後は再び火にかけて乾かし、オリーブオイルを塗り、湿気でサビないように新聞紙で包んでおけばばっちりです!
湿気でサビないように新聞紙で保管するとよい。
まとめると・・
ダイソーのスキレットの使った後の洗い方
- 粗熱がとれたらスポンジを使いお湯で汚れを落とす
- 火で水分を飛ばす
- オイルをなじませる
- 新聞紙で保管
やっぱりめんどくさそう・・と思ったかもしれません。
最初のシーズニングは慣れないとちょっと手間かもですが、それ以降のお手入れは、慣れてくるとそんなに難しくありません。
さらに、繰り返すことで洗った時に汚れも落ちやすくなっていきました。
ダイソーのスキレットが焦げてしまったら?
油の量が少なかったのか、わたしも早速焦がしてしましました・・。
そんな時もお湯でスポンジで流すとコゲはすんなり落ちました。
鉄なのでゴシゴシやっても大丈夫みたいです。どうしても落ちない場合は重曹を使うと良いそうですよ。
ダイソーのスキレットの保温性はどれくらい?
火をつけて温まるとしばらく熱々のスキレット。どれくらい熱い状態を保つのか、温度計で測ってみました。
使ったのはダイソーのキッチン用温度計。
スキレットの持ち手の付け根に当てて測りましたが参考にはなるかと思います。
最初の温度・・・25.5℃
弱火で温めて
4分で95.1度になりました。
説明書に100℃以上を1分以上計らないでとあるので、ここで火を止めます。
どれくらい高温を保てるでしょうか?
6分たちました。10分で65.2℃。まだ熱々で持ち手は持てません。
20分で47.7℃。やっと触れるくらいに。ずっと温度計を持つのが疲れたのでヒモでしばっちゃいました。
30分で35.4℃。
これくらいだとだいぶ冷めたなという感じです。
20分くらいまでは熱くて持てないくらいだったので、やはり保温性は高いことが分かります!
ダイソーのスキレットのハンドルカバーや鍋つかみは必須!
スキレットは持ち手もとても熱くなるのでハンドルカバーや革手袋、鍋つかみなどの持ち手のカバーは必須です。
スキレットは保温効果が大きく、火を消してもしばらくは熱いので、落としてヤケドや割れてしまうなど、くれぐれもご注意ください。
ニトリ コルクのハンドルカバー(税抜462円)は厚手でキャンプでも活躍してくれそう。
ダイソーのスキレットにぴったりの蓋は?
アヒージョなど油がけっこうハネるし、蒸し焼きをする場合もフタが必要になります。
同じサイズのスキレットを重ねるとフタにも使えます!
それなりに重さもありますが、持てないほどではないです。
16cm片手鍋のフタはちょうどよかったです。
ダイソーにも鍋フタがあります。16cm・18cm兼用。
ダイソースキレットとニトスキとの違いは?
「ニトスキ」と呼ばれ人気のあるニトリのスキレット。ダイソースキレットとの大きさや値段の違いを比べてみました。
ニトスキとののサイズの比較
●15cm 454円税別(税込499円)
幅25.5×奥行15.7×高さ3.3cm 重量720g 保証1年
●19cm 681円
幅29.5×奥行19.7×高さ4.3cm 重量1.33kg 保証1年
ガス火、オーブン、IH使用可能
15cmの方はダイソーのものより、サイズは数ミリ大きめ、深さも3mm深いので容量は若干大きいです。64g軽いということになりますが、ほとんど同じサイズ感です。
19cmの方は1.33kgあり、持ってみると持ち手も細いので15cmのものよりもかなり重い感じでした。
ニトスキとの値段の比較
ダイソーは税込330円ですのでニトスキより169円お安いことになります。
大きさがあまり変わらず値段は安め。
また、ニトリには1年保証が付いています。割ってしまったら交換できるのかな?
セリアのスキレット風食器
セリアにはスキレットはありませんが、スキレット風の食器がありました。
雰囲気だけでもおいしくなりそう。IH、食洗機で使うことができます。
お皿に使うとおしゃれにアウトドアっぽくなりそう!
裏側はアウトドアっぽいフィッシングのイラストと、セリアの人気アウトドアシリーズの「MONTAGNE(モンターニュ)」の文字があります。
ダイソーのスキレットを使った感想
ダイソーのスキレットを使ってみて分かったいいところとイマイチなところをまとめてみました。
ダイソーのスキレットの良いところ
- 保温性が高く冷めにくい、ムラができにくい。
- そのままテーブルに出せ、おいしそうに見える。
- 実際に料理がおいしくなる。
- 頑丈なのでキャンプなど屋外でも活躍。
- 適切に扱えばずっと使えるので、使えば使うほどコスパが良くなる
ダイソーのイマイチなところ
- 手入れ少し面倒
- 重い
- 持ち手も熱くなるので火傷に注意。
まとめ
最初は半信半疑でしたが、使ってみると300円とは思えない商品でした。さらに長く使っていけば錆びにくく使いやすくなっていくらしいので、本当にコスパが良しで、愛着がわきそうな商品だと思いました。何千年も前から使われてきた頑丈な鋳物は、キャンプでも間違いなく活躍してくれるでしょう!