優しい灯りで癒し効果も期待できるオイルランタン。
コスパも優れており多くのキャンパーが1台は持っているのではないでしょうか。
そんなオイルランタンをみなさんはどのように収納していますか?
LEDランタンやガスランタンと違い、液体燃料を使用するオイルランタンは他の燃料ランタンに比べて保管や持ち運びに気をつけないと燃料が漏れてしまう心配がありますよね。
今回はオイルランタンの保管ケースを選ぶ際の注意点や、おすすめのケースについてご紹介いたします。
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オイルランタンケースはいらない?必要性は?
もちろんそのような保管方法でも決して間違っているわけではありません。
ただ紙箱の場合、熱や水分に弱いというデメリットがあります。
1度オイルを入れて使用したランタンを再度紙箱に入れて保管した場合、何らかの原因でオイルが漏れてしまったら、箱がボロボロになってしまったり、最悪の場合引火してしまうなどの恐れもあります。
オイルランタンはオイルを入れて使用するという特性上、オイルがこぼれないように安全かつ安定して保管や持ち運びを行う必要があります。
もちろんオイルを抜いて常に保管しておければ良いのですが、キャンプでの出番が増えれば増えるほど、毎回のオイル抜きなどは面倒になり、ついついそのまま保管、使用してしまうものですよね。
そういった使い方をする方のためにも、ケースはやっぱり安心して保管できるものが必要不可欠になってきます。
オイルランタンのサイズ
ケース選びで重要になってくるのがサイズ感です。
大きめのケースを用意してランタンと一緒に燃料や道具を収納する方もいますが、大きめのケースはランタンが動きやすくなってしまうため衝撃を受けやすく、また燃料が入っている場合に漏れてしまったり、一緒にしまっていた道具が汚れてしまうことも考えられます。
そういった事態を防ぐためにも、ランタンケースはランタンがなるべくジャストフィットするものを選ぶのが望ましいです。
人気オイルランタンであるデイツ78とフュアーハンド276・カメヤマランタンのサイズを記載しますので、同様のものを使用されている方はこちらのサイズを元にケースを選びましょう。
デイツ78
サイズ | H26.5cm×W15cm |
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重量 | 約500g |
フュアーハンド276
サイズ | H26cm ×W 15cm |
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重量 | 約520g |
カメヤマランタン
サイズ | H27cm ×W150 ×D115cm |
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重量 | 約340g |
キャプテンスタッグ オイルランタン【中】
サイズ | H25cm ×W160 ×D120cm |
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重量 | 約370g |
サイズや重量を比較してみるとどちらも大きな大差がないことがわかります。
これらのランタンを使用している方はケースの大きさとして高さは30cm前後、横幅は20cm前後のものを選ばれるとしっくりと収納することができます。
キャプテンスタッグ【大】やデイツ80などは高さがあるのでフュアハンドに合わせて設計されたランタンケースでは入らないので注意してください。
オイルランタンのケース選び注意点
ランタンサイズとのバランスが重要であることはわかりましたが、サイズの他にもケースを選ぶ際に注意しておかなければならない点があります。
注意点①素材
ランタンケースの素材としてよく見かけるのが樹脂製のハードなタイプです。
特にランタン購入の際に付属ケースとしてよく用いられており、衝撃から守る点では他の素材と比較しても大変優れております。
市販のランタンケースではポリエステルや帆布など様々なものがあります。
ポリエステルなど化学繊維のものは比較的安価で購入できますが、長期的な目でみると耐久性があまり優れていません。
帆布などは生地に厚みもあり耐久性は高いですが化学繊維に比べると値段も高くなるため、使用シーンを考えながら予算と相談して素材を選ばれると良いでしょう。
注意点②開閉方式
開閉方式はファスナー式のものが多いです。
しっかりと閉じることができ、開けるのも楽なのでおすすめです。上蓋部分のみでなく、前面全てをファスナーで開閉できるケースはランタンを取り出す際にも容易に行えるので便利です。
収納ポケットがあると便利!
ランタンケースの内部にちょっとした収納ポケットが付いているケースもございます。そのような収納がついていると、予備の芯やライターなどを緊急用に収納しておけるので大変便利です。
一押しのランタンケース アミカルシュラフのランタンケース
フュアーハンドベイビースペシャル276やデイツ76・カメヤマオイルランタンにピッタリのハリケーンランタンケースを紹介します!
このアミカルシュラフのランタンケースをおすすめするポイントは下記の3点です。
- クッション性が良い
- 収納ポケットが便利
- 自立式で安定感が良い
クッション性が良いので安心して収納できる
サイドは勿論ですが底面やにもクッション材が入っているので安心してランタンを収納できます。
外側は硬いプラスティック材が入っている点もあって安心感がとてもあります。
便利な収納ポケットが2つ
サイドにはファスナーでサイズを調節できるポケットがありライターやオイルを入れることができます。
蓋の裏にもネット状のポケットがあるのでランタンの予備の芯を入れておくのに便利です。
自立タイプなのでオイルがこぼれない
ランタンのオイルをすべて抜き取るのは意外と手間がかかります。
バランスよくしっかり自立するので残ったオイルがこぼれることはありません。
他にも気の利いた機能
持ち手に取り外し可能なバックルがついているので何かにぶら下げたいときなどに便利です。
おすすめのオイルランタンケース7選
上記で紹介してきた内容を踏まえて、おすすめのランタンケースを7つ厳選してご紹介いたします!
