皆さんはキャンプで使用するバーナーはどのようなものを使用していますか?
ファミリーキャンパーさんは複数の調理が同時に可能なツーバーナーを使用される方も多いかもしれませんが、最近ではソロキャンプを楽しまれる方も増え、気軽に使用できるシングルバーナーの需要が高まっています。
ソロで使う際にはなるべく道具はコンパクトに納めたいですよね。今回はソロキャンパーにオススメの組み立て不要でコンパクトなシングルバーナー ユニフレームのミニバーナーUS700をご紹介します!
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ユニフレーム ミニバーナーUS-700のスペック
ミニバーナーUS-700の基本的なスペックについてご紹介しますと、組み立て不要でそのまま本体にCB缶を装着して使用できるステンレス製のバーナーです。
CB缶は安価で気軽に手に入るので個人的にはOD缶燃料使用のバーナーよりも好きです。
最大火力はプレミアムガスが3,000kcal/h、レギュラーガスが2,400kcal/hとなっています。
人気シングルバーナーのSOTOのST-310の火力は約2,500kcal/hなのでほぼ同等の火力といえます。
燃焼時間は最大火力の場合、プレミアムガスで約80分、レギュラーガスで約100分となっています。
五徳は三角形状で本体もがっしりしているので、小さいながらも非常に安定感がありそうです。高さは約115mm、重さは約315gとなっており、写真は500ml缶とのサイズ比です。
点火手順
点火手順は非常にシンプルです。順を追って確認していきたいと思います!
パッケージにも記載されている通りUS-700は屋外専用の道具となっております。おそらく一酸化炭素などの問題から屋外専用としているかと思いますので、安全に使用するためにも屋内での使用は避けましょう。
手順①CB缶装着
まずはCB缶を装着します。取り付け部は写真のようになっており、下側の溝にカセットボンベのフチを引っ掛けてカセットボンベを押し込み回します。
これでカセットボンベが固定されます。
外すときはカセットボンベを逆方向に回して溝から外します。
手順②つまみを回してガス放出
カセットボンベの装着面の反対側につまみがついています。つまみ部は本体に収納できるので、出っ張りがなくなり収納する際にも便利です。
つまみを回すことでシューっとガスが放出される音が確認できます。
手順③点火
点火方式は圧電点火となっています。本体下部についている赤い点火ボタンを押すことで点火されます。点火ボタンは燃焼部から離れているため火を付ける際にも安心して点火できます。
ユニフレームミニバーナーUS-700に色々乗せてみた!
非常にコンパクトな作りのUS-700ですが、実際にどのような大きさのものを乗せることができるのか、色々な道具を乗せて検証してみました!
シェラカップ
まずはシェラカップです。ソロキャンプのシーンではコーヒーを飲むときなど1人分のお湯を沸かしたいときにシャラカップを用いることも多いかと思います。
実際に水を入れて乗せてみたところ、グラつきもなく安定して乗せることができました。
メスティン
続いて乗せるのはメスティンです。シェラカップに比べてサイズが大きく形が長方形のため均等にバランスが取れるか心配でしたが、中にお米と水を入れた状態で乗せてみるといい感じに乗せることができました。ただし、五徳からはみ出す部分が大きいので極端にバランスが悪いと落ちてしまうかもしれませんが、それほど気にならない印象です。
クッカー鍋
最後に大きめのクッカー鍋を乗せてみました。水を入れて乗せてみると、五徳からはみ出す部分は大きいものの設置面が円形なので安定感があります。しかしメスティン同様にバランスに偏りがあると落下する場合もあるのでこちらもバランスには注意しましょう。
ユニフレームミニバーナーUS-700で安定して調理したい場合
コンパクトな分、乗せるものによってはバランスが重要になってきますが、そのような問題は同じくユニフレームから発売されている「クッカースタンド350」を使うことで回避できます!クッカースタンド350の下にUS-700をセットすることで程よい位置から熱を加えることができ、クッカースタンドの上に鍋やフライパンを乗せるため非常に安定感があります。バランスを気にする必要もありません!
クッカースタンド350はUS-700を2つセットできる程度の幅があるため、ツーバーナーのように使うこともできます。
ユニフレームミニバーナーUS-700を実際に使ってみた!
US-700を実際に使用して、その使用感について調査してみました。今回はキャンプのシーンでよく行われる湯沸かしと炊飯を行ってみたいと思います。
シェラカップ湯沸かし
まずはシェラカップを用いてお湯を沸かしてみたいと思います。150mlの水を入れてUS-700を点火。火の強さは弱火に調整しました。
1分半ほど経過するとプクプクと気泡が上がり、約2分ほどで湧き上がりました!
感想としては、火の勢いを一番弱く設定してもある程度火力が強めの印象です。
メスティン炊飯
続いてはメスティンを用いて炊飯をしてみました。1合のお米をよく洗った後、お米と同じ分量(180cc)の水と一緒にメスティンへ入れて30分以上放置し水を吸わせます。
その後US-700で炊飯開始。火力は弱火に設定します。熱効率を上げるためバーナーをアルミの風除けで囲い、吹きこぼれの蒸気の圧力で蓋が飛ばないように先ほど沸かしたシェラカップを乗せてみました。
5分ほど経過するとふつふつと中から聞こえ始め、次第に吹きこぼれの水分が増えてきました。吹きこぼれの水がCB缶にあまり飛ばないよう位置を調整しながら熱し続けます。
10分ほどで音がパチパチと変化しました。
パチパチ聞こえてきたところで火からおろしてタオルに包み、保温状態で逆さにして30分ほど蒸らしました。
完成したご飯がこちら!かなりいい感じに炊けました。食べた食感も芯が残っている様子もなく、甘みのある美味しいご飯に炊けておりました。
まとめ
ユニフレームUS-700を実際に使ってみて、非常にシンプルでコンパクトな設計ながらもシングルバーナーとしての機能としては全く問題なく使用できることがわかりました!
シングルバーナーは種類も豊富で、大手から定番で人気のものも多々ありますが、US-700はキャンプ場でも私の身の回りでも使っている人がそれほど多くない印象です。人とあまり被りたくないキャンパーさんにもお勧めしたいシングルバーナーです。
無骨で男前なユニフレームUS-700を皆さんも1度試してみてはいかがでしょうか。