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自在金具おすすめ4選!種類の違い?選び方・使い方は?

自在金具とは

自在金具という言葉はキャンプをしない方でも聞いたことがあるかもしれません。
しかし、実際に自在金具を使う場合、説明書などを読まずになんとなく使っている方が多いのではないでしょうか。

「なんとなく使ってるけど、しっかりした使い方を学びたい」

本記事はそんな方のために、自在金具とはどのようなものなのかということや、自在金具の種類、自在金具を選ぶ際の注意点などを解説していきます。


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自在金具とは

自在金具とは

自在金具とは、テントやタープを設営する時に使う、便利グッズの1つです。
ペグガイロープ と違い、自在金具がなければ設営ができないというものではありません。

自在結び キャンプ

しかし、ペグとガイロープ だけでテントやタープを設営した場合、ロープワークに慣れていないとロープを張るための調整が難しかったり、風で緩んでしまったり、逆に結び目が固すぎて解けず、撤収に時間がかかってしまったということになってしまいます。

そんな時に自在金具があれば、ガイロープ のテンションの調節が簡単に行え、撤収する時も結び目が解けないなんてことは起こらないため、簡単に撤収することができる道具です。

構造はとてもシンプルで、ガイロープ を自在金具の穴に通し、テンションをかけることで、摩擦によって固定されてストッパーになります。

自在金具自体は高いものではなく、あればキャンプライフがとても快適になるので、素人、玄人関わらず、購入しといて損はないキャンプ道具です。

自在金具の種類

自在金具とは

自在金具には、主に「プレートタイプ」、「三角形タイプ」、「リング」対応の3種類があります。
それぞれの形状によってメリット・デメリットがありますので、ここではその3種類の自在金具について解説します。

プレートタイプ

自在金具 プレートタイプ

プレートタイプは、自在な金具の中で最も一般的で、自在金具といえばこの形を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

真ん中の部分が湾曲しており、片方の穴に結び目を作り使います。

使い方もとてもシンプルなので、キャンプ初心者の方は迷ったら、2つ穴のプレートタイプを購入しておけばいいでしょう。
ガイロープ の通し方が最もシンプルで、太めのロープから細めのロープまで様々なロープに対応できます。

2つ穴のものと3つ穴のものがありますが、2つ穴の方が結ぶ際に簡単に使うことができます。
3つ穴のものでも難しくありませんが、初心者の方には2つ穴がおすすめです。

プレートタイプの自在金具のロープの通し方

自在金具使い方

自在金具のプレートが『く』の字になっていますので内側の方からロープを通します。

自在金具ロープ通し方

もう片方の穴にも通してます。

自在金具 結び

先端を結んで完成です。

三角形タイプ

自在金具 三角形

三角形タイプは、文字通り三角形の形をした自在金具です。

三角形のそれぞれの頂点に穴があるため、穴が3つあるタイプになります。
穴が3つある分、ガイロープにかかる摩擦が強くなるので、その分ロープが緩みにくく、ストッパーとしての性能は2つ穴のものよりも高くなります。

また、三角形タイプはロープが三角形の底辺の2つの角から出ている形になるので、見栄えがよくなります。

しかし、その分ロープの通し方が少し複雑になります。
そのため、プレート型でロープの通し方やロープワークに慣れ、見栄えにもこだわりたい玄人キャンパー向けの商品と言えるでしょう。

三角形タイプのロープの通し方

三角形 自在金具 通し方

三角形の頂点からロープを通します。

自在金具 三角形

残った穴に通します。

自在金具 3角形

ロープの先端を結んで完成です。

三角形 自在金具

三角形の頂点が上になるように使います。

リングタイプ

リングタイプの自在金具も、3つの穴があるものが多いです。
2つの穴にロープを通し、3つ目の穴に外側からロープを通して結び目を作ります。

サイズが小さく、持ち運びにも便利です。
3つの穴があるので緩みにくくなっている反面、内側にロープを通すので、テンションは調整しづらいです。

比較的細いロープに対応しているものが多い自在金具です。

自在金具の選び方!

