燃料関連

エスビットポケットストーブにおすすめの風防(ウインドスクリーン)

ポケットストーブ 風防 おすすめ
目次
  1. ポケットストーブにはウインドスクリーン(風防が)必要
  2. ウインドスクリーン(風防)を選ぶポイントは?
  3. メスティンにスタッキングできるウインドスクリーン(風防)
  4. 大型で防風性能の高いウインドスクリーン(風防)
  5. ポケットストーブ合う一番おおすめなウインドスクリーン(風防)
  6. ウインドスクリーン(風防)は簡単に自作もできる
  7. ポケットストーブのウインドスクリーン(風防)のまとめ

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ポケットストーブにはウインドスクリーン(風防が)必要

エスビット等のポケットストーブは他のバーナーなどに比べて圧倒的にコンパクトに収納できるのが最大の利点です。
ただその代償として風にはめっぽう弱いです。
ガスやガソリンバーナーは加圧された燃料が噴き出してきますが、エスビットと一緒に使われる固形燃料やアルコールストーブは、ろうそくのように単純に燃えているだけなので風が吹くと加熱温度や加熱時間に影響が出ます。
実際に屋外で風防なしで使うとわかるのですが少しでも風がふくと火が揺らいでしまいます。
意外と立ち消えする事はないのですが、火が横に逃げてしまいクッカーに火が当たらないといこともよくあります。
風の強いフィールドで使ったらたちまちに立ち消えしてしますのでウインドスクリーン(風防)を使ってエスビットを風から守ってあげましょう。

メスティンとエスビットを使ったほったらかし炊飯は最高のシステムですが、風防の準備を怠ってキャンプでご飯が生煮えで終わってしまったらちょっと悲しいですよね。

ウインドスクリーン(風防)を選ぶポイントは?

ポケットストーブ風防スタッキング

ポケットストーブは非常にコンパクトですが、ウインドスクリーンも合わせるとトータルで結構がさばるというデメリットもあります。
かといって小さすぎるウインドスクリーンも少し頼りないですよね。
バランスが大事です。

今回は

  • エスビットのコンパクトさを損なわないミニマムなウインドスクリーンの自作方法
  • 少し大きいけどメスティンにはスタッキングできるサイズのウインドスクリーン
  • 大型だけど防風効果の高いウインドスクリーン

という具合に3パターンに分けてチョイスしてみました。
アルミホイルなどの材料を使って自作したコンパクトなウインドスクリーンの例は最後の方でご紹介します。

メスティンにスタッキングできるウインドスクリーン(風防)

メスティンのレギュラーは横幅と高さが狭くスタッキング出来るシェラカップなどを探そうと思うと意外と苦労します。
ウインドスクリーンも同じで、サイズの関係でスタッキング出来る物はかなりしぼられます。
そんな中でジャストサイズのウインドスクリーンを見つけたので早速購入してみました。

ポケットストーブにおすすめの風防① AMAZONで格安の風除板 ウインドスクリーン

この商品は畳んだ時の横幅が7.5cmと、レギュラーのメスティンにギリギリ収まります。
高さも13.5cmと、スクリーンとしては背が低いですがポケットストーブにはジャストサイズです。
専用のカバーも付属していて、お値段も650円とリーズナブルなのが嬉しいです。

ポケットストーブ風防スタッキング

ただ、畳むとそれなりにがさばるので、メスティンにスタッキングするとこれだけで容量を圧迫します。

あと背が低いので、ポケットストーブ以外のバーナーだとカバーできないのも弱点です。
一般的な100gのOD缶を使うバーナーだと火元がギリギリ隠れないかもしれません。

バーナー風防スタッキング

またお値段の代償として、接続部分のピンが抜けてくるのでバラバラになってしまうという仕様になっております。

ポケットストーブ風防

対策としては、少し硬くて苦労しますがピンをペンチなどで少し曲げておくと抜けにくくなります。
ただこの状態だと一方向の抜け止めにしかなりませんので少し曲げたピンをぐっと押し込んでやれば、抵抗がかかってもう抜けてくることはありません。
安いだけに多少の改造は必要になります。

