キャンプや釣りなど野外での調理に欠かせないシングルバーナーはアウトドア初心者は最初に揃えたいアイテムの一つです。
シングルバーナーと鍋があれば外でお湯を沸かすことができるのでカップラーメンやコーヒーを野外で味わうことができます。
今回はそのシングルバーナーの中でもコスパ最強と呼び声高いイワタニのジュニアコンパクトバーナーについてレビューや注意点・カスタムについて詳しく解説しています。
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ジュニアバーナーが値上がり?高騰のわけは?
![イワタニジュニアコンパクトバーナー 価格推移](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/価格推移-1.jpg)
お気づきの方もおられると思いますがイワタニジュニアコンパクトバーナーは一時期、高騰していた時期がありました。
イワタニの公式ページではオープン価格となっていますので値上がりというよりはキャンプ需要が高まり品薄が原因の価格の高騰の可能性がありそうです。
数年前までは3000円程度で購入できていましたが2021年3月~7月付近は6000円を超える販売価格になっていたようです。
需要が高まる季節になると相場があがるので高値で購入することになりますので購入時期は選んで購入したいところです。
最近の相場を見る限りでは3500円~4000円であれば相場なのではないかと思います。
検討している方は購入時期を見定めて購入してください。
現行モデルはCB-JCBとなっており日本製となっています。
旧モデルCB-JRB-2やCB-JRB-3からサイズや素材のマイナーチェンジ行い現行モデルCB-JCBは2016年~となります。
旧モデルとの違いは収納時のサイズが少し小さくなったりケースの色が変わったりと変更点は少しの違いですが現行モデルCB-JC以前は韓国が日本製になった点が大きな違いと言えます。
イワタニの新型のCB缶一体型シングルバーナーはコチラのマイクロキャンプバーナーをチェックしてください!
![FORE WINDS FW-MS01 レビュー](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/02/aicaschi-320x180.jpg)
遮熱板は不要?遮熱板の効果は?爆発の原因
![ジュニアコンパクトバーナー 遮熱板 いらない](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC1017.jpg)
イワタニのジュニアコンパクトバーナーに遮熱板は基本的には必要ありません。
説明書に記載の使い方を守れば本体やボンベの爆発や事故の心配はありません。
詳しくは説明書を確認してください。
ジュニアコンパクトバーナー取扱説明書
遮熱板を使う効果は?
![ジュニアコンパクトバーナー 遮熱板 必要性](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC1012.jpg)
ジュニアコンパクトバーナーのような一体型のシングルバーナーは燃焼部分とガス缶が近いためガス缶が熱くなり不安を感じる方が多くおられます。
遮熱板を使うことで燃焼部分からの熱を軽減出来て不安を解消する効果があります。
イワタニジュニアコンパクトバーナーについて
![ジュニアコンパクトバーナー](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC1032.jpg)
ジュニアコンパクトバーナーは、1930年創業の老舗ガス機器メーカーの「岩谷産業」が製造する燃料とバーナ部が一体型のシングルバーナーです。
カセットコンロ製造で培った、確かな技術力で製品の品質と信頼が高いです。
ジュニアコンパクトバーナーは構造がシンプルで壊れにくいため、古くから愛用している方も多く名実ともに信頼できるバーナーとして評価されています。
ジュニアコンパクトバーナーの基本的なスペック
使用時のサイズ | 幅155×奥行155×高さ127mm |
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収納時のサイズ | 幅82×奥行68×高さ109mm |
商品重量 | 約274g |
最大発熱量 | 2.7kW (2,300kcal/h) |
連続燃焼時間 | イワタニ カセットガス使用時 約120分 |
使用燃料 | カセットボンベ缶(CB缶) |
点火方式 | スイッチ式 |
ジュニアコンパクトバーナーCB-JCBの主な特徴
CB-JCBのサイズは手のひらサイズ
![CB-JCB サイズ](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC0997.jpg)
収納時のサイズは幅155×奥行155×高さ127mmとコンパクトで片手で持つとこのくらいのサイズ感です。
![収納時 手のひらサイズ](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC0978.jpg)
付属でハードケースがついてくる
![ジュニアコンパクトバーナーCB-JCBケース](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC1041.jpg)