自在金具を購入する際、いくつか確認しなければいけないことがあります。
ここでは、自在金具購入時に確認すべきことを解説します。

穴の大きさをチェック!

自在金具 ロープ 太さ

自在金具は、ロープを通して使うものです。そのため、ロープの太さと自在金具の穴の大きさを確認しましょう。

ロープの太さよりも穴が大きすぎるものを選んでしまうと、自在金具とロープの間に隙間ができやすくなってしまいます。
結果として、ロープが緩みやすくなってしまいます。

逆に、ロープの太さよりも狭すぎる穴の自在金具を使った場合、テンションの調整がしづらいです。
そして何よりも、ロープが自在金具と擦れてしまい、ロープの損傷に繋がってしまいます。

そのため、ロープと金具は同じ大きさのものを選ぶようにしましょう。

素材で選ぶ

自在金具は、主に金属製のものと樹脂製のものがあります。
金属製のものは、そのほとんどがアルミ製となっています。

アルミ製は、サビに強く、軽量で耐久性があります。
自在金具には、ある程度のテンションがかかるため、耐久性は重要なポイントとなります。

その分値段は少し高くなってしまいますが、プラスチックのように何度も買い換える必要がないので、特にこだわりがないのであれば、アルミ性の自在金具をおすすめします。

樹脂製の自在金具は、そのほとんどがプラスチック製となっています。
プラスチックはアルミ以上に軽量のため、持ち運びには適しています。

また、金属よりも加工がしやすいため、様々な形の自在金具があります。
少し変わったアイディア商品のような自在金具もあります。

さらに、プラスチック製のものの中には、夜間でも確認しやすいよう、蓄光型の自在金具もあります。夜間にガイロープ に引っかかってしまったというキャンパーは多いと思います。そんな時に便利な商品です。

耐久力は金属よりも劣りますが、価格はその分やすいので、お気に入りの金属製の自在金具が見つかるまではプラスチックを使用するのもいいと思います。

おすすめの自在金具

  • スノーピーク アルミ自在12個セット
  • エリッゼ アルミ自在金具
  • Coleman 蓄光自在
  • MSR カムリングコードテンショナー

スノーピーク アルミ自在12個セット

高品質で安心のメーカー、スノーピークの自在金具です。
とてもシンプルな作りになっており、色はアルミの色そのままのシルバーカラーで、プレートタイプの2つ穴です。
スノーピークというと値段が高いイメージがあるかもしれませんが、自在金具はそもそも価格が安いこともあり、特に他のメーカーのものと変わりません。

エリッゼ アルミ自在金具

金物の町として有名な、新潟県燕三条市のアウトドアメーカーが販売している自在金具です。
元は金物卸売業だったこともあり、その金属加工力は高く、軽量なのにしっかりとした厚みで耐久力も抜群の自在金具です。

「初心者の方は迷ったらこれでいい」と言ってしまえる自在金具となっています。

Coleman 蓄光自在

アウトドアメーカーのコールマンから販売されているプラスチックタイプの自在金具です。
蓄光型の自在金具となっているため、日中に光に当てておけば、夜間でもすぐにガイロープ の場所がわかります。

小さなお子さんとキャンプに行く場合は、夜のトイレなどでガイロープ に引っかからないように、特に重宝するアイテムです。

MSR カムリングコードテンショナー

登山用のメーカーMSRから販売されている、リングタイプの自在金具です。
登山向けのため、ロープの太さが1.5~3.0mmと細いロープに対応しています。
サイズは小さいですが、アルミ製のため耐久度は高く、3つ穴なので緩みにくいため、ソロキャンプ用のテントなどにも使用することができます。

リングタイプなのでカラビナにつけて持ち運ぶことができ、失くしてしまうことも少ない商品です。

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自在金具で快適なキャンプ

自在金具は、初心者には必須のアイテムになります。自在金具があれば、テントやタープもとても簡単に設営することができます。

値段もとても安いので、初めてキャンプに行く場合は、自在金具を持って行きましょう。

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