ポータブル電源はキャンプで快適に電化製品を利用するために便利なアイテムですが、災害時の備えとしても人気が高まっています。
ポータブル電源はとにかく種類が豊富でどれを選んで良いのかお悩みの方も多いのではないでしょうか?
今回は、多くのポータブル電源の中でも安心感が抜群でリーズナブルな価格が魅力のJackery(ジャクリ)ポータブル電源708を徹底レビューします!
※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
Jackery(ジャクリ)のポータブル電源708の特徴は?
Jackeryポータブル電源708は、バッテリー容量が708.18Whと大容量でありながら、軽量コンパクトで持ち運びに便利なことが魅力のポータブル電源です。
機能性が高くて使い勝手が良く、リーズナブルなことも人気の秘訣です。
Jackeryポータブル電源708は、発売以来、不動の人気を誇り、使いやすくキャンプ初心者にもおすすめできます。
まずは、気になる基本スペックをご紹介しましょう!
jackeryータブル電源708のセット内容
まずはJackeryポータブル電源708のセット内容をご紹介します。
- Jackeryポータブル電源708本体
- AC充電ケーブル
- 充電シガーソケット(車載用)
- 取扱説明書
- 収納ポーチ
以上5点がセットになっています。
取扱説明書が入った封筒にはかわいいステッカーも沢山入ってますよ!
サイズ・重量
Jackeryポータブル電源708のサイズは約299.7mm×191.5mm×190.5mmです。
大容量バッテリーですが、重量は6.8kgと軽量のポータブル電源で、持ち運びに便利です。
子どもや女性でも片手で持ち運びができるため、ファミリーキャンプで利用したい方や荷物は出来る限りコンパクトにまとめたい方にもおすすめです。
デザイン・カラー
カラーはブラックの一色のみ。
ロゴがオレンジで良いアクセントになっています。
落ち着いた色味とシンプルなデザインで、どんなキャンプサイトにも馴染みやすいです。
ディスプレイや入出力ポートが正面に集まっているため、使いやすいことも特徴です。
液晶ディスプレイは、バッテリー残量がすぐに確認できて非常に便利です。
- バッテリー残量
- 真ん中の5段階の目盛りと右側に大きく1%単位で確認できます。
- input
- ポータブル電源への充電容量が確認できます。数値が大きい方が沢山充電出来ています。
- output
- ポータブル電源の電力を何ワット使用しているかを確認できます。
側面と背面
両側面にはファンの空気口があり背面は波状になっています。
背面に何もないので壁に付けて使うことができる点も良いです。
上面と側面
上部は完全なフラット形状で何気にモノを置くときにとても便利です。
ハンドルの取り付け部分はしっかりとしていて安心して持ち運びできます。
ハンドル裏のゴムが滑り止めになっており握りやすさを向上しています。
底のゴムがあることで本体を置くとき緩衝材として衝撃をかなり和らげてくれるので置く時のストレスが少ないく扱っていて楽に感じる点でもあります。
価格
公式の税込価格は79,800円です。
容量や機能面も充実しているため、総合的に考えてコストパフォーマンスはいいです。
費用はなるべく抑えつつ、ソロキャンプ・ファミリーキャンプや災害時に問題なく利用できるポータブル電源をお探しの方におすすめです。
Amazonや公式サイトでは、時期によって割引セールを行っていますので、お得に購入したい方は、こまめにチェックするといいですね!