ちょっと安っぽいですがハードケースが付属されているので追加で購入する必要はありません。
![odケースサイズ](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC1056.jpg)
OD缶よりも少し小さいのでOD缶が収まるケースであればピッタリとスタッキングできます。
![ジュニアコンパクトバーナー スタッキング](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC1048.jpg)
CB-JCB重量
![CB-JCB 重さ](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC1036.jpg)
重さはケース込みで335g
![本体重さ](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC1035.jpg)
本体のみだと335gとなります。
構造がシンプルで頑丈
![シンプル構造](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC1078.jpg)
シンプルな構造で壊れにくいです。
アウトドアでは荷物に押し込まれたり、落としてしまったり、製品に負荷がかかることが多々あります。
![組み立ても簡単](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC1081.jpg)
ちょっと落としてしまっただけで、簡単に壊れてしまっては、話になりません。
多少、煩雑な扱いでも問題なく使えます。
燃料はCB缶
![燃料はCB缶](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC1006.jpg)
CB缶一体型のシングルバーナーとなります。
基本的にはイワタニのガスカートリッジを使うことを推奨されています。
![イワタニガス缶](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC1063.jpg)
- イワタニカセットガス CB-250S-OR
- イワタニカセットガス ジュニア CB-JR-120S
- イワタニカセットガス パワーゴールド CB-250-PG
コンビニやスーパーなどでも販売されているので燃料を忘れたり足らなくなった場合でも入手しやすいのは嬉しい点です。
また、アウトドアメーカーのCB缶と比べるとの価格が安いためランニングコストが抑えられるのも嬉しい点です。
一体型シングルバーナーのランニングコストを比較した記事もありますので参考にしてください。
使い方はとても簡単
![ガス缶 セット](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC1088.jpg)
使い方はとても簡単で足と五徳を開きガス缶をセットすれば、すぐに使用することができます。
![シンプル構造](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC1090.jpg)
とてもわかりやすい構造で直感的に理解できるシンプルさも魅力です。
点火スイッチと燃焼部が離れているので、安全に点火できる
![点火スイッチ](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC0985.jpg)
点火のスイッチも押しやすくて着火の失敗が少ないです。
![点火スイッチも押しやすい](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC0991.jpg)
五徳は鍋底が16cm以下のものが使用可能
![五徳に合う鍋サイズ](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC0979.jpg)
16cm以下ということでソロ~ディオくらいまでのクッカーやフライパンであれば問題なく使用できます。
![メスティン 長さ](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC1077.jpg)
メスティンの底(長い方)が丁度16cmなので目安にしてみてください。
火力
![CB-JCBは火力](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC0331.jpg)
かなり強力な火力で500mlのお湯を2分程度で沸かすことができます。
火力はつまみで簡単い調節することができます。
耐風性
![耐風性](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC1094.jpg)
このCB-JCBはバーナーヘッド部分への風対策にとても優れています。
バーナーヘッドの周りにバーナーヘッドよりも高さがある風防があることで横からの風を防ぎます。
![ジュニアコンパクトバーナー五徳耐風性](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC0537.jpg)
また、五徳も風防の役割を果たしており更に耐風性がアップしています。
冬でも使える!
