アウトドア歴の長い方にはすでにお馴染みのギアであるトランギアのケトル。アウトドア初心者の方でも一度は目にしたことがある方が多いのではないでしょうか。
アウトドアを楽しんでいる方の中には、湯沸しのツールとしてクッカーや、ソロキャンパーであればシェラカップなどでも代用できるかもしれません。
しかし、コンパクトでスタイリッシュなトランギアのケトルの魅力を知れば、あなたのアウトドアスタイルに大きく影響を与え、より快適に過ごすための手助けとなるツールになることでしょう。
そんなトランギアケトルの魅力について今回はご紹介していきます。
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トランギアについて
ある程度アウトドア歴の長い方であればすでにご存知の方も多いかと思いますが、アウトドア初心者の方のためにトランギアについてざっくりご紹介します。
トランギアとは、1925年にJohn E.Jonssonによってスウェーデンで創設された会社です。
当初は家庭向けのクッキングウェアを生産しておりましたが、時代が進み1930年代に入るとキャンピングギアへの需要が高まりました。これを機会にトランギアはキャンプ料理に特化する製品の開発へと主軸を移していったようです。
トランギアの製品として、現在日本では簡単に美味しくご飯を炊飯できるメスティンが有名で、それに関連しメスティンを用いた料理本なども出展され、多くのキャンパーに愛されているメーカーとなっています。
トランギアケトルの特徴
日本で販売されているトランギアの製品として、前述にもあるメスティンのほか、アルコールバーナー、ストームクッカーと同様に高い人気を誇っているのがケトルです。
大変人気の製品のため、一度は目にしたことがある方が多いかもしれませんが、その優れた点については知らない方も多いのではないのでしょうか。
そんな方のためにも、ここではトランギアケトルの優れた点、特徴についてご紹介していきます。
特徴①:とにかくシンプル
北欧雑貨が好きな方はご存知かも知れませんが、北欧の製品はシンプルな美しさに加え、ユニークな世界観を残した製品が大変多いです。スウェーデン生まれのトランギアもその一つ。
シンプルなデザインながらも安全性など細かなところにこだわった高品質で、その見た目に一目惚れして購入に至るキャンパーも多いようです。
特徴②:軽くて丈夫
トランギアケトルの素材はアルミでできています。トランギアのアルミ製品は全てスウェーデンの自社工場で生産されています。リサイクルなどによって生じるアルミ以外の不純物がほとんど混ざっていないパージンアルミを使用した高品質な製品が特徴です。
アルミ素材はほか素材に比べて極めて軽い素材なので、荷物を軽量化したい方にはもってこいの製品です。
特徴③:直火で使える
前述にも述べたとおりトランギアのケトルはアルミ製のため直火にも対応しています。まさにアウトドア用のケトルですね。使い込むほどにその味わいが増していき、愛着の湧く逸品です。ギアを育てるのはアウトドアの醍醐味ですよね。アルミのため、普段の手入れは重曹などを用いてタワシやメラニンスポンジ等で研磨することで綺麗になります。
トランギアケトルの種類
トランギアのケトルは現在イワタニ・プリムスを輸入元として販売しておりますが、スタンダードなケトルの他にもいくつかシリーズ展開されているためそれぞれの製品についてご紹介していきます。
ケトル
定番のトランギアケトルになります。サイズは0.6ℓ、0.9ℓ、1.4ℓの3つを展開しております。目安として、ソロであれば0.6ℓ、夫婦やお子様連れの2〜3人家族であれば0.9ℓ、それ以上は1.4ℓが適切です。アウトドアのシーンでお湯を沸かすシーンは多いですし、製品自体がそれほど大きいものではないので余裕を持って大きいサイズを購入されても良いかと思います。
直火にかけることも可能ですが、その際には持ち手に付いているラバーチューブを外しましょう。外さずに使用されるとラバーが変形したり溶けてしまう恐れがあります。
ステンレスノブケトル
本体は先ほどご消化したスタンダードなケトルと同様にアルミ製ですが、つまみ部分がステンレス製となっている2020年発売の新商品です。
サイズは0.6ℓと0.9ℓの2種類を添加しております。
オープンファイアケトル
これまで紹介したケトルとは少し形状が変わり、リッドにノブが付いています。ノブはステンレスでできており、焚き火に適している製品です。ハンドルは脱着式のため、直火にかけても熱くならないのが特徴です。
ちなみにハンドルはノンスティックフライパンSにも使用可能です。
現状として在ず展開は0.9ℓのみとなっております。
トランギアケトルをより使いやすくするアイテム3選
アイテム①:パール金属 PEARL METAL
ベジクラ 変身ドリップケトル C-9128[C9128]
トランギアケトルはシンプルなデザインが特徴的ですが、一般的なケトルと比較して注ぎ口が短くて大きいのが特徴です。突起していない分、引っかかりなどがなく持ち運びには便利なのですが、キャンプでドリップコーヒーなどを楽しまれる方には、トランギアケトルで直接お湯を注ぐとドバドバと流れてしまいあまり公立的とは言えません。
そんな方にはこちらのベジクラ 変身ドリップケトルを取り付けることをお勧めします。簡単に脱着ができて、細い線でお湯を注ぐことができます。
アイテム②:sosogu
アウトドの道具と生活雑貨のお店
こちも注ぎ口の広さを改善する製品です。素材はシリコンとステンレスでできており、簡単に取り付けることができ、本格的なドリップコーヒーを楽しむことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。お湯の準備はアウトドアのシーンではほぼ欠かせない工程となりますが、初心者キャンパーの方にとってはトランギアのケトルを用いることで快適かつギアを育てる楽しさを感じることができ、ベテランキャンパーの方にとっては現在のアウトドアスタイルをより快適に過ごすためのツールの一つとして用いられるのではないでしょうか。
トランギアのケトルとともに、快適で楽しいアウトドアライフを送ってみてはいかがでしょうか。