アウトドア総合ブランド「サバティカル」が、2019年の夏に販売を開始した「スカイパイロットTC」。
初回販売時以降、再販するたびに完売してしまうほど大変な人気ぶりのテントです。
今回は、スカイパイロットTCについて、公式サイトや実際のレビュー情報を元に、その概要をまとめてみました。
ぜひ、最後までお付き合いいただければと思います。
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スカイパイロットTCは抽選販売!抽選方法は?
大人気な「スカイパイロットTC」は、転売目的での購入を厳しく禁止しており、現在の主な入手方法は、不定期に行われる抽選販売に当選しなければなりません。
抽選は、サバティカルの取扱通販サイト「エイアンドエフオンラインストア」にて行われ、抽選の対象となる商品ラインナップもその時々で変わります。
また、新型コロナウイルス感染症により様々な費用が高騰した影響を受け、2021年11月19日より各商品が値上げしています。
新価格の案内は、エイアンドエフオンラインストアでの「抽選のお知らせ」の中に記載がありますので、狙っている方は以下を参考にしてください。
エイアンドエフ
スカイパイロットTCの基本情報
ここからは、スカイバイロットTCについての基本情報やこだわりについて紹介します。
サバティカルとは?
サバティカルは、現在最も勢いのあるアウトドア総合ブランドとして、歴史ある輸入販売会社「A&F」が近年独自で立ち上げました。
製品作りにおいて「オリジナル」「高品質」「低価格」の3点を重んじ、日々制作に励んでいるそうで
す。
スカイパイロットTCは、そのサバティカルのフラッグシップモデルとして販売されています。
スカイパイロットTCの素材
素材は「TC素材」という、コットンとポリエステルの混紡繊維で作られています。
TC素材は、通気性や遮光性に優れており、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。
痒いところまで手が届いた様々な工夫
ビルディングテープはテントの土台とも言える長方形を作りやすくサポートする役割、ハンガーテープはテント内で置き所に困りがちなランタンを吊り下げられるような役割など、他にもユーザー目線に立った様々な工夫が施されています。
スカイパイロットTCのサイズ感は
重いけど広くて快適
TC素材にはコットンが含まれているので、ポリエステル混紡素材のみで作られたテントよりはどうしても重くなってしまい、総重量は22.4Kgあります。
ですが、その分頂点の高さが270cm、出入り口部分の高さも180cmと、大人でも手が届かないほどの空間になるので、テント内でも頭上を気にせず動き回ることができます。
大人数にも対応できる
収容人数が6〜8人用なので、イベント行事やファミリーキャンプなど、色々な場面で活躍できます。
また少数でのキャンプなら、大人数の時のように宴会スペースとして使うのもいいですが、寝室とキッチンも全部一つ屋根の下に収めたスタイルも叶えられるので、贅沢な気分を味わうこともできます。
スカイパイロットの張り方アレンジ
スカイパイロットTCは、張り方次第で様々な使い方が可能になります。
基本的な張り方で季節問わずシェルターとして
ワンポール+4本で設営したスカイパイロットは室内空間が広いシェルターとして季節を問わず使用できます。
合計4面あるメッシュ部分を開放すれば夏でも快適に過ごすことができます。
また、入り口をすべて開放すると影を大きく作れるタープテントのようなスタイルも可能です!
半分開放スタイル
さらには幕の一部分を跳ね上げることでタープのように使うことができ、屋根付きの広々キッチンスペースも簡単に作れます。
タープとの連結も!
別売りのタープ「マリポサL」と連結することができます。
いずれも同一ブランドのサバティカルから販売されているので、チェックしてみてください。
お座敷スタイルにするなら
天井が高く空間が広いですが、ゆったりとお座敷スタイルでも使えそうですね。
しかし、お座敷スタイルにするならかなり大きなグランドシートが必要です。
公式によると、ビルディングテープ部分の長方形が「幅400✖️奥行き380cm」、サイドの空間まで入れると「幅700cm」となっています。
ただ、サバティカルではグランドシートのオプションは販売していないため、自前で用意する場合はサイズに特に気をつけましょう
スカイパイロット 設営方法
とにかくシンプル
設営に必要な人数は最低でも大人2人ほどが好ましく、時間は20分〜30分ほどで終える方が多いです。
慣れてくると15分ほどで設営できたという声もあります。
大まかには、テントの形状を整えて土台部分の長方形にペグを打ったら、中でポールを立ててロープを張るという流れです。
ポイントは土台の長方形部分テントを広げた時、土台になるビルディングテープを正しい位置に設置することが重要なポイントです。
ここがズレてしまうと、テントがピンと張らず、たゆみの原因となり崩れやすくなってしまうので気をつけましょう。
ベンチレーションを開けておくこちらも設営の序盤ですが、テントの頂点部分にあるベンチレーションは、テントを広げる時に開けておきましょう。
スカイパイロットTCは非常に大きなテントなので、締め切った状態では中に入っての設営作業で空気の入れ替えがしづらくなるだけでなく、空気が篭るためテントが張りづらくなったりします。
安全に設営をするためにも、必ず開けるようにしましょう。
インナーテントは別売り
現在スカイパイロットTCには、同一ブランドのサバティカルから、吊り下げ式の取り付け簡単なインナーテントが別売りで販売されています。
高さ165〜175cm、幅85〜220cm、奥行き240~320cm。
吊るすだけであっという間に4人仕様のツールームテントになります。
スカイパイロットTC専用の商品なので、サイド部分にシンデレラフィットです。
あくまで別売りなので、キャンプの際はインナーテントの用意をお忘れなきよう、ご注意ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
昨今のキャンプブームで突如現れた大人気ブランド「サバティカル」の、顔とも言われる商品「スカイパイロットTC」。ユーザー目線に立った設計や工夫、価格設定、デザインなど、魅力的なポイントがたくさんありましたね。今回の記事がこれからテントを購入される方の参考になると嬉しいです。