軽くて持ち運びに便利なクリアボトルは今や定番になりつつあります。
その中でもナルゲンボトルはパッキンなしでも漏れない、冷凍できる、熱湯を入れることができる、軽くて頑丈と、使いやすさも抜群です。
そんなナルゲンボトルに似たクリアボトルを100均で見つけたので比べてみました!
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100均のクリアボトルはナルゲン風
ナルゲン広口0.5Lと100均のクリアボトル500mlを並べてみたところ。
今回はダイソーとCan Doでクリアボトルを買ってみました。
それぞれの基本情報はこちら。
ナルゲン広口0.5L
- 容量:500ml
- 材質:本体/飽和ポリエステル樹脂、キャップ/ポリプロピレン
ループ部/ポリエチレン - 耐熱温度:本体/100℃、キャップ/120℃、ループ部/110℃
- 耐冷温度:本体/-20℃、キャップ/0℃、ループ部/0℃
※ナルゲンボトルの耐熱温度についてはこちら
参照:ナルゲンボトルを湯たんぽの代わりに!耐熱温度と保温力は?100均のカバー
CanDoドリンクボトル500フルーツ
- 容量:530ml(満水容量530ml)
- 耐熱温度 本体100℃、フタ・中フタ120℃
- 耐冷温度 –20℃
- 原料樹脂 本体:飽和ポリエステル、フタ・中フタ:ポリプロピレン
- OK:食洗機
- NG:乾燥機、電子レンジ、熱湯、冷凍
「温・冷どちらも可」とあり、耐熱温度は高いですが熱湯や冷凍庫はNGって、氷や熱々のコーヒーならOKだけど、冷凍したり、沸かしたお湯を入れたりはしないでねってことでしょうか。
ダイソークリアボトル
- 容量:500ml
- 材質:本体AS樹脂、フタ/ポリプロピレン
- 耐熱温度:本体60℃、フタ120℃
- NG:熱湯、食洗機、レンジ、冷凍庫
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素材がプラスチックで軽い
100均の水筒はほぼすべてプラスチックです。ナルゲンもプラスチックで軽いところが似ています。
重さはナルゲン90g、CanDo73g、ダイソー74g
100均のものはナルゲンより少し軽め。
でも3つとも、ステンレスボトルに比べるとかなり軽いです!
パッキンなしでも中身がもれない
ナルゲンはパッキンなしでも中身がもれないというのが大きなメリットです。
100均でももれないのか使ってみました。
CanDoドリンクボトル500フルーツ
「完全密封ではありませんので横にすると漏れるおせれがあります」と説明書にありますが、逆さにしてもシャカシャカ振っても漏れませんでした。
ダイソークリアボトル
パッキンがないのでもれちゃうかな?と思いましたが、横にしても、逆さにしても、シャカシャカしても漏れませんでしたよ。
洗いやすい
パッキンや細々した部品がないのでどれも洗いやすく、清潔を保てるのはいいですね。
CanDoは食洗機OK(乾燥機はNG)なのもうれしいところですね。
ナルゲンは食洗機については記載がないですが、家では何度も食洗機で洗ってますが今のところ大丈夫です。
ナルゲン風ボトルどこが違う?
値段
もちろん1番は値段ではないでしょうか。
100均は税抜き100円!
