キャンプには欠かせない「焚き火」。焚き火台を囲んで、揺れる炎を眺めながらおしゃべりをしたり、身体を温めたり、料理をしたり。
出番が多いからこそ、焚き火台にはこだわりたいもの。
ただ、少し調べてみるだけでも焚き火台にはたくさんの種類がありますよね。
そこで、「どれを買っていいかわからない!」という方に、まず1台目としてお薦めなのがUCOの「フラットパックグポータブル グリル&ファイヤーピット」。
初心者にも扱いやすい、かつ機能&見た目にもこだわりのある製品です。
私自身、実際に10回以上使ってみた結果、UCOを選んでよかったなと思っています。
そこで、ここでは「UCOの焚き火台を買ってよかった!」ポイントについて詳しくご紹介していきます。
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UCOのフラットパックグポータブル グリル&ファイヤーピットの商品スペック
注目は「折り畳んですっきり収納
1973年にアメリカ・ワシントン州で設立されたIndustrial Revolution社。UCOは同社を代表するアウトドアブランドの1つです。
アウトドアで「火」のあり方を追及してきたUCOは、本製品の他にもキャンドルランタンなどの名作を世に送り出しています。
まずは、本製品のスペックから見ていきましょう。
フラットパックポータブル グリルのスペック
サイズ | 34×25.4×28.5cm(使用時) 37.5×27×3.5cm(収納時) |
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サイズ | 1.75kg |
重量 | 9kg |
材質 | ステンレス鋼 |
付属品 | メッシュ網、網用ハンドル、収納ケース |
生産国 | MADE IN CHINA |
UCOの焚き火台は、まるでノートPCのような薄さ(3.5cm)・サイズ(37.5×27cm)に折り畳んで持ち運ぶことができます。
収納ケースは、別売りでも購入したくなるほどおしゃれ。
ダークグリーンのキャンバス地に、本革風のワンポイントが付いています。
ケース上部のふた部分はマジックテープで開閉が可能。
ケースへの収納時も引っ掛かりがなくスムースで、付属のメッシュ網・網用ハンドルを一緒に入れることができます。
ケースに入れた状態だと、荷物にもすっきり収まって気持ちがいい!
汚れも目立ちにくい色で、他のキャンプ用品にもしっくりとなじみます。
UCOから発売されている焚き火台は本製品の他に、もう一回り小さい「ミニフラットパックポータブル」もあります。
本製品より小さい焚き火台をお探しの方は、そちらをチェックしてみるのも良いかもしれません。
UCOのフラットパックポータブルグリルは30秒で組み立て完了
「組み立て」というとパーツ同士を組み合わせて…というイメージですが、本製品は本体に回転式の足が付いているだけなので30秒で準備が完了してしまいます。
ケースから出したら、足部分をひっくり返してクロスさせ、畳まれたマチ部分をぱかっと開くだけ。
特に力も必要ないので、女性の方でも簡単に扱うことができるのがポイント。
UCOの焚き火台を使えば、すぐに火おこしに取り掛かることができます。
UCOのフラットパックポータブルグリルは洗練されたデザイン
UCOの焚き火台が、まず他製品と異なる印象を与えるのは、ケースから出したときに正面に見える型押しされたロゴデザイン。
アメリカ発のブランドらしさが出ていますね。
また、薪の受け皿となる部分はシルバー、足はブラックと異なる配色なのも絶妙なバランスです。
さらに、本製品の特徴は使っている時に横から見ると側面がハートマークに見える所。
焚き火台は割と武骨な印象を与えるものが多い中で、UCOの焚き火台は丸みを感じるデザインとなっており、使えば使うほど愛着が湧いてきます。
元々は光沢のあるシルバー色ですが、何度も使用するうちに写真のように味が出てきました。何度も使って「道具を育てる」ということも楽しみの一つになってきます。
購入当初は本体の薄さに「耐久性はあるのだろうか…?」と少し不安を覚えましたが、毎度の長時間の燃焼も全く問題ありません。
ステンレス製のため錆びにくく耐久性があり、お手入れも簡単です。
また、灰の落下が気になる場所での焚き火は、本体の下に灰受けを置いた方が安心です。
下部に小さな隙間があるため、そこから灰がこぼれ落ちることがありました。
フラットパックポータブルグリルはソロ~2-3人での使用にベストマッチ
使用を継続していて感じるのは「薪の持ちが良い」こと。その理由を調べてみると、側面に開いた4つずつの穴でした。
適切な場所に開けられた穴により、炎に空気が過度に入らない設計になっており、ちょうど良い炎のサイズを長時間キープできます。(ただし、より多い人数で焚き火を楽しみたい方にとっては、本体・炎のサイズ共にちょっと小さく感じるかもしれません。)
また、着火時にこの穴からチャッカマンなどを差し込むことができるのがとても便利です。
付属のメッシュ網をセットし、フライパンやポットを使って調理ももちろん可能ですが、ここでちょっと触れておきたいポイントがあります。
UCOの焚き火台に付属のメッシュ網は、本体の上に乗せて使用するため設計になっています。
一方、他の焚き火台には、本体に乗せるのではなく、薪を置く前に底部分にセットするためのメッシュ網が付いていることがあります。
焚き火台の底部分にメッシュ網をセットすることによって、空気を入りやすくして燃焼効果を上げることができるのです。
ただし、UCOの焚き火台には底に敷くためのメッシュ網は付いていません。
そこでおすすめなのが、100円ショップのダイソーの水切りスタンド・32.8㎝×9.5㎝です。本製品の底部分のサイズにぴったりなので、薪や炭を入れる前に底に置くことで使用することで燃えやすい状態にするこができます。
100円で使い勝手が良くなるなんてお手軽ですよね。もしUCOの焚き火台を購入される場合には、是非こちらも一緒に入手されてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
個人的には本体の使いやすさもさることながら、収納ケースもクラッチバッグとして使いたいくらい素敵でとても気に入っています。
UCOの焚き火台は、大人数で大きな炎を上げての焚き火を検討されている方にはあまり向いていませんが、機能面・デザイン面・使用感で非常にバランスが良く、特に初心者の方やソロキャンパーが持っていて損はない1台だと思います。
それぞれのキャンプスタイルにぴったりな焚き火台が見つかると良いですね。