おすすめ① AMICAL Schlaf ハリケーンランタン専用ケース フュアーハンド デイツ
形状がしっかりしていてバランスよく自立するランタンケースです。
内側にはクッション材があるので安心して収納できます。
サイドに1つと蓋の裏にポケットがあり機能性も十分!
雰囲気もとてもおしゃれでどんなキャンプにも似合うおすすめのランタンケースです!
カラーや生地の展開が豊富なのも嬉しい点です!
おすすめ② マーキュリー ランタン 収納 ケース
値段の割にしっかりとした生地でわずかにクッション性があります。
デイツやフュアハンドランタンがスッポリとストレスなく収納でき持ち運びにも安心感があります。
おすすめ③ランタン會 帆布ランタンケース
帆布を使用しているため丈夫であり、長く使用することで味が増していきます。
またザックループがついているので、カラビナなどを付けることでケースに入れたまま吊り下げることが可能です。
底面やホヤ位置部分にクッション材が入れてあるなど細かな工夫も施されています。
Mediumサイズやbigサイズもありますがフュアーハンド276やデイツ78の収納は最も小さいサイズが適切です。
おすすめ④フュアーハンドランタン ランタンケースEPS408
まずはフュアーハンド社製の276用ランタンケースです。
純正品のためサイズはもちろんしっくりとランタンを収納することができ、小さなボトルであればオイルも一緒に収納できます。
蓋はダブルファスナーとなっており、蓋裏にメッシュの収納スペースがついているため、ケース選びに悩んだらこちらが大変おすすめです。
おすすめ⑤asobito ランタンケース
先ほど紹介したフュアーハンドのランタンケースより横幅と高さ共に大きくなっています。
フュアーハンド276やデイツ78の収納を想定した場合、横幅は程よい感覚ですが、高さが42cmと余裕があるため、ある程度高さのあるランタンでも収納できます。
厚手のクッションが入っているため大きな衝撃にも耐えることができ、また外側は防水の帆布となっています。
前面が開閉できるジッパー付きとなっているため出し入れしやすい構造となっています。
おすすめ⑥コールマン ランタンケース(レッド)M
EVAフォーム素材のランタンケースです。他の素材に比べてある程度の硬さと弾力があるため、外部からの衝撃を大きく和らげてくれます。
折りたたみ式のケースとなっているため、使わないときはコンパクトに収納できるのもポイントです。
おすすめ⑦ビジョンピークス ランタンキャリーケース
なるべく安価でランタンケースを探している方におすすめなのがこちらのビジョンピークス ランタンキャリーケースです。
シンプルデザインでどんなランタンにも合わせやすく、安価ながらも収納しやすいダブルのフルオープンファスナーだったりと、ランタン運搬に十分な機能が備わっているケースです。
おすすめ⑧&NUT ランタンキャリーバッグS
円柱型のソフトケースです。開閉はパカっと口を開けるように開くダブルジップファスナーとなっており、最大の特徴としてこの蓋部分の裏に巾着タイプの収納が備わっています。
巾着のため口を絞れば中の道具が出てくる心配もありませんし、収納力としては他のランタンケースと比較して大変優れています。
他のサイズ展開もあるので、使用するランタンのサイズに合わせて選べるのもポイントです。
代用ならオレゴニアンキャンパーのポーチがサイズがピッタリ
オレゴニアンキャンパーのSemi Hard Gear Bag Mもハリケーンランタンがピッタリと収まります。
クッション性も良くポケットもあるのでとても便利なのですが横向きな点がハリケーンランタンには向かないです。
ハリケーンランタンは構造上オイルが少しでも残っていると漏れるので注意が必要です。
オイルを完全に抜いて持ち運びするなら代用品としてはとても良いケースですね。
お金をかけたくない方は100均のケースで代用も
ケースにそこまでお金をかけたくないという方や、とりあえずつなぎで安価なものが欲しいという方に朗報ですが、100均でもランタンケースを購入することができます!
セリアではランタン保管カバーという商品が売られており、ランタンにかぶせるタイプのケースが販売されています。中でもLサイズはデイツ78やフュアーハンド276にジャストフィットするサイズとなっております。
しかし形状やクオリティとしてはやはり100円クオリティである事を否めない作りで、多少の防水性はありそうですが、クッション性などほとんど感じないため大きな衝撃から守れる保証はありません。
そのままランタンを運ぶよりはマシかもしれませんが、長期的な保管として考えるとあまりおすすめはできません。
自作ケースで保管される強者も!
中には自分でサイズぴったりのランタンケースを作られる方もいらっしゃいます。
木材を用いて作られる方が多く、箱型にして中のランタンが動かないよう形状に合わせてストッパーをつけたり、付属品を保管できるように収納スペースを作ったりと、販売されているランタンケースに劣らない本格的なケースも見受けられます。
自作する事で使いやすい仕様にできたり、愛着のわくギアとなるので、技術のある方はDIYでケースを作ってみるのも楽しいかもしれません。
まとめ
大切なランタンを良好な状態で長く使っていくためにも、ランタンケースはとても重要な存在です。たかがケース、されどケースです。
今回ご紹介したのは数あるランタンケースの中でもごく一部になりますので、みなさんも自分のランタンサイズを図ってみて、サイズにしっくりとくる素敵なランタンケースを探してみてはいかがでしょうか。