DODのワンタッチテントは『組み立てが簡単』『おしゃれな見た目』『値段もお手頃』と高評価のテントです!
使用人数は2人用となっていますがソロキャンプでもおすすめできる小型のテントです。
この記事では、DODワンタッチテントのメリットやデメリットを細かくレビューしていますので
ワンタッチテントの購入を迷われている方は、ぜひ参考にしてください。
後半ではこのDODワンタッチテントのおすすめの活用方法もお伝えします。
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DODワンタッチテントT2-629のスペック
組立サイズ(外寸) | (約)W230×D150×H117cm |
---|---|
インナーサイズ | (約)W225×D145×H105cm |
収納サイズ | (約)W70×D19×H19cm |
重量(付属品含む) | (約)3kg |
収容可能人数 | 大人2名 |
材質 | トップ:66Dポリエステル フロア:ポリエチレン ポール:グラスファイバー |
最低耐水圧 | 1500mm |
付属品 | トップシート、ペグ、ロープ、キャリーバッグ |
DODワンタッチテントの魅力!
組み立てが早くて簡単
なんと言っても組み立ての早さはびっくりするほど早く立てることができます。
一般的な小型のテントの場合はポールつなぎ合わせてスリーブに通すのですが意外と手間がかかります。
ポールが長いものが多く広い場所での作業が必要になります。
このワンタッチテントの場合には天井部分のロープを両サイドに引っ張るだけで簡単に早く設営することができます。
シンプルでカッコいいおしゃれな見た目!
DODの製品はちょっと個性的なモノもありますがこのワンタッチテントは個性が少な目で年齢・性別問わずどなたでも使用できるシンプルなテントです。
どんなキャンプサイトにも合う万能なデザインです!
値段が安くコスパが良い!
テントの中ではかなり安いテントです。
10,380円で十分な機能が備わっています。
値段が安いのでこれからキャンプギアを揃える人は初期費用が抑えられるので特におすすめです。
DODワンタッチテントを詳しくレビュー!
内容物
テント本体・トップシート・ロープ・キャリーバッグ
構造
DODワンタッチテントはシングルウォールの小型のテントです。
通気性を重視したテントなのでダブルウォールのテントと比べて長時間の雨の場合は侵入する恐れがあります。
一般的なシングルウォールとダブルウォールの特徴
シングルウォール | ダブルウォール | |
軽量性 | 軽い | 重い |
結露 | 弱い | 強い |
雨耐性 | 弱い | 強い |
通気性 | 良い | 悪い |
それぞれ一長一短あります。
サイズ
2人でも余裕のあるサイズ感です。
ソロだと荷物を沢山入れることができます。
コットやテーブルを入れてもまだまだ余裕があります。
素材
テントの本体の生地はポリエステルで雨に強い素材です。
シングルウォールでも雨には耐えられる耐水圧があり縫い目から水が浸入してくることはありません。
フロアの生地は分厚いPE素材です。
触った感じは安いブルーシートのような質感です。
最初に見た時はかなりチープさを感じました。
分厚いので畳むときにごわつく点が少し残念な部分です。
何度か使用していくうちに使いやすさが勝り気にならなくなりました。
出入口が大きい
入り口が大きく出入りがしやすいく大きな荷物を入れることができます。
また、コットなど大きなものも組み立てた後に入れることができます。
3か所にメッシュを採用
天井部・ドア部分・テント後方はメッシュにできるので夏でも通気性が良いです。
どの面も大きめのメッシュになっておりテント内の熱気や湿気を出してくれます。
メッシュへの切り替えはテント内から行えるのでテント内の気温に応じて調整出来ます。
大きなメッシュウィンドなのでオールメッシュにするとテント内から外の景色を見ることができます。
メッシュは非常に細かいので虫が浸入する心配はありません。
ランタンフック
テント内に一つランタンがかけられるフックがあります。
テント内に灯りを掛けられる地味に便利な機能です。
トップシート
トップシートをつけることで雨を防ぎます。
取付方法は簡単で4か所に固定具をテントのフレームにはめ込むだけです。
メッシュ部分を通気性を損なわないように隙間が設けられています。
また、雨がテントに入らないようにメッシュ部分をしっかりと覆う大きめのシートになっています。
テント内のメッシュポケット
テント内には大きめのメッシュポケットがありスマホなどを入れることができます。
大きめなので出し入れがしやすいのはストレスなく使用できます!
