焚き火アイテム

焚火台TOKOBI(ベルモント)をレビュー!デメリットはある?

tokobi レビュー

燕三条の人気アウトドアブランドbelmont(ベルモント)より販売されている焚火台TOKOBI。
その個性的な形状からどのように活用できるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
焚き火や調理での使いやすさはもちろんのこと、オプションパーツでより機能性を高めることのできるTOKOBIの魅力について今回はご紹介させていただきます。

TOKOBIのサイズや外観

tokobi サイズ
使用時 約415×460×320mm
収納時 約260×460×60mm

やや複雑な形状にも見えるTOKOBIですが、収納時はワイヤーシェルフと足部分を内側に折り畳むことで薄くコンパクトに持ち運ぶことが可能です。
(ワイヤーシャルフ、メッシュシートは取り外し可能)
本体は薪床となるメッシュシート、メインフレーム、ワイヤーシェルフと非常にシンプルな構造のため組み立てや片付けも簡単にできます。

tokobi 収納ケース

こちらが収納ケースに入れた状態

トランクカーゴに収納

定番のトラスココンテナボックス50Lに収納してみました。
高さに余白を残して蓋もしっかり閉めることができるのでコンテナボックスでの運搬も可能です。
同じベルモントのソロ用焚火台TABIと収納状態を比較してみます。

tabi tokobi 比較

TOKOBIの方が多少サイズは大きくなりますが、ソロキャンプとファミリーキャンプ兼用で使用することを想定するとどちらでも程よいサイズに感じます。

外観

焚き火台 TOKOBI 外観

外観としては同メーカーから販売されている五徳をベースに大きくしたような印象です。
非常にシンプルな外観で薪床にはメッシュ素材を使用しているため圧迫感なく活用できます。

焚き火台 TOKOBI 外観②

手を上に大きく広げたような形で取り付けられるワイヤーシェルフは2本のワイヤーが備わっているため、高さを調整しながら調理することも可能となっています。

セット内容

品番 BM-273
品名 焚き火台 TOKOBI
本体価格 ¥13,000(税込価格¥14,300)
材質(本体) 18-8ステンレス
材質(収納ケース) ナイロン
重量 約2.2kg
JAN 4540095042739
製造国 日本

メインフレーム(本体)

焚き火台 TOKOBI メインフレーム

サイドにブランドロゴが刻まれたシンプルなメインフレーム。
厚みのある形状に安心感を感じます。
ワイヤーシェルフと脚、メッシュシートをメインフレーム内に収めて収納することで約260×460×60mmと非常にコンパクトにまとめることが可能です。

メッシュシート

焚き火台 TOKOBI メッシュシート

約330×380mmのメッシュシートはステンレス製。
メッシュ素材のため柔軟性があり風の通り道も確保されているため燃焼効率も良さそうです。

ワイヤーシェルフ

焚き火台 TOKOBI ワイヤーシェルフ

上下2段(幅約325mmm/約275mm)のシェルフは火加減が調節しやすく、シンプル設計ながらも大きな鍋やダッチオーブンも載せられる程の耐久性が備わっています。
ベルモントから販売されているワイド五徳との相性も良いサイズ感です。

オプションパーツで機能性を強化

TOKOBIステンレス網[BM-274]

焚き火台 TOKOBI ステンレス網

ワイヤーシェルフの上下段どちらにもピッタリとフィットできるロストルです。
ずり落ちてしまう心配がない上にワイヤー上をスライドできるため薪の調整や調理の際にもストレスなく活用できます。

TOKOBIアイアンプレート(側板付き)[BM-275]

ワイヤーシェルフの上下にピッタリフィットできるアイアンプレートは網で調理できない焼きそばや鉄板焼きなどに大変便利です。
またアイアンプレートを下段の側板へ装着し、付属の側板を本体フレームのフラットバーに吊り下げることでオーブンのような調理も可能です。
家族でピザなど焼いて楽しんで見たくなりますね。
オーブンとして使用しない時には炭受けとしても活用できます。

TOKOBIサイドカバー2個セット[BM-268]

焚き火台 TOKOBI サイドカバー

TOKOBI本体のサイドから火の粉や灰が落ちるのが気になる方はメッシュシートのサイドカバーがおすすめです。
サイドを塞ぐことで薪や炭の調整が少し不便になるものの、火の粉や灰による周囲への負担を軽減することができる環境にも配慮したオプションパーツです。

TOKOBIチムニースクリーン[BM-226]

今年3月に発売された新たなオプションパーツです。
ステンレスパネルで覆われた箱型のチムニースクリーンはTOKOBIに載せて使用することで二次燃焼効果が発揮できます。
上昇気流により煙突効果が高まることで煙の量を大きく抑えることができます。
また風防としての効果もあるため風が強い日にも安心して焚き火を楽しむことができます。
焚火で発生する煙に悩まされていた方におすすめのオプションパーツです。