冬でもガス缶をカセットガス パワーゴールドにすることで真冬の低温時のキャンプでも使用できます。
レギュラーガスより低温時でも使えるイソブタンが配合されています。
シングルバーナーのガス缶を冷やしてテストしていますのでこちらも参考にどうぞ。
価格の安さがとても魅力
価格が他のシングルバーナーに比べてかなり安いです。
初めてシングルバーナーを購入する方や2つ持ちする場合にはとても嬉しい価格となっています。
![一体型シングルバーナー 徹底比較](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/aicat-320x180.jpg)
信頼の日本製
近年AMAZONで中華製の怪しいバーナーが沢山販売されていますが本来は日本の安全規制で定められた製品でないと販売できません。(PSLPGマーク制度)
このCB-JCBは日本で販売実績が豊富なイワタニが販売しており日本の安全規制の基準に適合した安心できる製品です。
アフターパーツ、アタッチメントが多い
![ジュニアコンパクトバーナー アフターパーツやアタッチメント](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC1109.jpg)
広く普及しているので、アフターパーツやアタッチメントが多いです。
一体型で問題になってくるのがガス缶が加熱されることによる爆発です。
信頼できる製品ですので間違った使い方をしなければ安全に使えます。
しかし、不安に感じる人も多いことから不安を解消する遮熱板が、社外品ですが販売されています。
また、火の通りを均一にするためのバーナーパットやガス管のデッドスペースを有効にできる遮熱テーブルなどが発売されています。
![おしゃれなCB缶カバー おすすめ10選](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/02/aicahi2-320x180.jpg)
ジュニアコンパクトバーナーの唯一のデメリット
![五徳デメリット](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC1100.jpg)
五徳の形状が使いにくい
![五徳デメリットメスティン](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC1114.jpg)
五徳のサイズは幅が広くて置けるクッカーは多いのですがモノによってはバランスが悪く水平を保てない場合があります。
![メスティン五徳のらない](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC1117.jpg)
特にレギュラーサイズのメスティン、サイズの小さいダイソーのメスティンは乗せにくいです。
![小さなモノは置きにくい](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC1118.jpg)
サイズが小さなモノ注意が必要でチタンシングルマグやシェラカップもバランスが悪くおすすめできません。
乗せる場合にはバーナーパットを別途用意すればほぼ解決できます。
ジュニアコンパクトバーナーの社外品カスタム
遮熱板
![イワタニジュニアコンパクトバーナー 遮熱板](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC1120.jpg)
遮熱板は数多く販売されていますがステンレス製のものであれば値段が安くておすすめです。
取付方法はとても簡単でバーナー下のくぼみ部分に差し込むだけでセットできます。
固定力に不安を感じるかもしれませんが使用時にバーナーを動かすことはないので外れてしまうことはありません。
専用ゴトク
![イワタニジュニアコンパクトバーナー 五徳](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2020/07/DSC1970.jpg)
メスティンなどを乗せるとバランスが悪いジュニアコンパクトバーナーですがN-projectから販売されているSHIELD MASTER 1016を使えば安定して調理することができます。
![イワタニジュニアコンパクトバーナー N-project 五徳付き風防 SHIELD MASTER 1016](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2020/07/DSC1956-1.jpg)
また、風防も兼ねているので風がある日には重宝します。
ジュニアコンパクトバーナーを使っていて不安定なクッカーなどがあれば試す価値ありますよ!
シングルバーナー五徳
![イワタニジュニアコンパクトバーナー 五徳スタンド](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC1123.jpg)
重さがあるものや大きなクッカーなどはシングルバーナー用の五徳があるとバランスよく調理ができるのでおすすめです。
![クッカースタンドのおすすめ](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC9672サムネ-320x180.jpg)
![五徳](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC1127.jpg)
バーナーパット
![ジュニアコンパクトバーナー バーナーパット](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC1131.jpg)
唯一のデメリットである五徳の使いづらさカバーしてくれる便利なアイテムです。
ジュニアコンパクトバーナーには必須のアイテムと言えます。
![15cmバーナーパット](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC1142.jpg)
サイズがいくつかありますがお勧めは15cmのものが五徳にピッタリと合うので使いやすいです。
![バーナーパット おすすめ](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/02/aikyati-320x180.jpg)
遮熱テーブル
![遮熱テーブル ジュニアコンパクトバーナー](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/DSC1146.jpg)
遮熱板を兼ねたテーブルとなります。
調理器具の仮置きや小物を置いたり便利なアイテムです。
![遮熱テーブル おすすめ](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/02/shanetute-320x180.jpg)
まとめ
今回ご紹介した、イワタニのジュニアコンパクトバーナーは、コスパがよくて使いやすくて壊れにくいという特徴をもっています。
ですが、あまり寒冷地などのハードな環境での使用にはCB缶の特性から向いているとは言えません。
ですので、日帰りで行けるような登山、キャンプでサブ機としての使用、災害時の備蓄として持っておく、などの利用が適していると個人的に思います。
シングルバーナーにはそれぞれ良し悪しがあります。
自分が使う環境や目的をはっきりさせれば、お気に入りのシングルバーナーがきっと見つかるはずですよ。
![一体型シングルバーナー 徹底比較](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2022/01/aicat-320x180.jpg)
![ガスコンロ 焼肉](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2023/09/gascoro-320x180.jpg)
![](https://nomad-base.jp/wp-content/uploads/2023/09/yasuigaskonro-320x180.jpg)