ロープ
風が強い時には付属のロープ4本で固定しておくと安心です。
ロープには反射素材が編み込まれているので夜間の視認性を高めます。
4本ともにアルミ製の自在金具がついているので長さ調節が簡単にできます。
ペグ
ペグが8本付属します。
硬い地面では打ち込めないのでペグは追加で購入した方が良いです。
風でテントが飛んでいかないようにするためにペグは重要です!
ペグの長さは20cm程度でも良いので是非、揃えてください!
キャリーバッグ
テントと同じ生地のキャリーバッグ付きです。
キャリーバッグに持ち手がついているのでコンパクトにまとめて持ち運びがしやすいです。
テントを入れた後にコンプレッションベルトを締めると更にコンパクトになるのが便利な点です!
DODワンタッチテントの設営手順
ワンタッチテントを設営をしてみると簡単さに感動します!
この状態から広げていきます。
真ん中にフレームがあるので自立させます。
4本のフレームをすべて広げます。
フレームが真っすぐに伸びていないと故障の原因になりますので確認を忘れずに行ってください。
テントを広げるのはフレーム上部にジョイントロープと呼ばれる2本のロープがありますのでそれを引っ張ります。
広げるコツは2本のロープを左右に大きく引っ張り上げる感じです。
基本的には一人で組み立てることができます。
小柄な女性の方は少し苦労する可能性がありそうです。
広げるときの注意点として生地がフレームに挟まったりしていないか注意して行ってください。
生地が挟まっていることに気付かずに勢い良く広げてしまうと生地が破れてしまう可能性がありますので注意してください。
ジョイント部分が『カチッ』となって結合するまでロープを引っ張ります。
写真のようにジョイント上下の部分が結合するとテントが広がり自立します。
トップルーフの取り付け
トップルーフの取り付けは必ず必要というわけではないですが天候に応じて取り付けてください。
天候の良い暖かい時期やタープを上に張る場合・カンガルースタイルの場合などは使用しなくても大丈夫です。
最後にテントにペグを打ってガイロープを張れば完成です!
DODワンタッチテントのたたみ方のコツ
DODのワンタッチテントは小さく畳まないとキャリバッグに収まらないというデメリットがあります。
テントの素材でも触れましたがフロアシートがごわついていてコンパクトにまとまりにくいです。
収納キャリーバッグに収まるようにコンパクトにまとめられる畳み方を紹介します。
ジョイントを外します。
フレームの黄色のテープが貼っている個所を下に押すとジョイントが外れます。
組み立ての時のようにフレームを自立しさせます。
テント内に空気が沢山あるとコンパクトにならないので手で押さえてしっかりと空気を抜きます。
フレームをたたむ前にフレームのロックが外れていることを確認します。
写真は外れている状態です。
フレームのロックは先端側に引っ張ると外れます。
フレームを中央に折りたたんでいきます。
できるだけ空気が抜けるように畳んでください。
更に4角を折りたたんでいきます。
数字の順番が折りたたみやすく感じました。
フレームをひとつにまとめていきます。
生地のシワをとりなが行うと良いです。
横にしてフレームを芯にして巻いていきます。
最後に付属のストラップで止めれば完成です。
キャリーバッグに入れてもゆとりがあります。
DODワンタッチテントのメリット・デメリットのまとめ
メリット①軽量コンパクト
山岳テントには敵いませんが車を使用したキャンプであれば3キロ程度の重さは気になりません。
キャリーバックに持ち手がついておりコンパクトに持ち運びできる点は使いやすくとても便利です。
メリット②設営が簡単
設営は想像以上に簡単です。設営に時間がかからないので有意義に時間を使うことができます。
設営スペースが少ない点も嬉しいポイントです。
メリット③通気性が良い
メッシュが部分が大きいので涼しく過ごせます。
天井部のベンチレーターでテント内の熱や湿気を排出でき快適に過ごせます。
メリット④コスパが良い
何度も言いますが値段以上のコスパの良いテントです!
デメリット①畳み方が苦労する
フロアの生地が分厚くごわつきがあるのできれいに畳まないとキャリーケースに収まらないので最初は少し苦労します。
先ほど紹介したたたみ方に慣れれば解消されます!
デメリット②冬は不向き
シングルウォールのテントなのでDODワンタッチテント単体での使用は寒いので向いていません。
逆にシングルウォールを活かしてカンガルースタイルのインナーテントとして使用すると冬キャンプが快適になります。
デメリット③結露しやすい
冬など気温差が激しい時期は結露しやすいです。
これもシングルウォールテントのデメリットと言えます。
帰宅時に結露でテント乾かないこともあるので余分にタオルを持参してふき取るなどの対策をすれば解決できます!