スペック
Jackeryポータブル電源708の基本スペックをご紹介します。
容量 | 708Wh |
---|---|
定格出力 | 500W(最大瞬間出力1,000W) |
バッテリータイプ | リチウムイオン |
作業環境温度 | 動作温度:-10℃~40℃ 充電温度:0℃~40℃ |
対応周波数 | 50/60Hz |
充電回数 | 500サイクル(残存容量80%想定) |
製品サイズ | 299.7mm×191.5mm×190.5mm |
製品単体重量 | 6.8kg |
給電ポート
最大6口の同時充電が可能です。
- AC出力→2口
- USB-A→2口
- USB-C→1口
- シガーソケット→1口
ポート数はこのクラスのポータブル電源としては決して多い方ではありませんが最低限の給電ポートは揃っています。
Jackeryポータブル電源708のメリット・デメリット
Jackeryポータブル電源708の特徴や基本スペックについて解説しましたが実際に利用する上でどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは利用方法も合わせて、メリットを4つご紹介します。
- 708Whの大容量ポータブル電源
- コンパクトで持ち運びに便利
- 充電方法が豊富
- 安全性が高く、保証が手厚い
708Whの大容量ポータブル電源
Jackeryポータブル電源708は、708Whの大容量でファミリーキャンプや車中泊、災害時にも安心して利用できるおすすめのポータブル電源です。
- スマートフォン(18W)の充電が約40回
- ノートパソコン(30W)は約9回
- テレビ(60W)と電気毛布(55W)の使用は約10時間
- ライト(5W)は約58時間、車載冷蔵庫は約51時間
となっています。
利用状況にもよりますが、2~3日ほどの緊急電源として使用できる頼もしい一台ですね。
容量に関しては注意が必要で公称値の708whすべてが使用できるわけではありません。
DC-AC変換効率やポータブル電源が動作するために必要な電力があるのでおよそ8割程度の566wが実質使用できる電力と考えて使用する電化製品の電力をシミュレーションしてください。
ジャクリのサポートで確認した際も80%と回答いただきました。
実際に本機を計測してみると100%の満充電から0%の電力がなくなり停止するまでの消費電力は580whとなり81%でしたのでジャクリの発表通りの結果となりました。
コンパクトで持ち運びに便利
(無印の頑丈ボックスに横幅ピッタリに収まる)
コンパクトで軽量なこともJackeryポータブル電源708の大きな魅力です。
キャンプでの荷物はとにかくコンパクトにまとめたいものです。
ポータブル電源は電力容量が大きくなると本体の重さも10kgを超えるものも少なくありません。
その点、Jackeryポータブル電源708は、子どもや女性でも持ち運びでいる軽さと省スペースに収納できるサイズ感で、持ち運びや保管に便利です。
災害時の備えとして購入する場合も、保管に場所を取らないということはメリットですね。
充電方法が豊富
Jackeryポータブル電源708にはACアダプタ、PD充電、シガーソケット、ソーラー、の4種類の充電方法があります。
利用目的や使用状況によって使い分けることもでき、使い勝手が良いことがメリットです。
ACアダプタを利用した充電は約5時間で完了し、高速充電が出来ることも嬉しいポイントですね。
※ACでの本機への充電は約170wで充電ができましたので5時間かからない計算となります。
災害時にACコンセントを利用した充電ができないときでも、ソーラーパネルやシガーソケットを利用した充電方法があれば、問題なく充電ができるため、安心感もあります。
PD充電にも対応
別途PDアダプター購入で更に充電時間が早くなります。
USB-Cポートが搭載されておりPD充電器を購入することでポータブル電源708の充電方法が一つ増えます。
PD充電はAC充電と同時に行えるため充電時間を更に早めることが可能となります。
ACアダプターでの充電とPD充電器を同時に使用して220wで充電できましたので3時間30分かからない計算になります。
安全性が高く、保証が手厚い
国際基準を満たした安全性能と2年長期保証も「Jackeryポータブル電源708」の魅力です。
高い安全性が評価され「防災製品等推奨品認証」を取得、更に電気用品安全法の基準を満たした「PSEマーク」やリチウムイオンの国際基準を満たす「UN38.3」が与えられています。
購入日から24ヶ月の長期保証が付き、カスタマーサービスも丁寧で、もしもの時もすぐに対応してもらえます。
長く安心して利用したい、カスタマーサービスの対応を重視したい方におすすめです。
Jackery(ジャクリ)ポータブル電源708を利用するデメリット
大容量でコンパクトな「Jackeryポータブル電源708」は利便性が高い人気のポータブル電源ですが、もちろんデメリットもあります。
「イメージしていたものと違った……」と後悔しないためにも、購入前にはメリットと合わせて確認するといいですね。
ここでは、「Jackeryポータブル電源708」のデメリットをご紹介します。
消費電力が大きい電化製品は利用できない
定格出力500W最大瞬間出力1000WのJackeryポータブル電源708は、ホットプレートやドライヤーなど1000Wクラスの出力の電化製品は使用できないものもあります。
キャンプや災害時に消費電力が大きい電化製品を利用したい場合は、Jackeryの高出力・大容量タイプを選択すると良いです。
電化製品が問題なく利用できるのか、消費電力を事前に確認しておくと良いですね。
試してみた高出力家電
いくつか高出力な家電を使えるか試してみましたので使えない家電の参考にしてください。
700WのドライヤーHIモードでは使えませんでしたがLOWモード(400w前後)であれば使用できます。
700Wのミニホットプレートは開始から1分くらいでポータブル電源が自動停止します。
また600Wのコタツも残念ながら止まってしまい使用できませんでした。
IHクッキングヒーターは火力5(500w)まで使用できました。
(火力7や6でも1、2分は使用できます。)
ティファールなどのケトルは1000w以上の高出力で使用できませんので湯沸かしであればIHクッキングヒーターを使用する方法がおすすめです。
キャンプでJackeryポータブル電源708は使える?
