冬キャンプの石油ストーブを安くておしゃれなモノを探している方におすすめなのが今回ご紹介するアラジンの反射式石油ストーブAKP-S248です。
アラジンで有名なのがブルーフレームヒーターやポータブルガスストーブですが値段が高いので購入には躊躇してしまいます。
このAKP-S248は1万円以下の手頃価格なのでまだキャンプストーブを持っていない方は是非チェックしてみてください!
- 日本国内仕様で安全機能が充実している
- コンパクトなのにとても暖かい
- 着火が簡単で早い
- 燃費が良くコストパフォーマンスが高い
- 灯油のにおいが少ない
- 反射式ストーブの中でもおしゃれなストーブ
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アラジン反射式ストーブAKP-S248のサイズ感&ディテール
サイズは高さ395mm×幅345mm
奥行430mmと幅よりも奥行きの方が長い、若干ですが縦長なタイプです。
上から見るとこんな感じです。
パセコストーブよりも一回り小さく
スタンレーのウォータージャグ7.5Lよりも一回り大きいサイズ感です。
重さはタンク込みで6.1Kgとかなり軽量です。
背面には単2電池を4本入れる電池ケースがあります。
蓋はありません。
正面右下のアラジンのロゴマークがおとてもしゃれですね。
給油タンクの給油口が広いのでヒューナースドルフのホースでも給油可能です。
反射式は背面への熱がないので対流型と比べてデッドスペースが少なく置ける場所の範囲が広いのはとても嬉しいポイントです。
アラジン反射式ストーブAKP-S248の機能を紹介
電子点火で着火が簡単!
アルパカやパセコは点火がめんどくさいですがこのアラジンAKP-S248はワンタッチで着火できます。
単2電池が4本いりますが寒い時は少しでも早くストーブを着けたいものでライターやマッチが手元になくて困ることもあります。
着火の手間がかからないのは嬉しいです!
芯調節つまみを止まるまで押し下げると『ピー』という放電音がなり点火できます。火力調節もこの芯調節つまみで行います。
緊急消火ボタン
急いで消化したいときにはコチラのボタンで消火できます。
急速に消化させるため匂いや煤がでるようです。
確かに少し煤の灯油の臭さがあります。
臭いひかえめ消火
臭いがすくなくなるようにゆっくりと消火します。
ゆっくりと消すことで臭いが抑えられるようです。
確かにこちらの消火の方がにおいはかなり少ないです。
3~5分程度は炎が残るようなので消火のチェックが必要です!
見た目は消えているように見えますが少し炎が残ります。
2つの安全装置
地震や衝撃を受けた際に作動する対振自動消火装置と燃焼中にタンクを持ち上げた際に自動的に消火する給油時自動消火装置がついています。
対振自動消火装置
地震の時は勿論ですが移動させたり横を通るときにあたって揺れると装置が作動して消化します。
給油時自動消火装置
タンクを入れることで安全装置が解除されストーブを燃焼させることができます。
燃焼中にタンクを抜くと給油時自動消火装置が作動して自動的に消化します。
給油タンクが確実にセットされていない場合は点火が出ませんので給油タンクのセットには注意してください。
暖かさはどう?
コンパクトなストーブなので温かさが気になるところですよね。
暖房能力を数値化した暖房出力が各メーカーから発表されていますがキャンプで使用する他のストーブと比べても大差はありません。
アラジン AKP-S248 | 2.40kw |
---|---|
パセコストーブ | 3.0kw |
アルパカ | 3.0kw |
スノーピーク タクード | 2.15kw |
スノーピーク グローストーブ | 2.54kW |
フジカハイペット | 2.5kW |
と数値的には問題ない暖房出力ですし実際にキャンプで使用してもとても暖かいです。
パセコと湯沸かしスピードの違い
対流式のパセコストーブとお湯が沸くスピードを比べてみると3分近い差がありました。
上部への火力の強さは対流式に分があるようです。
正面温度の違い
反射式なので正面方向の暖かさは抜群で対流型のパセコよりもかなり温度が高いです。
反射式なので部屋全体を暖める効果が低いかと思われがちですが6畳くらいの狭い空間であれば問題なく暖かいです。
キャンプだけでなく自宅でも普段使いしていますが外気温0℃くらいの日でも6畳の部屋が半袖で過ごせる暖かさになります。
持ち運び時の燃料漏れに注意!
このアラジンAKP-S248唯一のデメリットといえるのが運搬時の灯油漏れです。
このストーブに限ったことではないですが反射式の石油ストーブは運搬時に燃料が漏れてしまいます。
キャンプに持っていく際に燃料漏れを起こさない方法がありますのでこちらを参考にしてください。
アラジン反射式ストーブの本体から灯油を抜く方法
持ち運び時は給油タンクから灯油がストーブ本体に供給されないように給油タンク受というパーツを取り外して運搬します。
①ストーブ本体から灯油タンクを取り出し給油タンク受を外します。
これが給油タンク受けです。これを外せばタンクをセットしても本体に灯油が供給されません。
油受皿に灯油が残っているのでそれを100均のジャンボスポイトで吸いストーブのタンクに戻します。
3回から4回程度繰り返すと移動時に漏れない量まで減らすことができます。
最後に給油タンクをセットして完成です。
ジャンボスポイトと給油タンク受は灯油が残っている場合があるのでビニール袋に入れて忘れずに一緒に持っていきましょう!
他社の反射式ストーブと比較
メーカー | アラジン | トヨトミ | トヨトミ | コロナ |
---|---|---|---|---|
製品名 | AKP-S248 | RSX-230 | RS-GE23 | RX-22YA |
暖房出力 | 2.4kW | 2.25kW | 2.25kW | 2.24kW |
重量 | 6.1kg | 6.6k | 6.6k | 7.4kg |
タンク容量 | 3.2L | 3.6L | 3.6L | 3.7L |
連続使用時間 | 約13.7時間 | 約16.4時間 | 約16.4時間 | 約17時間 |
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他社製品と比べると軽量コンパクトで火力が高い良い面がありますが、タンクが小さいので連続燃焼時間が短いという弱点もあります。
アラジン反射式ストーブラインナップ
アラジンの反射式ストーブに現在販売されているモデルは今回紹介したAKP-S248を含め3種類あります。
アラジンAKP-S248/K
暖房出力 | 2.4Kw |
---|---|
タンク容量 | 3.2L |
連続燃焼時間 | 約13.7時間 |
本体重量 | 6.1kg |
今回レビューしたストーブで10,000円以下で購入できるコスパの良いストーブです。
アラジンAKP-U288
暖房出力 | 2.8Kw |
---|---|
タンク容量 | 4.4L |
連続燃焼時間 | 約16時間 |
本体重量 | 7.9kg |
切タイマー付きの高火力なモデルです。タンク容量も多く連続使用時間が長いアラジン反射式ストーブの上位機種となります。
アラジンCAP-U288
暖房出力 | 2.8Kw |
---|---|
タンク容量 | 4.4L |
連続燃焼時間 | 約16時間 |
本体重量 | 7.6kg |
こちらはおしゃれなグリーンのアラジンストーブとなります。
アラジンの人気のブルーフレームを彷彿させるレトロな雰囲気があります。
まとめ
アラジンの反射式ストーブはキャンプでも自宅でも使えるコスパの良い反射式ストーブです。
安全性能が充実しているので安心感もあります。
コンパクトでも十分な暖かさがあるので少人数でのキャンプであればかなり重宝すると思います。
キャンプで使用の際は必ず一酸化炭素中度にくれぐれも注意してください。