ウィンドスクリーン

ポケットストーブにおすすめの風防② EPIgas(イーピーアイ ガス) ウインドシールドショート

EPIのウインドスクリーンでこちらもメスティンに収納ができるサイズです。
大手メーカーだけあって安心できる作りです。
特徴的なのは両端のピンがペグのようにになっていて、地面に刺せるように工夫されています。

因みに先ほど登場したアマゾンの格安の風防もピンがスライド出来るようになっています。
ただ両端どころか連結している全てのピンがスライド出来てしまうのが困りものです。

ポケットストーブ風防

ピンが抜けるのを利用して、普通のピンとペグのピンを入れ替えてやると、180度反対方向にペグを刺せるようになりました。
こっちの方が耐風性能があがりそうです。

ポケットストーブにおすすめの風防③ユニフレーム(UNIFLAME) ウィンドスクリーン

安心のユニフレームからもウインドスクリーンが出ています。
こちらもメスティンにギリギリ収まるサイズです。
コンパクトでありながらポケットストーブで使えるギリギリのバランスを取っていますね。
ポイントとしては足がついていて、足にポケットストーブを載せる事によってウインドスクリーンを安定させることができるようになっています。
ただ、弱点としては3枚板なので完全に防風するのが難しいです。
更にメスティンに収納する事は出来ますが、ポケットストーブとメスティンを覆うにはサイズがギリギリです。
メスティンでの使用を考えると風が吹いてくる片側だけ使うということになってしまいます。

ポケットストーブにおすすめの風防④simPLEISURE(シンプレジャー) ウインドシールド

こちらも私が買った激安品と似たようなウインドシールドです。
サイズが何種類か選べますが、Sサイズならレギュラーメスティンにスタッキング出来そうです。

大型で防風性能の高いウインドスクリーン(風防)

レギュラーメスティンへのスタッキングを諦めれば選択の幅はかなり広がります。

ポケットストーブにおすすめの風防⑤ユニフレーム ウインドスクリーンワイド

ユニフレームのこちらのウインドスクリーンはステンレス製でアルミ製より重みがあります。ただ、EPIの製品のようにペグ式ではない点が注意ですね。

ポケットストーブにおすすめの風防⑤キャンピングムーン(CAMPING MOON) ピクニック用 風よけウインドスクリーン

こちらもやや大型の商品。アルミの酸化被膜というのがちょっと変わったアピールポイントです。
ハードケース付きというのも他の商品と違う点です。

ポケットストーブにおすすめの風防⑥風除板 ウインドスクリーン

こちらの商品はペグのピンが4本になっています。これは2本のタイプに比べて安定性がかなり高いですね。
更に火吹き棒とバリ取り用のヤスリまで入ってるので初心者に方には嬉しいです。

ポケットストーブにおすすめの風防⑥EPI(イーピーアイ) 風防 A-6503

EPIから少し変わり種の製品も出ています。
アルミ板ではなくアルミ泊のウインドスクリーンですね。
軽量ではありますが折りたたんだ時にがさばるのが難点です。
これもすこし使いどころが限られますね。

ポケットストーブにおすすめの風防⑥Solo Stove(ソロ ストーブ)アルミニウム ウインドスクリーン

こちらもやや大型な製品になります。
レギュラーメスティンには収納できませんが、重量もそれなりにあり更にペグ式です。
ひとつ持っていればポケットストーブ以外のバーナーにも使えるのがポイントですね。

ポケットストーブ合う一番おおすめなウインドスクリーン(風防)