DODワンタッチテントを快適に!
タープとの組み合わせがおすすめ!
DODワンタットテントを快適に使用するならタープとの組み合わせがおすすめです。
DODのコスパが良いいつかのタープとの組み合わせが特に良いのではないかと思います。
前室がないDODワンタッチテントに大きなリビングスペースを作ることができキャンプの快適さとキャンプサイトの見栄えが一気に上がります!
冬に使用するならカンガルスタイルがおすすめ!
DODワンタッチテントはシングルウォールなので冬のキャンプには不向きですが冬はワンポールテントなどの中に入れてカンガルースタイルで使用すると寒い冬も暖かく過ごすことができます。
電気毛布や冬用の寝袋を使えば真冬のキャンプでも活躍してくれます。
グランドシート・インナーマットの必要性
DODワンタッチテントのフロア生地は分厚くて丈夫そうですがグランドシートは必ず必要です。
小石でスレたりすると消耗して破けてしまう可能性があります。
ワンタッチテントが破れてしまうとテントごとの買い替えになってしまいます。
テント本体が破れないためにグランドシートを使用しましょう。
ブルーシートなどでも代用できますがサイズのピッタリ合う専用品がおすすめです。
DODのグランドシート
DODからDODのテント専用のグランドシートが販売されています。
ただ、ワンタッチテント専用というわけではなさそうでテントを置いてみると若干小さく感じます。
ワンタッチテントのフロアサイズ | 230cm×150cm |
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DODグランドシート | 190×120cm |
ピッタリサイズというわけではないので検討の際はご注意ください!
シートは丈夫で質感は良いグランドシートです。
また、他社製品のグランドシートの方がサイズが大きいモノがあります。
サイズを合わすならこちらも検討してみてください。
GEERTOP テントシート グランドシートL 210×130
オレゴニアン・キャンパー グランドシート Lサイズ 200×140
インナーマットのおすすめ
室内を快適にするためにインナーマットが必要です。
安くておすすめのインナーマットはサンドリーのマット(約200×140×厚0.8cm)です。
大きさがDOOワンタッチテントのフロアとほぼ同じサイズとなります。
かなりチープな質感ですが安く抑えたい人はチェックしてみて下さい!
カンガルーテントとの比較
DODにはワンタッチテントとよく似たカンガルーテントが販売されています。
こちらもワンタッチで設営できるとても人気なテントなのでワンタッチテントの購入の前にチェックしておくことをお勧めします。
ワンタッチテント | カンガルーテントS | |
組立サイズ(外寸) | W230×D150×H117cm | W220×D150×H128cm |
インナーサイズ | W225×D145×H105cm | |
収納サイズ | W70×D19×H19cm | 直径21×長さ70cm |
重量(付属品含む) | 3kg | 4.3kg |
収容可能人数 | 大人2名 | 大人2名 |
材質 | トップ:66Dポリエステル フロア:ポリエチレン ポール:グラスファイバー |
壁面:コットン フロア:210Dポリエステル(PUコーティング) フレーム:アルミ合金 |
最低耐水圧 | 1500mm | 5000mm ※フロアのみ |
付属品 | トップシート、ペグ、ロープ、キャリーバッグ | テント×1、グランドシート×1、ペグ×4、ペグ収納袋×1、キャリーバッグ×1、タイベルト×1 |
価格 | 10,380円 | 15480円 |
ワンタッチテントと形状の近いカンガルーテントの一番の違い素材の違いです。
カンガルーテントの方はテント本体の生地に結露に強いコットンを使用しています。
コットン生地は通気性が良く夏場は涼しく熱がこもりにくいメリットや結露がしにくいメリットがあります。
ただ、防水性がないので名前の通り大きめのシェルターの中に入れて使用するカンガルースタイルのインナーテントとしての使い方がメインとなります。
グランドシートが標準でついていたり窓が4面あったりとワンタッチテントとの違いがいつかあります。
冬のキャンプで結露が気になるならこちらのカンガルーテントがおすすめです!
まとめ
DODワンタッチテントの魅力は伝わりましたでしょうか?
デメリットもいくつかありますがそれ以上にメリットがあるコスパの良いテントです。
使い方次第では冬でも使用できるので通年してキャンプをする方も検討する価値はあると思います。