ファイヤーボックスはコンパクトでソロキャンプには抜群に使い勝手が良く、料理にも焚火の観賞用としても愛用する人が多い焚火台です。
今回はこのファイヤーボックスG2ストーブの使い方や感想を紹介します。
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ファイヤーボックスのスペック
商品名 | FIREBOX G2 |
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サイズ | 幅12.7×高さ19㎝ |
重量 | 907グラム |
素材 | ステンレス |
付属品 | ファイヤースティック2本、灰受け1枚、ケースが付属 |
ファイヤーボックスは大きさの違うG2ストーブとナノストーブがあり、それぞれ素材の違うステンレスとチタンがラインナップであります。
- FIREBOX G2 ストーブ ステンレス
- FIREBOX G2 ストーブ チタン製 (日本では出回っていない)
- FIREBOX GEN2 ステンレス製
- FIREBOX GEN2 チタン製
グリルプレートやケースが付いたセットもあります。
FIREBOX G2 ストーブ コンプリートセット
グリルプレート、ファイヤーグレート(2枚)、ボイルプレート、ファイヤースティックなどがセットになっている。
ファイヤーボックスG2はコンパクト
ファイヤーボックスの特徴はなんといっても折りたためてとてもコンパクトであることです。
リュックに入れれてもかさばることもなくとても重宝します。
バックパックキャンプではピコグリルが人気ですが比べてもファイヤーボックスのほうがかなりサイズは小さくなります。
収納サイズ
ファイヤーボックスG2 | 12.7cm×19cm×0.95 |
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ピコグリル | 33.5cm×23.5cm×1cm |
重量
ファイヤーボックスG2 | 907g |
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ピコグリル | 405g |
重さはピコグリルの方が軽いです。
ファイヤーボックスは煙突効果で燃焼効率が良い
ステンレスのシンプルな一体化構造となっていて底部から空気を吸い込み煙突効果によって勢いよく燃えてくれます。
少ない燃料で強い火力を得られますのでケトルなどでお湯を沸かすのも非常に早いです。
また、ステンレスで覆われた構造なので風に強いのは通常の焚火台よりも使いやすい点です。
少ない薪でも長持ちしてくれます。
ネイチャーストーブとしての使い方もできる
ネイチャーストーブとは身近に落ちている枯れ葉や小枝などを燃料にして少ない燃料で焚火を楽しんだり暖をとったりするストーブ(焚火台)のことで、このファイヤーボックスもネイチャーストーブとしても十分に活躍してくれます。
チビチビと小枝を入れながら焚火を楽しむことができるのもファイヤーボックスの魅力です!
ステンレス素材の頑丈なボディで歪みはなし!
使っていて印象的なのは厚みのあるステンレスのボディです。
米国製で907gとしっかりとした重さがあり、頑丈で耐久性があります。置いた時の安定感も良い点です。
ピコグリルやブッシュボックスと比べても明らかにわかるほど頑丈な作りをしていて使っていて安心感があります。
ピコグリルやブッシュボックスと比べて重さがある代わりに重厚感があります。
とにかく軽量を目指す場合にはデメリットとなりますが重厚感=安心感は少しのデメリット以上の価値はあるのではないかと思います。
ブッシュボックスとの違いは?どっちが良い?
ブッシュボックスとファイヤーボックスはよく似ていますが使用用途が多いのはファイヤーボックスではないかと思います。
ボディ強さや重さの違いなど細かく見ていくとどっちが良いか迷ってしまいますが使い勝手が良く丈夫で重厚感があるファイヤーボックス良いのではと思います。
ブッシュボックスの見た目のカッコよさと軽量感も捨てがたいですが・・・
ファイヤーボックスは錆びる?
ファイヤーボックスの素材はステンレスで基本的には錆びにくい材質になっています。
ただ、使用頻度や状況によっては錆びてしまう部分もあります。
写真のようにロストル部分は消耗しやすい部分で少し錆色がでているように見えます。
ファイヤーボックスは各パーツを完全にバラすことができないので手入れが行き届かない部分があります。
特に蝶番部分に関しては汚れも付きやすくメンテナンスが難しいので注意が必要です。
気になる方は使用後はもちろんですがまめに潤滑油などで拭いたほうがよさそうです。
ファイヤーボックスG2ストーブの使い方
ファイヤーボックスの基本的な使い方を紹介していきます。
本体に収まっているスティックをそれぞれ抜きます。
灰受けが本体に綺麗にハメ込まれていますので外します。
ファイヤーボックスは本体・ファイヤースティック2本・灰受け(アッシュパン)で構成されています。
ファイヤーボックスの組み立てはとても簡単です。
パーツが蝶番で連結してあり、きれいに折りたたまれる構造になっていますので使うときはパカパカと開いて展開していきます。
本体部分は1秒で完成します。
側面の上部にも蝶番で折りたたみができるパーツがあります。
ここは風防として閉じて使っても良いし開けて使えば鉄板やフライパン・スキレットを乗せた場合でも薪が入れるスペースができます。
灰受けは形が台形になっており側面から入れて設置する仕様になっています。。
最後にスティック(五徳)を置けば完成です。
ファイヤーボックスのスティックの使い方
ファイヤーボックスのファイヤースティックは五徳として使う他にもいくつかの使い方があります、
- アルコールストーブを設置する
- 灰受けの設置をする
- 灰受けを開ける
- ファイヤーボックス本体を移動させる
- 上部の薪入れ口(風防)の開け閉め
- アッシュパンを設置
- コッヘルを設置する高さを変える
などが基本のセットだけでも多くの使用方法があるのでとても便利で楽しめます。
アルストをセットするときはファイヤースピリット本体に差し込んでセットします。差し込む箇所によってアルストの高さを変更することができます。
ファイヤースティックを使って灰受けのセット方法を変更できます。
本来は灰受けとロストル間に空間がありますが空間をなくすことができます。
このセット方法にすると空気の流入を調節出来て火力調節することができます。
上部の薪入れ(風防)が熱い時はファイヤースティックを使えば開け閉めが可能です。
使用時の熱い状態でも本体をファイヤーステックを使って移動させることも可能です。
使用中、灰が溜まったら灰受けを引き出して灰を捨てることもできます。
ファイヤースティックとアッシュパンを使って保温台を作ることもできます。
ファイヤースティックの挿し位置で高さを変えることが可能です。
メスティンはファイヤースティックがなくてもバランスよく使うことができます。
火加減に応じて置く場所を変えて高さの変更も可能です。
ポケットストーブも内部にバランス良くに設置することができます。
以上、代表的な使い方を挙げてみましたが他にも状況やアイテムに応じてな様々な活用方法があると思います。
まとめ
ファイヤーボックスは調理にも向いていて焚火も楽しめるアイテムだと思います。
気軽に野営に持っていけるサイズの割には仕様用途が広いのは大きなメリットではないでしょうか。