普段複数の人数でキャンプを楽しまれている方の中にも昨今のソロキャンブームから、ソロキャンプデビューしてみたいという方も多いのではないでしょうか。
ソロキャンの道具はファミキャンなどと違って、なるべく必要最低限のものをコンパクトにまとめることが基本となります。
そんな道具をひとまとめにするのに必要となるのが大容量リュックの存在です。
今回はキャンプ用リュックの中でも大変人気で使っている方も多いDDベルゲンリュックサックをレビューしていきたいと思います。
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キャンプにリュックサックは必要?
そもそもキャンプを楽しむ上でリュックサックは必ずしも必要なのかという点について考えてみると、キャンプスタイルによってはリュックサックがなくても問題なくキャンプを楽しめます。
リュックの最大のメリットとしてはたくさんの荷物をひとまとめにして背中に担いで運ぶことができる点です。
その必要がないキャンプの場合はなくても問題なくキャンプを楽しむことができるでしょう。
例えば、オートキャンプサイトなど近くに車を停められる場所でキャンプをする場合は、荷物は車に積んだまま、必要に応じて取り出せば良いのでリュックは必要ないでしょう。
対して、車を近くに停めることのできないキャンプ場や、そもそも車以外の手段でキャンプ場へ向かうという場合にはリュックサックは必要不可欠ともいえます。
DDベルゲンリュックサックのスペック
サイズ | 55L ・本体37L ・サイドポーチ各5L ・アクションパック8L |
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重量 | 1.7kg |
DDベルゲンリュックサックの特徴
他のリュックサックと比較した際にDDベルゲンリュックサックの特徴となる3つのポイントについてご紹介します。
特徴①取外し可能な収納力
DDベルゲンリュックサックは買った状態のまま使うこともできますが、必要に応じて本体からサイドポーチ、アクションバッグを外して使用することも可能です。
わざわざ収納を少なく必要があるのかと思うかもしれませんが、ランタンやシュラフなど収納に収まらない大きめのギアを運びたい場合はサイドポーチを外して空いた分のスペースにくくりつけることで持ち運ぶことも可能です。自分にあった形でまとめることで個性を演出できます。
特徴②耐水性抜群
キャンプを楽しむときは必ずしも晴れているとは限りませんよね。
雨が降っていると道具が濡れてしまわないか心配ですが、DDベルゲンリュックサックは裏地に耐水性も備わっているため、大切な道具をしっかりと雨から守ってくれます。
生地はオックスフォード600D素材となっているため耐水性だけでなく丈夫さに関しても申し分ありません。
特徴③ループがたくさん付いている
ループがたくさんついている事で自由度も格段に上がります。
カラビナを通して、リュックに入りきらない道具を吊るしたり、すぐに取り出したい道具なども引っ掛けておくと非常に便利です。
カラビナ以外にも紐を通してマットやテントをくくりつけたりなど、工夫次第で様々な使い方ができます。
DDベルゲンリュックサック2色のカラー展開
サイズ展開はしておりませんが、カラーはオーソドックスなブラックとミリタリー調なグリーンの2種類展開されています。
DDベルゲンリュックサックの収納力(サイズ感)を調査
実際に道具を入れてその収納力を調査してみたいと思います。
メインバッグ
メインバッグは37Lの収納力となっています。2箇所のバックルを外す事で本体の蓋部分が開きます。ちなみに本体と蓋部分の間に横長の道具などを挟み込んで収納することも可能です。
メインバッグを開けるときは紐を緩め、閉めるときは紐をひっぱり入り口を絞る仕様となっています。
縦長の円柱に近い形の収納となっており、中には仕切りが1箇所あります。
ピコグリルなど他のポケットには入らないような薄くてコンパクトな道具はこちらの仕切りに入れるのが良さそうです。
他には着替え(2日分)とタオル、DDタープ、細かなキャンプ道具を入れましたがまだスペースに余裕がありました。
サイドポーチ
5Lの収納力があるサイドポーチは左右1つずつ取り付けられております。
DDタープが収納できるとのことなので、持っていた4×4サイズのDDタープを入れてみたところ、圧縮しながらギリギリ収納できました。
他には1Lサイズのスクイズボトルをしっくりと収納することができました。
アクションパック
アクションパックは8Lの収納力となっており、仕切りが多く細かな道具を収納するのにとても便利です。
まずはメインの収納です。チャックを開けると横長の収納スペースにメッシュの仕切りが取り付けられています。
前部のアーチ状のチャックを開けるとこちらも収納となっており小さな仕切りも付いているのでより細々とした道具を収納するのに適しています。
アクションパックの両サイドにも収納がついています。サイズ的にはスマホやカメラを入れるのに適しています。
DDベルゲンリュックサックの良かった点
DDベルゲンリュックサックを背負って実際にキャンプへ出かけてみて、買ってよかったと感じた点についてご紹介します。
道具ごとに部屋分けができる
ポケットが少ないと道具を一括して同じ収納スペースに入れることになるため、いざ使いたいと思った時にすぐに取り出せないことが多々あります。
その点DDベルゲンリュックサックはポケットによって収納が横長だったり縦長だったり、サイズも様々なので、道具のサイズやと使う頻度を考慮して収納する場所を選べるのはとても良い点だと感じました。
これ一つでソロキャン道具は十分収納可能
1泊のソロキャンプで3回ほど活用しましたが、ソロキャンプの道具としてはDDベルゲンリュックサック一つで十分収納できるサイズ感であると実感しました。自分の持っているキャンプ道具でソロキャンプを意識していないものも多かったのでサイズ的にかさばるものは少し不便に感じましたが、ソロキャンプの基本である、道具をコンパクトかつ軽量に抑える事でより快適にまとめることができそうです。
食材や水筒など少量であれば合わせて入れられそうですが、保冷性なども考慮してクーラーボックスは別で用意した方が良さそうです。
DDベルゲンリュックサックの気になった点
続きまして気になった点についてご紹介いたします。
メインバッグは入れ方に注意
前述でもご紹介した通りメインバッグは縦に長い形状で上部から中に入れた道具を出し入れする仕様となっています。
そのためたくさん道具が入っていると、バッグの下の方に入れた道具は上に乗った道具を一度出さないと大変取り出しにくいです。
個人的にはこのような開閉方式よりも、ダブルファスナーなどでバッグの下部までがっつりと開閉できるような方式の方がより使いやすくなりそうに感じました。
メインバッグの下の方には着替えや救急セットなど使用頻度の低いものを入れた方が使いやすそうです。
サイドポーチやアクションパックの取り付けが面倒
サイドポーチやアクションパックはメインバッグのループにマジックテープで固定して取り付けられるのですが、外すのは容易な反面、取り付けが少し面倒です。頻繁に脱着するような使い方はあまりしないかもしれませんが少し気になりました。
まとめ
DD HAMMOCKS社の製品はDDハンモックやDDタープが人気ですが、ベルゲンリュックサックに関しても期待を裏切ることなく、ソロキャンパーに扱いやすい機能が満載の頼れるリュックサックでした。
これからリュックの購入を考えている方、今使っているリュックに不満のある方はぜひDDベルゲンリュックサックを検討してみてはいかがでしょうか。