『ブッシュクラフト』というキャンプスタイルをご存知ですか?その定義は曖昧ですが、必要最低限のものだけを使い、自然の中で楽しむキャンプスタイルのことをそう呼びます。
ブッシュクラフトでは焚火の時に直火でステンレスやチタンの水筒を使いお湯を沸かす場面があります。
今回はそんなブッシュクラフトにおける『3種の神器』の一つ、『水筒』について詳しく見ていきたいと思います。
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ブッシュクラフトの3種の神器にも含まれる水筒
ブッシュクラフトには、3種の神器と呼ばれるアイテムがあります。
まず一つは、暖をとったり調理したりするために必要な火おこしの道具。
メタルマッチや火打石などが用意しやすいです。
二つ目はブッシュクラフトの醍醐味ともいえる工作に必要な『ナイフ』。
野営地において様々な場面で活躍します。
そして三つめは今回ご紹介する水を確保する為に必要な『水筒』です。
あとでも詳しく解説しますが水を汲むことや焚火で調理に使うこともできます。
このようにブッシュクラフトでは、この火起こし道具・ナイフ・水筒の3つのアイテムが重要といわれています。
水筒は『水を汲む道具』だけではない?
『水筒』と言えば、『水分補給』するための道具をイメージするのではないでしょうか?キャンプや野外活動における水は、大切なライフラインですよね。
そんな水を汲むための『水筒』は必要不可欠な道具の一つです。
ですが、水筒は『水を汲む道具』だけではなく、焚き火などで直火使用することも可能です。
ブッシュクラフトでは、水筒を火にかけてお湯を沸かすことも多くあります。
直火で使えるとなると、一気に水筒の使用シーンが広がりますね。
直火使用できるのは耐熱性のもの
直火使用できると言いましたが、もちろんそれは耐熱性のある水筒に限られます。
金属製の水筒なら基本的に直火使用しても問題ありませんが、おすすめなのは『ステンレス製』の水筒です。
直火使用OK!ステンレスボトル
ステンレスボトルと言ってもその種類は多種多様。
そこで今回は直火使用ができるおすすめのステンレスボトルを紹介していきたいと思います。
ブッシュクラフトに挑戦したい方は必見ですよ。
直火OKのステンレスボトルの使い方
直火使用できることを活かした使い道は、大きく分けて2つあります。
お湯を沸かすために使う
直火OKのステンレスボトルを選ぶ大きな理由は、『お湯を沸かすため』ですよね。
ステンレスボトルなら焚き火やバーナー類で、直接水筒に熱を加えて水を沸騰させることでお湯を沸かすことができます。
野外で一度冷めてしまった水筒の中身を温めるには、クッカーやケトルなどに移し替える必要があります。
これはとても面倒な作業です。
ですが直火OKのステンレスボトルなら、そのまま直火にかけることができます。
湯たんぽとして使う
直火OKのステンレスボトルは、『湯たんぽとして使う』ことも可能です。
直火にかけて水筒ごと温めたら、それだけで湯たんぽ代わりになります。
保温効果の高いステンレスボトルなら、一晩暖をとることができます。
寒い冬キャンプに大活躍しますね。
ただし、そのまま使用するのは火傷の危険があるので、カバーやタオルなどに包む必要があります。
火傷にはくれぐれも注意してください。
これらの使い道があるので、自分の使いやすそうな大きさや形のステンレスボトルを選ぶようにしましょう。
おすすめの直火OKの水筒(ステンレスボトル)パスファインダー
ブッシュクラフトのような武骨なキャンプにぴったり合うのはこのパスファインダーのキャンティーンがおすすめです。
芸人のヒロシさんもYoutubeの中で使われています。
ヒロシさんのパスファインダーはガンガン焚火で使うので真っ黒になってます。
真っ黒のパスファインダーもカッコいいものです。
ヒロシさんはキャンティーンカップもパスファインダーで揃えていてそちらも相当使い込んでおられます。
パスファインダーを直火で使う際の注意点は蓋は必ず外して使いましょう。
蓋はステンレスではなくプラスチックなので溶けています。
また、パスファインダーのキャンティーンで直火を使うときにはこの魚口オープナーを使用すれば掛ける機能がないパスファインダーをぶら下げることができます。
ボトルに満タンに水を入れても重さで魚口オープナーが外れることはなさそうです。
魚口オープナー自体の開く力が強いこととパスファインダーの口の部分に引っ掛かりがあるので満タンの水の重さには十分に耐えられます。
キャンティンボトルで沸かしたお湯は少し火から離して保温しておけば必要な時にコーヒーやカップラーメンに使うことができるので非常に便利です。
底面にはDesigned in USAとありますが生産国は中国になります。
キャンプ芸人ヒロシも愛用!PATHFINDER (パスファインダー)キャンティーン
容量 | 1.15L |
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生産国 | 中国 |
こんな口コミあり!
- セットなので、むだがなく良かった
- 一台で多彩な目的に利用できる
- Made in USAではありません
ここがポイント!
