イワタニのシングルバーナーでは、安くて使い勝手の良いジュニアコンパクトバーナー(CB-JCB)が人気ですが、昨年2月にイワタニのブランド「FORE WINDS」から更に軽量化し、コンパクトになった「マイクロキャンプストーブ」が新製品として発売されました。
注目度が高く気になる方も多いのではないでしょうか?
今回は、1年遅れではありますがイワタニ「FORE WINDS」の注目アイテム「マイクロキャンプストーブ(FW-MS01)」をレビューします!
購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。
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FORE WINDSマイクロキャンプストーブの特徴は?
まずは、イワタニ「FORE WINDS」シリーズ「マイクロキャンプストーブ」の基本スペックをお伝えします。
超軽量でコンパクトなマイクロキャンプストーブは、ソロキャンプや登山など、あらゆるアウトドアシーンで活躍します!
サイズ・重量
マイクロキャンプストーブの最大の特徴は、超軽量・コンパクトな本体サイズです。
サイズ(収納時)-71×57×120mm
サイズ(使用時)-109×109×122mm
本体重量は186g(実測)
収納時には片手に収まるほどのコンパクトサイズで重量は収納ケースも含めて235g(実測)!
とにかく軽量で持ち運びに非常に便利なサイズです。
バーナーヘッド・五徳
バーナーヘッド部分には風防がついているため、風の影響を受けにくく安定した火力で調理が行えます。
五徳は約10cmで18cm(鍋底16cm以下)までの調理器具を乗せることができ、フラットな形状がクッカーを置いた時の安定感を高めてくれます。
コンパクトですが安定感があり、さまざまな調理用具と合わせて利用できるでしょう。
収納ケース
収納ケースは、シンプルなデザインと丸みのあるフォルムで本体にピッタリのサイズでかさばることはありません。
さらに軽量でありながらしっかりとした素材(EVA素材)なので衝撃からも守ってくれる安心感のあるケースです。
価格
マイクロキャンプストーブの定価は税込7,150円です。
他のシングルバーナーと比較すると多少値段は高めですが、軽量・コンパクトで機能性も高いシングルバーナーでしっかりとした専用ケースも付属するのでコストパフォーマンスは良いバーナーです。
マイクロキャンプストーブの使用方法
マイクロキャンプストーブの使用方法はとても簡単です。
3本の足を開きます。
3本の内1本は短い脚になっています。
どれもスムーズに開くことができます。
五徳を開くときは注意が必要で引っ掛らないように一番下の五徳から時計周りに開きましょう。
収納時は反時計回りに閉じていくとスムーズです。
脚を開く順番
ガス缶を差し込みバーナー本体に差し込み45度回転させてセットします。
器具せんつまみを回すとガスが出てきます。
黒の着火スイッチを押すと着火できます。
五徳の開き方・閉じ方にコツがありますが、使用方法はシンプルで初めてシングルバーナーを利用する人も問題なく利用できます。
FORE WINDSマイクロキャンプストーブのメリット・デメリット
機能性が高いマイクロキャンプストーブですが、使用する上でのメリット・デメリットについてご紹介します。
FORE WINDSマイクロキャンプストーブのメリット
超軽量・小型で持ち運びが簡単
ダイソーのミニメスティンに収まるほど小さい
マイクロキャンプストーブの一番のメリットは軽量・小型で持ち運びに便利なところです。
キャンプは荷物が多く、少しでも荷物を軽くしたい、コンパクトにまとめたいと思っている方も多いのではないでしょうか?