ナルゲンは税抜き1600円。値段の差は16倍です。
参照:ハイマウント
耐熱・耐冷温度
本体 | フタ | 中フタ | ループ | |
---|---|---|---|---|
ナルゲン | 100℃/-20℃ | 120℃/0℃ | – | 110℃/0℃ |
CanDo | 100℃/-20℃ | 120℃/-20℃ | 120/-20℃ | – |
ダイソー | 60℃/— | 120℃/— | – | – |
ナルゲンとCanDoは耐熱100℃・耐冷温度-20℃と同じですが、CanDoは冷凍NGとなってますね。
ナルゲンは冷凍OKです。(冷凍すると膨張するので満杯には入れないほうがよいです。)
ダイソーは今回デザインで選んだので、探せばもう少し耐熱温度が高いものもあるかもしれません。
100均クリアボトルは中フタが付いている
ナルゲン広口には中フタが付いてないので、飲むときに注意しないと、ボトルを傾けると、どばーっと出てきます。
100均のボトルには元から中フタが付いてたのでちょうど良い量が出て、飲みやすかったです。
ナルゲン本体には中フタは付いていませんが、「Tip Tap」という別売りの中フタがあります。
また、飲みやすい細口ボトルもあります。参照:ハイマウント
CanDoフルーツの中蓋
中フタは取り外し可能。
飲み口は小さいものと大きいものの2つ付いています。パッキンなし。
ダイソークリアボトルの中蓋
中フタは、大きい飲み口と小さい飲み口がついています。ちょうどいい量がでて飲みやすい。取り外し可能。
パッキンなし
ナルゲンのフタはループ付き
ナルゲンのフタにはループが付いていて、指でひっかけて持ったりするのに便利です。フタがどこかに行っちゃった、ということもないですね。
ちなみにフタのみも買うことができ、自分の好きな色にカスタマイズすることも可能です。
BPA/BPSフリー
ナルゲンは「BPA/BPSフリー」とあります。
CanDoフルーツボトルは「BPAフリー」です。
100均でBPAフリーのボトルがあるのは驚きました。
BPAフリーとは?
プラスチックに「BPA Free」というシールを目にしたことがあるかもしれません。色々なプラスチックに含まれており、プラスチックから溶け出して人体に影響を与えると言われています。参照元
その他 ダイソー・CanDo・セリアのクリアボトル
ここからは、100均のお店のクリアボトルをご紹介します。
ダイソーのクリアボトル
中棒に水を入れて凍らせて使うタイプの「冷んやり水筒」というのももありました。
一度内側の筒に水を入れて凍らせ、本体にお茶など飲み物に筒を入れるみたいです。
- 容量:本体満水400ml
- 中坊装着時 350ml
- 原料樹脂:本体/PET 中棒・蓋/ポリプロピレン パッキン/シリコーンゴム
- 本体耐冷耐熱温度 -20℃〜60℃
- NG:熱湯、食洗機、レンジ
CanDoのナルゲン風ボトル
セリアのナルゲン風ボトル
大きさは500ml、400ml、350mlなど。
こちらの固いクリアボトルが頑丈そうだったのでご紹介します。
「冷水・お茶専用」とあります。
- 原料樹脂:ポリプロピレン
- 耐熱温度:120℃
- 対冷温度:-20℃
- 容量:500ml
- NG:レンジ、食洗機、冷凍庫、熱湯
容量350ml
こちらはフタの裏にパッキンが付いています。
見た目かわいいジャータイプのウォーターボトルも。容量は結構多く、800ml。
持ち手も付いています。飲み口が小さく、ちょっとナルゲンオアシスの形に似ています。
- 耐熱温度:60℃
- 耐冷温度:-20℃
- NG:レンジオーブン、熱湯、食洗機、冷凍庫
- 冷水・お茶専用
ナルゲンと100均クリアボトルの水温を比較してみた
ナルゲンボトルとダイソーボトル、夏の日に氷を入れてどれくらいもつのか、比べてみました!
比較したのは、一晩凍らせたナルゲン500ml広口と、同じ容量のダイソー500mlのクリアボトル。
ダイソーボトルは基本凍らせることができないので、凍らせることができるナルゲンボトルとは、もともとハンデがかなりあります。
夏に氷を入れて使うことを想定して、ダイソーボトルには水筒に使えそうな氷を入れてみましたよ。
今回使ったのはこちら。
ダイソーの長細いスティックタイプの製氷容器。
パッケージに水筒に氷を入れる写真があります。
細長い氷が4本入りました。
アイススティック
ダイソーにこんなものも売っていました。
凍らせて、氷の代わりに使えるようです。
こちらも水筒の写真がパッケージにあり、繰り返し使えるようです。
「飲み物が薄まらない」とあります。
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スタートの10時の室温は約27℃、湿度は約52%
夏の暑い日といったかんじ。
ダイソーボトルに氷を入れ、ナルゲンを冷凍庫から出したところからスタート!