TOKOBIの組み立て方

シンプル構造のTOKOBIは組み立て方も非常にシンプルです。
順を追って組み立ててみます。

手順①脚を広げる

焚き火台 TOKOBI 組み立て 手順①脚を広げる

メインフレーム内に折りたたまれている脚を広げます。
脚は両サイドに並行するような形で備わっており、想定位置まで広げると台形をした土台が完成します。
ある程度左右に衝撃を加えても大きくぶれることなく安定感があります。

手順②メッシュシートの装着

焚き火台 TOKOBI 組み立て手順手順②メッシュシートの装着

長方形のメッシュシートの長辺側面には、メインフレーム両サイドに引っ掛けるためにコの字型の金具が備わっています。
フレームに引っ掛けるだけの装着となりますが、メッシュシートに薪を乗せることで上からの力が加わり火床としての安定感が増します。

焚き火台 TOKOBI サイドカバー装着

今回はオプションのサイドカバーも装着しました。
サイドカバーはそのままだとうまくはまらないため、メッシュ部分の角2箇所に軽く折り目をつけることで安定した形で取付けられます。

手順③ワイヤーシェルフの装着

焚き火台 TOKOBI 外観

メインフレームの左右両端にはワイヤーシェルフを取り付けるための穴が備わっています。
ワイヤーシャルフが外側に開くような形で備わるよう向きに注意しながら両サイドへ取り付けます。

組み立て オプションのロストル

オプションのロストルを載せるとこのような形になります。
これらの簡単な3ステップで簡単に組み立てることができました。
今回は慣れていない状態で組み立てに2分ほどかかりましたが、慣れれば収納状態から1分かからずに準備できそうな印象です。

ゴトクサイズ・耐荷重

ゴトクサイズ

焚き火台 TOKOBI 五徳サイズ

ワイヤーシェルフ上段は奥行約310mm、下段は奥行約270mmとなっています。
横幅はともに約400mmとなっておりますので、これらの奥行を満たし横幅に収まるゴトクの使用が可能となっています。

耐荷重

tokobi 耐荷重

シンプルな設計ながらも安心感のあるしっかりとしたフレームと脚が備わっているため、その耐荷重は最大21kgと安心感があります。

TOKOBIの高さはどう?

ローチェアでは?

ローチェア tokobi

一般的にローチェアは座面の高さが20〜40cm程の高さのチェアを指します。
対してTOKOBIの組み立て時メインフレームの高さは約230mm。
実際に座って使用してみると違和感なく火の調整をすることができました。
調理に関してワイヤーシェルフ下段と上段の高さには5cm程の差がありますが、どちらも違和感なく使用できました。

地べたスタイルでは?

地べたスタイル tokobi

地べたスタイルでTOKOBIを使用する場合も焚き火と調理どちらも問題なく楽しめそうですが、ローチェアと比較すると多少高さに違和感を感じます。
地べたスタイルでもTOKOBIを活用することは出来ますが、ロースタイルの方がしっくりとした使用感が得られます。

燃焼効率は?

tokobi 燃焼効率は?

この日はそれほど風を感じることがなかったものの、着火から1、2分程度でみるみる火の勢いが増していくのを実感しました。
火床にメッシュシートを採用している点と火床自体の面積が広いことで燃焼効率は非常に優れています。
ガンガン激しい勢いで薪が燃える反面、煙も大量に上がってくる点が気になりました。
火力自体は問題なさそうですが、煙が気になる方はオプションパーツで二次燃焼を促した方が良さそうです。

薪の長さは?

TOKOBI本体の奥行きは約46cmとなっています。
キャンプ場などで販売されている長さ45cm程の薪も加工せずに燃やすことが可能です。
また火床が広いため、自身で用意した短めの薪を使用する際には薪の位置や量を調整しながら火力も調整しやすいと感じました。

メリットに感じる点

2つ同時に調理が可能

tokobi 調理

複数同時の調理には焚き火台のほかにバーナーを用いる方が多いかと思います。
しかしTOKOBIは横広設計の焚き火台のため、ほかにバーナーなどの熱源を用意せずに調理器具を横に二つ並べて同時調理が可能です。
メスティンでご飯を炊きながら鍋を置いてお湯を沸かしたりなど、自宅でのガスコンロ調理のような感覚で使用できるのは嬉しいですね。
調理時間の時短にもつながります。

使用後の片付けが簡単

使用後の片付けが簡単

メインフレームから火床のメッシュシートを取り外すことができるため、
使用後は灰の乗ったメッシュシートを折り畳んで持ち運ぶことが可能です。
メッシュシートはステンレス製のため大変高温となっている場合があります。
高温となっている場合は必ず耐熱グローブを着用して持ち運びましょう。

コンパクトに持ち運べる

tokobi コンパクト

ファミリーキャンプでも申し分なく使えるサイズ感のTOKOBIですが、薄型コンパクトに持ち運べるのは大きなメリットです。
軽量コンパクトを売りにしたソロ用焚き火台と比較すると気軽にリュックに入れて持ち運べるほどのコンパクト性はありませんが、それでも持ち手付きの収納袋に入れて運ぶことで大きな負担なく十分コンパクトに持ち運ぶことが可能です。

