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一酸化炭素警報機は冬キャンプの必需品!おすすめ6選

一酸化炭素警報機 どこに売ってる

寒い季節のキャンプに、薪ストーブや石油ストーブを持ち込むキャンパーは多いです。
確実に暖を取れるため、過酷な冬キャンプでとても活躍するギアのひとつですよね。

しかし火を使う暖房器具に付きまとう問題が、一酸化炭素中毒の危険性です。
今回はキャンプで火器を使用する際に、ぜひ持っておきたい一酸化炭素警報機をご紹介します。
一酸化炭素警報機があれば、現在の一酸化炭素濃度を確認することができるため、
キャンプの最中体調に異常をきたす心配が少なくなります。

一酸化炭素警報機は自分の身を守る、とても重要なアイテムです。
寒い季節のキャンプに暖房器具を持ち込もうと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。


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そもそも一酸化炭素とは?

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一酸化炭素はどのように発生する?

通常、物体が燃焼するには「燃焼の三要素」が必要で、「可燃物」「温度」「酸素」の3つの条件が揃っている必要があります。
このうち「酸素」が不足すると物体は不完全燃焼を起こし、二酸化炭素(CO2)が発生すべきところを一酸化炭素(CO)が発生します。

無色無臭の“毒ガス”

一酸化炭素は無色無臭で、人間は感じ取ることができません。しかし人間が一酸化炭素を吸うと、頭痛や吐き気、意識昏倒、
最悪の場合死に至ることもあります。人体にとても有害なため、誤って吸うことがないように気を付けなければいけません。

人体への影響

一酸化炭素濃度と人体への影響の関係は、一般的に次のようになっています。

一酸化炭素濃度 人体への影響
200ppm 2~3時間以内に軽い頭痛
400ppm 1~2時間で前頭痛、2.5~3.5時間で後頭痛
800ppm 45分で頭痛、めまい、吐き気、2時間で失神
1600ppm 20分で頭痛、めまい、吐き気、2時間で失神
3200ppm 5~10分で頭痛、めまい、30分で致死
6400ppm 1~2分で頭痛、めまい、10~15分で致死
12800ppm 1~3分で致死

キャンプに一酸化炭素警報機は必要?

冬キャンプで暖房器具を使う際に必要

冬季のキャンプを、暖房器具無しで乗り越えるのはかなり厳しいです。
そうなると必然的に薪ストーブや石油ストーブを
キャンプ場に持ち込み、火に当たりながらキャンプをすることになります。
屋外の風通しが良い場所で使用する分には、一酸化炭素中毒の危険は少ないので、過度に心配する必要はありません。
しかし風通しの良い場所というのは、冬は寒い環境ということ。

きっとテントの中にストーブを持ち込んで、暖を取るでしょう。
テント内などの風通しの悪い環境で火器を扱う際には、一酸化炭素警報機は必ず必要です。

そもそもテントメーカー各社は、テント内での火器使用を厳禁しています。

その理由はもちろん、一酸化炭素中毒を起こしやすいから。
テント内にストーブを持ち込むのは、あくまでキャンパーの自己責任になります。
それでも寒さに耐えられずテント内にストーブを持ち込むのであれば、せめて一酸化炭素警報機を持参して、
自分の身を自分で守る行動をしなくてはいけません。

ただし一酸化炭素警報機に頼り過ぎるのもいけません。
30分に1回程度、必ず換気を行い、一酸化炭素中毒のリスクを回避しましょう。

車中泊をする場合も、一酸化炭素警報機があると安心

車中泊をする方の中には、車内でシングルバーナーなどを使って、調理をする方もいるようです。
そもそも車内で火器を使用するのは大変危険なのでおすすめしません。

ただしキャンピングカーなど、コンロを備え付けている車両も存在します。
そういった車両の車内で火器を使用する場合は、せめて一酸化炭素中毒のリスクを回避するために、一酸化炭素警報機を設置しましょう。

一酸化炭素警報機の選び方

表示がシンプルで見やすいものを選ぶ

キャンプの最中に一酸化炭素濃度の確認がしやすいよう、表示がシンプルなものを選びましょう。
先述した一酸化炭素濃度と人体への影響の関係を覚えておけば、現在の一酸化炭素濃度を確認するだけで、
自分が今どのような危険に直面しているかを把握することができます。
表示が複雑なものや、液晶が暗くて一酸化炭素濃度の数値を読み取るのが難しいものは避けましょう。

電源のON・OFF、アラームのテストができると便利

バッテリーを長持ちさせるために、電源のON・OFFができる商品がおすすめです。
一酸化炭素警報機がいざ必要な場面で、電池が切れてしまっては意味がありません。
使わない際には電源を切ることができる商品が、キャンプに向いているでしょう。