ブッシュクラフターには定番のアイテムです。キャンプ芸人ヒロシさんも愛用していることでも有名な商品ですね。
この商品は水筒に加えてクッカーとアルコールバーナーなども付属しているので、これ一つあれば焚き火使用には十分でしょう。
値段は張りますが、これからブッシュクラフトを始める方にはおすすめの商品です。
その他の直火OK!おすすめのステンレスボトル!
パスファインンダーの他にも直火可能なのステンレスボトルはあります。
それぞれのスペックや特徴を参考に、お好みのステンレスボトルを見つけてみてください。
ノーブランドでも使える!アウトドア用ステンレスボトル
容量 | 750ml |
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口径 | 45mm |
生産国 | 中国 |
こんな口コミあり!
- 直火にもかけられるし、ヤカンに湯たんぽにガンガン使えます
- 湯たんぽ使用は暖かかったです
- ステンレスなので長い時間液体を入れると金属臭がする
ここがポイント!
1500円以下で購入できるので、試しに購入してみたい方にはおすすめの商品です。ブランド品ではありませんが、問題なく直火使用することができます。湯たんぽとしての機能も十分果たしており、コスパ抜群の万能ステンレスボトルといえるでしょう。
アウトドア仕様のステンレスボトル 全3種
容量 | 350・500・750ml |
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こんな口コミあり!
- 焚き火で湯沸かしと、寝るときに湯たんぽとして使いました
- 全く問題なく使用できたし、蓋をしても水漏れもなく作りも悪くない
ここがポイント!
この商品は350ml、500ml、750mlの3種類販売されています。使用頻度の高いサイズを選べるのが良いですね。2000円程度とお手頃な価格なのも魅力的です。やけどを防止するための折り畳み式ハンドルも付属しているので、焚き火での使用も安心です。
超軽量バックパック用!ウォーターボトル
容量 | 1L |
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口径 | 5.5cm |
セット内容 | ウオーターボトル、ウォーターカップ ボトルハンガー、シンプルバッグ |
こんな口コミあり!
- ナルゲンの水筒に、収納袋がぴったりフィット
- 値段の割によくできているので安心しています
- ボトルキャップのいらないツナギ部分は切断しました
ここがポイント!
ボトルやカップ、収納袋やハンガーがセットになっているのが魅力的な商品です。
クッカーには蓋も付属しているので調理もでき、まさに万能といえるでしょう。
スタッキングもできるので持ち運びも苦労しません。ソロキャンプにもおすすめの商品です。
Klean Kanteen(クリーンカンティーン) クラシックボトル 18oz
容量 | 532ml |
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本体材質 | 18/8ステンレススチール |
重量 | 170g |
こんな口コミあり!
- 焚き火の直火でも問題有りませでした。
- キャンプ用に購入しました。見た目も良く満足
- 夏だと氷が半日もつかどうか
ここがポイント!
この商品はメーカー品でありながら5000円以下で購入することができます。
またデザインもかっこよく見た目がお洒落です。見た目で購入したというユーザーも多いようです。
キャップはオールステンレスのキャップや竹とステンレスでできたバンブーキャップがオプションであるので変更することができます。(別売り)
コスパに優れたものも良いですが、信頼性の高いものを選んでみるのもおすすめです。
お手頃価格!ミリタリー水筒
容量 | 1L・1.2L |
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セット内容 | 水筒・ナイロンカバー キャンティーンカップ |
生産国 | 中国 |
こんな口コミあり!
- 本体はステンレス製なので衛生的、直火ができて何よりカッコいい
- 水筒にバリはなくとても綺麗な仕上がりです
- 水筒内の匂いがなかなか取れなかったが、空焼きをしたら結構匂いが取れました
ここがポイント!
この商品はセットでありながら、2500円以下で手に入る超お手頃価格。
「パスファインダーの水筒は高くて手が出せない…」という方は、まずこちらから試してみてはいかがでしょうか。
低価格なので、野外でも気軽に使うことができますね。またこちらの商品はシンプルな見た目で、飽きがこないのも良いですね。
チタン製も直火OK?
ここまでステンレスボトルの紹介をしてきましたが、実はステンレス以外にも直火OKの素材があります。
それは『チタン』です。ステンレス同様、チタンの水筒のほとんどが直火での使用ができます。
また熱に強いだけでなく、衝撃にも強いのがチタンの特徴です。熱や衝撃に強いチタンは、アウトドアにはオススメですね。
ですがチタンの水筒はステンレスの水筒に比べ値段が高いです。
1万越えは当たり前…。2000円程度で手に入るステンレスボトルとは比べ物にならない程の差があるというわけです。
やっぱりステンレスボトルがおすすめ!
熱や衝撃に強いチタンも良いですが、コスパを重視するならステンレス製の水筒がやはりおすすめです。
水筒を選ぶ際は、素材や値段を考慮して購入するようにしてくださいね。
まとめ
今回は直火OKのステンレスボトルを6つご紹介しました。
お好みのステンレスボトルは見つかりましたか?
直火OKのステンレスボトルを持っていれば、焚き火をより楽しむことができそうですね。
また、湯たんぽ代わりにもなるので暖かく夜を過ごすことも可能です。
水筒の購入を機に、ブッシュクラフトに挑戦しているのも良いですね。