拡張性が高い

基本的な焚き火や調理を楽しむという機能は一般的な焚き火台と同様にTOKOBI本体のみでも実現できます。
それに加えて火床の機能性向上やオーブン機能の搭載などオプションパーツを追加することで拡張性を上げられる点は他の焚火台にはなかなかないポイントだと感じます。
こだわり派のキャンパーには特に嬉しい機能ではないでしょうか。

気になる点

メッシュなので地面への影響が懸念される

地面への影響

メッシュ素材の火床は風通しが非常に良いので燃焼効率が大きく向上するというメリットがあります。
その反面、燃焼した薪が細かな灰と化した際、メッシュの隙間から地面へ灰がこぼれ落ちてしまう点も懸念されます。
普段から地面に焚火シートやスタッパシートを敷かれている方はそれほど気にならないかもしれません。
TOKOBIは直置きして使用すると芝生や地面を痛めてしまう危険性が高いため、使用する際は必ず難燃性のシートを敷きましょう。

収納時脚が固定されない

※脚がぶらぶらした状態の写真
脚を折り畳んで収納する際、ぶらぶらとした状態になってしまいます。
実際に焚き火台として使用する際には問題ありませんが、出し入れする際にプチストレスを感じます。
気になる方はゴムバンドなどを用意して固定すると良いでしょう。

ソロキャンプではやや大きめ

ソロキャンプ用に用いられる焚き火台は軽量かつ最低限のサイズの製品が多い印象です。
その点TOKOBIはある程度のサイズがあるため複数調理が同時に可能などメリットもある反面、ソロキャンプで用いるにはやや大きい印象です。
オートサイトなど車でキャンプ道具を運搬される方はそれほど気にならないでしょう。
重量は約2.2kgとそれなりにありますので、バックパック一つでキャンプを楽しみたいソロキャンパーにはあまりおすすめできません。

比較される製品とスペック比較

ベルモント TABI

材質 チタニウム、18-8ステンレス
サイズ(使用時) 237×360×170mm
サイズ(収納時) 178×360×15mm
重量 約478g

TOKOBIと同じベルモントから販売されている焚き火台です。
ソロ用焚き火台を想定して作られているためTOKOBIよりもサイズは小さくなりますが、素材はチタンでできているためその重量はわずか478gと非常に軽量です。

Kemeko コンパクトバーベキューグリル

材質 SUS410ステンレス、スチール
サイズ(使用時) W280×H250×D210mm
サイズ(収納時) W295×H230×D350mm
重量 約1.3kg

TOKOBIと同様に薄型コンパクトに収納袋に入れて持ち運べるKemekoのコンパクトバーベキューグリルは付属品全て合わせても重量薬1.3kgと非常に軽量なグリルです。
横幅は280mmとなっているため長い薪をそのまま使用するのは難しいですが、TOKOBI程のサイズは必要としない軽量コンパクト重視のキャンパーにおすすめです。

キャンピングムーン B4型ソログリル

材質 ステンレス304
サイズ(使用時) 315×315×285mm
サイズ(収納時) 325×270×25mm
重量 約1.05kg

TOKOBIと同様にメッシュシートを火床として採用したB4型のソロ用グリルです。
本体の形状は正方形でどの位置からも扱いやすい設計ですが長い薪はそのままくべるとはみ出してしまう場合があります。
シンプルな設計ですがフレームの形状を工夫することでその剛性を上げています。
ゴトクを載せる高さは2段階に調整可能となっています。

Joyfactory ステンレス焚火台

材質 ステンレス
サイズ(使用時) W44×D24.3×H21.2cm
重量 約3kg

TOKOBIと同様に幅広サイズの焚火台のためキャンプ場などで販売されている40cmの薪を切らずにそのまま利用できます。
本体の組み立て、分解はスリットの抜き差しのみで簡単にできます。
用いられているステンレスは1.5mm厚ととても丈夫な仕様となっておりますが、その分TOKOBIよりも重量が大きくなっています。
専用のごとく棒が4本付属しており、ケトルや鉄板、焼き網など用いるギアのサイズに合わせて棒の位置を調整して使用できます。
本体に安定感があるためダッチオーブンも安心して乗せることができます。

まとめ

これまで様々な焚火台を使用してきましたが、TOKOBIは基本的な使い心地や耐久性はもちろんのこと、他にない拡張性などにも優れており完成度の高い焚火であることを実感しました。
焚火台の新調を考えている方、あるいはこれからキャンプを始めるスタートアップの一台としてベルモントのTOKOBIを検討してみてはいかがでしょうか。

ABOUT ME
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自然が大好きなアウトドア愛好家。 ライターさんの記事の管理やアウトドア関連の情報を発信しています。

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