アラームの動作確認するための、テストボタンがあるものを選ぶと安心です。
いざ一酸化炭素濃度が高くなった際に、アラームが故障などで音が鳴らないと危険です。
使用前にテストボタンを押して、動作確認出来る商品を選びましょう。

設置方法が多彩だと、様々な環境に対応できる

一酸化炭素警報機の設置場所は、キャンプ中邪魔にならない位置がおすすめです。
テントの中に設置する場合は、天井にぶら下げたり、テントポールに取り付けると邪魔になりません。
置き型は場所を取ってしまうため、邪魔になりがちです。
ストラップなどを取り付けられる一酸化炭素警報機を選びましょう。

稼働状況が遠目でも分かると安心

一酸化炭素警報機をテント内に設置した場合、遠目でも警報機が稼働していることが確認できると安心です。
暖房器具などを使っている最中、一酸化炭素警報機が稼働していないととても危険です。
稼働中にランプが光るものや、遠目からでも液晶の表示が見やすい商品など、
稼働状況を確認しやすい一酸化炭素警報機を選びましょう。

おすすめの一酸化炭素警報機9選

OBEST/一酸化炭素チェッカー

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稼働中にランプが赤く点滅するため、遠目にも「作動している」と分かるのが嬉しいポイント。
本体がスリムなため持ち運びしやすく、キャンプに持参しやすいです。
電源のON・OFFができないため、基本的にずっと稼働しっぱなしになります。
アラームのテストボタンが押されやすいため、意図せず押してしまい、警報音が鳴り響く恐れがある点だけ注意が必要です。

YORINCOL/一酸化炭素チェッカー

一酸化炭素濃度がシンプルな表示で確認できるため、キャンプ中の一酸化炭素チェックに適しています。
本体の赤色が目を引くため目立ちやすく、キャンプの持ち物の中で紛失する心配が少ないです。
壁掛け用のネジも付属するため、屋内でもストーブを使用して一酸化炭素をチェックしたい方におすすめ。
電源は単三電池3本で稼働します。

Bemixc/一酸化炭素警報機

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電源ランプ・故障ランプ・警報ランプの3つがあるため、火器使用時に一酸化炭素警報機が正常に作動しているかを確認しやすいのが特徴です。
本体が丸形のため、置いて使うと転がってしまいます。壁掛け用のベースが付属するため、ネジを掛ける穴に
ストラップを通して、キャンプ中邪魔にならない場所にぶら下げておくと良さそうです。

Ourjob/一酸化炭素アラーム

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電源ランプが発光するため、キャンプ中に作動状況の確認が容易です。
液晶表示で現在の一酸化炭素濃度の確認がしやすく、液晶自体も発光するため、夜間など暗い環境でも液晶表示が見やすいのが特徴です。
電源がUSB充電式のバッテリー内蔵のため、キャンプに行く際に車のシガソケットなどから充電できて便利です。
本体裏面に電源ON・OFFの切り替えツマミがあるため、火器使用時以外は電源を切っておくことができます。

電源は単四電池2本で稼働。

DOD/CG-559

キャンプギアメーカーから唯一販売されている一酸化炭素チェッカーで、手にすっぽりと収まるコンパクトさが特徴。
電源ボタンがあるため電源のON・OFF切り替えが可能。
キーホルダーのように持ち歩けるため、頻繁にキャンプに
行く人におすすめしたい商品です。
価格は他の商品と比べ高いですが、日本製の高精度なセンサーを備えているため、信頼できます。

新コスモス電機/SC-715T

こちらの商品は住宅用の火災警報器を兼ねた商品ですが、キャンプ用として使っている人も多いようです。
安心の日本製で、高精度のセンサーで一酸化炭素濃度を検知します。
一酸化炭素だけでなく煙も感知するため、キャンプ中に万が一火災の恐れがあるような状況にも反応し、警報音で知らせてくれます。
温度と湿度も検知し、暑さ指数のWBGTを算出。
熱中症の恐れがある場合にも、音声で知らせてくれます。

冬キャンプに一酸化炭素警報機は必需品。火器使用時は必ず作動させよう。

薪ストーブや石油ストーブを使う場面の多い冬キャンプでは、一酸化炭素警報機は必需品です。
残念なことにキャンプ中に一酸化炭素中毒で亡くなる方が、毎年必ずいるのが現状です。
その多くがテント内での火器使用が原因。もし一酸化炭素警報機を持っていたら、防げた事故も多いはずです。

テントの出入り口を閉じて密閉空間で火器を使用すると、必ず酸素が不足して不完全燃焼が起こり、一酸化炭素が発生してしまいます。
一番重要なのはこまめに換気をすることです。
換気さえしっかりすれば、本来一酸化炭素は発生しないものなのです。

目に見えず、においもしない一酸化炭素。人間にとってはまさしく毒ガスです。
一酸化炭素の怖さを充分理解し、キャンプには一酸化炭素警報機を持ち歩くようにしましょう。

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