ダイソーボトル 3.3℃
ナルゲンボトル 3.0℃
最初の数分はカチコチでフタも開かず。無理やり開けるとフタを破損するかもしれないので少し溶けてから開けましょう。
最初の温度はほとんど同じです。
1時間後。
結露でテーブルがびちょびちょに。
フタを開けると・・・ナルゲンはまだ大きな氷ですが、ダイソーボトルはすでに氷がかなり小さくなっていました。
2時間後。
ダイソーボトルの氷はなくなってしまいました!
水温を測ってみると、ダイソーボトルは18.7℃。ちょっと冷たいかな、くらい。氷は完全に溶けてました。
水温を測ってみると、ナルゲン4.1℃
まだ大きい氷も残っていて、暑い日に飲むと冷たい!おいしい!と感じます。
3時間半後。
23.1℃。完全に常温になってしましましたー。
一方ナルゲンは7.1℃。氷も残っていてまだまだ冷たい状態を保っていました!
ナルゲンが常温になったのは5時間後でした。
やっぱり丸ごと凍らせることができるナルゲンは保冷力が高いですね!
ダイソーボトルの氷が残っていたのは1時間半くらいのようでした。
CanDoのクリアボトルは別日に実験
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室温は約26°。この日はダイソーの実験の日より涼しい日でした。
ダイソーのものと同じように、細長い氷を4本投入!
最初の水温は2.4℃
約1時間後。氷は少し残っている状態。水温は4.4℃とまだ低いです。
2時間後。氷はとけていました。ボトルはまだ少し冷たいくらい。11.4℃でした。
気温にもよりますが、やっぱりボトルに氷を投入し氷が持つのは1.5〜2時間くらいのようです。
もちろん、もっと氷を入れたり、クーラーボックスに入れるなど涼しい環境下では時間は変わってきます。
ちなみに凍らせたナルゲン500mlにカバーして、クーラーボックスに出し入れしながら、30度くらいの外気温で夕方に飲み終わるまで冷たい状態で飲むことができました!
あと今回、凍らせたボトルを暑い環境におくと、温度差による結露がすごかったです!持ち運びにはやはりカバーが必要だと思いました。
今回ご紹介したクリアボトルやナルゲンボトルにも使える100均のカバーの記事はこちら。
ナルゲン | CanDo | ダイソー | |
---|---|---|---|
値段 | 1600円 | 100円 | 100円 |
90g | 90g | 73g | 74g |
中フタ | 別売り | あり | あり |
食洗機 | ◯ | ◯ | × |
乾燥機 | ◯ | △ | × |
冷凍 | ◯ | △ | × |
熱湯 | ◯ | △ | × |
レンジ | – | × | × |
BPA/BPSフリー | ◯ | BPAのみ | × |
CanDoフルーツボトルは、ナルゲンと同じ耐熱・耐冷温度ですが、説明書には熱湯や冷凍NGとあったので△にしました。
おそらくできないことはないと思いますが、冷凍したり熱湯を入れる場合は自己責任でお願いします!
まとめ
いかがでしたか。100均クリアボトルは想像以上にもれなくて、常温の飲み物の持ち運びによさそうです。中フタが付いているのも飲みやすかったです。飲み物以外でも、コーヒーやお菓子、食器入れとしても使えそうですね。
そしてナルゲンボトルは、やはり凍らせて長時間冷たい飲み物が飲めるのは夏に助かるなあと思いました。
今回ご紹介したクリアボトルの他にも色々な種類があったので、お店でお好みのものを選んでくださいね。