今まで紹介した商品の中で選ぶならEPIgas(イーピーアイ ガス) ウインドシールド ショートが一番おススメです。
まずEPIという信頼できるメーカーであることと更にペグ式でメスティンに収納できるくらいコンパクトである点が素晴らしいですね。
背の高さも丁度いいサイズで、防風効果と収納サイズのベストバランスだと思います。
更に安価な製品と比べてそこまで値段が変わらないです。
こちらの製品は大きいサイズも出てるので仕様するクッカーなどに合わせて選べるのもポイントですね。
ただ、ペグが4本式の物に比べると安定感がやや不安になります。

一番おすすめウインドシールドLサイズ

次にコスパ最高にの風除板 ウインドスクリーン

こちらはとにかく格安なので、とりあえずお試しで安く買ってみたいという人におススメです。
ただし、新品状態でピンが抜けてきたりするので、若干の加工が必要になってくる点は注意です。
それを利用してペグのピンを180度反対側に持ってくるという加工をすると耐風性能が上がります。
材質はペラペラで強度はそこまで高くなさそうですが、よっぽどの強風でなければ壊れることはないでしょう。壊れても安いので精神的なダメージが少ないのもいい点ですね。

メスティン風防

ウインドスクリーンを選ぶポイントとしては

  • メスティンに収納するのか?しないのか?
  • ポケットストーブ以外のバーナーでも使いたいのか?

この2つのポイントによって選ぶ大きさや種類が変わってきますね。
あとペグ式で安定感があるかも重要ですね。

ウインドスクリーン(風防)は簡単に自作もできる

ポケットストーブ風防

ウインドスクリーンはわざわざ買わなくても自作するという手もありです。
アルミ板などを切り抜いてDIYで作るのがメジャーのようですが、今回は更に簡単な方法で作ってみました。

アルミ風防

なんとアルミホイルを折りたたんで貼っただけです。
エスビット本体の下側は吸気口の役目があるので穴を開けておきました。
風防部分は少し立ち上げて防風効果を狙ってみました。

これなら簡単に作れる上に、使い捨てが出来るというメリットがあります。
更に固形燃料の燃えカスでエスビット本体が汚れなくなるというメリットもあります。

アルミ風防

実際に野外で使ってみましたが、きちんと使えました。
ただ強風が吹くような場合はちゃんとしたウインドスクリーンの方が良さそうです。

因みに固形燃料は最初からアルミ泊がついているタイプもあります。
もともとアルミ泊が付いているタイプを使うと、わざわざアルミホイルを敷かなくてもエスビットに汚れがつかないです。

あとメスティンでご飯を炊くと、1合だと吹きこぼれも少ないのですが1.5合だと割と吹きこぼれが多いんですよね。
この吹きこぼれが垂れてくると汚いですし、メスティンを伝って固形燃料に垂れてしまう恐れもあります。
炊飯の途中で鎮火してしまったらかなり悲惨ですよね。

アルミ泊付きだと吹きこぼれから固形燃料を保護してくれる効果もあります。

ちなみにエスビット風防のDIYについては、こちらの記事で詳しくまとめられています。
数種類の材料で自作した例と、実際の検証も行われているので、ぜひご覧ください。

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ポケットストーブのウインドスクリーン(風防)のまとめ

エスビットなどのポケットストーブにはウインドスクリーン(風防)が必要不可欠です。
アルミ板やアルミホイルで自作するとコンパクトになりポケットストーブの携行性の良さを損なう事がありません。
岩場やテントの前室などを利用すれば十分な性能が出せます。
ただ風の強い環境に当たってしまうと、アルミ板やアルミホイルのウインドスクリーンでは少し頼りないシチュエーションもあると思います。
そういう場合は高い防風効果が必要になるので、アルミ製の背の高いウインドスクリーンを購入した方が良いです。
少しがさばりますが、メスティンにスタッキングできるサイズであればそこまで負担にはならないかと思います。

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KOU
SONYのα7Ⅲを片手に登山やキャンプ、ツーリングなどのアクティビティに精を出す20代。活動は国内に留まらず南米渡航や海外ツーリングなどワールドワイドに進出中。 夢は世界中を旅する事。英語が全く喋れないのが弱点。

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