コンパクトで持ち運びがしやすくフラット形状がキャンプ向き!
コンパクトな形状がキャンプでとても使いやすいです!
フィールドラックの棚にもバッチリ収まります。
6kgの軽さはとても嬉しい点です!女性には特におすすめです!
USB-Cポートでスマホの充電が早い!
USB-Cでの充電はAPPPLEユーザーには特に嬉しい点です。
USB-Cポートがあるのでアダプター不要で高速充電が可能です!
USB-Cポートは送電と給電どちらもできるので本機を充電することもできるし本機から充電することもできる便利なポートです。
USB-AポートとUSB-Cポートを充電スピードを比較してみました。
1時間でスマホが何%充電できるかを調べてみると
- USB-A・・・53%
- USB-C・・・68%
となりUSB-Cの方が早く充電できることが分かりました。
充電を忘れても車で充電できる!
シガーソケット充電でキャンプ場に向かいながら充電できます。
80W~90Wでの充電ができますので2時間で150W程度(20%)の充電ができます。
ファンの音がほぼしない!
キャンプで使う家電ではほぼファンの音はしないです。
IHクッキングヒーターを使う300W超えの時には少し音が鳴りましたがそれでもかなり静かなファンの音だと思います。
気になるキャンプで容量は?
キャンプでよく使う扇風機や電気毛布は実際にどのくらい使えるのでしょうか。
まずは扇風機ですがルーメナーの扇風機などポータブル扇風機はDC(USB電源)電源を使用するものが多くDC-AC変換効率は考慮する必要がありません。
ルーメナーのファンプライムの消費電力が10Wですので本機の708whの場合70時間程度使える計算になります。
夏キャンプでの扇風機の使用に伴う容量の心配は全く必要ありません。
※本機の運転時の電力1~3w程度が必要なのでもう少し使用時間は減ると思います。
1泊2日のキャンプであれば扇風機やスマホやパソコン・ゲーム・カメラの充電なども使用できるくらいの容量となりますので夏のキャンプであればファミリーキャンプでも十分な容量と言えそうです!
- キーナイス・・・5w
- ルーメナー ファンスタンド・・・5w
- ルーメナー ファンプライム・・・10W
- クレイモア・・・12w
冬キャンプで電気毛布は使える?
キャンプで使用する際に消費電力が大きいのが電気毛布となります。
ジャクリポータブル電源708は冬のキャンプで電気毛布が使用できます。
使用できる時間は枚数によりますが検証してみたところ
使用環境は最低外気温-2.4℃
使用環境は最低外気温-1.5℃
※どちらも電気毛布の温度設定は強で行っています。
という結果になりました。
結論は冬キャンプで使用できるのはソロキャンプであれば使用可能という事になります。
ファミリーで電気毛布2枚使う場合は容量を1000whクラスにした方が良いと思います。
まとめ
今回は、人気ポータブル電源「Jackeryポータブル電源708」についてその特徴やメリット・デメリット、口コミなどお伝えしました。
大容量で充電機能に優れ、持ち運びにも便利な「Jackeryポータブル電源708」は、キャンプだけでなく、災害時の備えとして役立つアイテムです。
「Jackeryポータブル電源708」が気になっている方や購入を検討している方、ポータブル電源の比較をしている方は、記事を参考に自分に合ったものを見つけて、アウトドアライフをより楽しく、快適にしましょう!
- 大容量ポータブル電源を探している方
- ファミリーキャンプや車中泊、災害時にマルチに活用したい方
- 充電時間が早いポータブル電源を選びたい方
- コンパクトで持ち運びに便利なポータブル電源を探している方
- ファンの音が小さい静音性の高いポータブル電源を選びたい方