そのようなアウトドアでのニーズに答えた商品で、収納時にはコンパクトサイズになるため、ソロキャンプや登山など、持ち運べる荷物が限られているシーンでも活躍するでしょう。
安定した火力
最大発熱量は、他のシングルバーナーと比べて多少弱いですが、問題なく利用できます。
バーナーヘッドに風防が付いていることによって、風の影響を受けにくく、火力も安定しています。
質感が良くカッコ良い
スタイリッシュな無駄のないデザインがとてもカッコ良いです。
質感や構造がミニマムキャンパーの心をくすぐられます。
FORE WINDSマイクロキャンプストーブのデメリット
五徳が水平ではない
ちょっと残念な点として五徳の水平でない点は使いにくいと感じます。
ガス缶を取り付ける前はかなり傾いています。
ガス缶をセットすることでかなり水平に近くなりますがそれでも多少傾いています。
ガス缶をセットした状態だと本体の小さな脚は浮いた状態となります。
価格が高い
マイクロキャンプストーブは税込7,150円と旧作のジュニアコンパクトバーナーと比べて少々高めな価格設定で、低価格のシングルバーナーをお探しの方には高く感じるかもしれません。
ハイスペックで、使用感・満足度が高いおすすめのアイテムですが、価格が気になる方は他のシングルバーナーと比較すると良いでしょう。
使用できる調理器具が限られてしまう
本体が小ささに伴い五徳も小さいので、利用できる調理器具のサイズも18cm(鍋底16cm以下)以下となっています。
手持ちの調理器具サイズが大きい場合は、利用が出来ない可能性もあり、注意が必要です。
故障や破損を防ぎ、安全な状態で利用するためにも、制限を守って正しく利用しましょう。
マイクロキャンプストーブに遮熱板や五徳は必要?
使用する調理器具によっては遮熱板がある方が安心して利用できます。
コーヒーやカップラーメンのお湯を沸かしたり簡単な調理の場合は必要ないと思いますが
バーナーパットやフライパンなど輻射熱があるものを使用するときには遮熱板が必要です。
遮熱板はアマゾンなどで多く販売されていますがおすすめはこちらのN-projectのWINDS FW-MS01専用遮熱板です。
チタン素材で軽量でケースにピッタリ収まるのが非常に便利です。
取付も簡単でしっかりと固定されます。
マイクロキャンプストーブにピッタリの五徳兼風防
マイクロキャンプストーブにおすすめするのが滑り止め効果が高いSHIELD MASTER 763です。
円周のスパイク形状の五徳がクッカーをしっかりと固定してくれます!
風防効果があるのも嬉しい点です!
FORE WINDSジュニアコンパクトバーナー・SOTO ST-310との比較
「FORE WINDSマイクロキャンプストーブ」を同じくコンパクトサイズで根強い人気のあるFORE WINDSジュニアコンパクトバーナー・SOTO ST-310と比較しました。
購入を検討している方はぜひ、細部まで比較して自分に合ったシングルバーナーを選択してくださいね!
マイクロキャンプストーブ | ジュニアコンパクトバーナー | レギュレーターストーブ | |
---|---|---|---|
FW-MS01 | CB-JCB | ST-310 | |
最大発熱量 | 2.3kW | 2.7kW | 2.9Kw |
本体重量 | 186g | 274g | 350g |
サイズ(使用時) | 109×109×122mm | 155×155×127mm | 166×142×110mm |
サイズ(収納時) | 71×57×120mm | 82×68×109mm | 140×70×110mm |
価格 | 7,150円 | 4,290円 | 6,380円 |
サイズや重量は、圧倒的にマイクロキャンプストーブが軽量・コンパクトですが最大発熱量は多少劣ります。
しかし、使用していく上では、多少の発熱量の違いは気にならず問題なく利用できるでしょう。
五徳や脚部分に関しては、やはりジュニアコンパクトバーナー・ST-310はサイズが大きい分、見た目にもしっかりと安定感があります。
マイクロキャンプストーブとジュニアコンパクトバーナーは風防がありますが、ST-310にはないためFORE WINDSシリーズは、風がある環境でも火力が安定するメリットもあります。
価格は、圧倒的にジュニアコンパクトバーナーが安く、根強い人気の秘訣となっています。
- とにかくコンパクト・軽量の一体型シングルバーナーが欲しい人
- マルチに利用できるハイスペックなシングルバーナーをお探しの方
- デザイン重視派
- とにかく低価格のシングルバーナーをお探しの人
- 大きめの調理器具を利用したい人
- 五徳の安定性が気になる人
まとめ
今回はイワタニ「FORE WINDS」シリーズの注目アイテム「マイクロキャンプストーブ」の基本情報からメリット・デメリットまでを徹底解説しました。
マイクロキャンプストーブは軽量でコンパクトなことが最大の魅力ですが、火力が安定し使用方法もシンプルなことから、アウトドアで重宝するアイテムです。
イワタニ「FORE WINDS」シリーズの「マイクロキャンプストーブ」が気になっている、購入を検討している方は、ぜひ記事を参考にして自分に合ったシングルバーナーを購入してキャンプをより充実させましょう!