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キャンプでコーヒーがマズい?アウトドアでコーヒーを淹れる4つのポイント

ビアレッティキャンプ

アウトドアの楽しみの一つに、外でのコーヒータイムをあげるひとは多いのではないでしょうか?早朝の森の中、焚火を囲んで飲むコーヒー・・・。
想像するだけでいい香りが漂ってきそうです。
しかし、キャンパーさんの中には、外で飲んだコーヒーがおいしくなかったなど、残念な思いをした人も多いようです。
いったいなぜなんでしょう?

今回は、アウトドアでコーヒーを入れる際おいしくなるポイントをご紹介します。

アウトドアコーヒーをおいしくする4つのポイント

アウトドアでコーヒーを淹れるとき、屋外と屋内では環境や道具が異なります。
屋外でコーヒーを淹れる際に気を付けるポイントを見ていきましょう。

温度が低すぎた

高原キャンプ場や登山キャンプなど標高の高いキャンプ場では、お湯の沸騰する温度が平地とは異なる場合があります。
水が沸騰する温度(沸点)は気圧が1気圧で100℃。
標高が高くなるにつれて沸点は下がり、富士山山頂等では水の沸点は約88℃まで下がります。
加えて、標高の高い場所は気温も低く温度も冷めやすい環境になります。

一方コーヒーを抽出する適温は熟練度などによってことなりますが、安定して入れられるのは92℃~96℃だといわれています。
標高の高い場所は、コーヒーを淹れにくい環境といえるかもしれません。
そこで、標高の高い場所でコーヒーを淹れる場合、深煎りコーヒーで淹れるのをおすすめします。
深煎りコーヒーの方が味が出やすく低い温度でもおいしく淹れることができます。
コーヒーを淹れる際には沸騰したてのお湯で手早くコーヒーを抽出しましょう。

焙煎がうまくいかなかった

コーヒー焙煎
コーヒー好きの方なら、自分で焙煎したコーヒーってどんな味なんだろう、キャンプなら焚火もあるし焙煎ができるかも!と思いをめぐらしたことはないでしょうか?
昨今ではネット販売で生豆は手に入りやすくなっています。
しかし、生豆からコーヒーをいざ焙煎!
となると、なかなか一筋縄ではいかないようです。

生豆を焙煎する具体的な作業は以下のようになります。

  1. 取っ手がついた網などに生豆入れて直火にかける。
  2. ハゼというコーヒーがはじける音がしてきます。ハゼの音を頼りに、好みのロースト具合に合わせて焙煎をつづけます。
  3. うちわなどで急冷する。

というのが、大まかな焙煎の手順です。
これだけ書くと簡単そうに見えますが、初心者がキャンプでコーヒー焙煎をするときに失敗しやすいポイントがあります。

①②→初めてのコーヒー焙煎では、100円ショップなどで売っている、網で行う方が多いようです。
しかし、慣れないうちは網を使っての焙煎はむずかしく熟練度がいるそうです。
加えて焚火はガスコンロと違い火力が安定しません。
慣れないうちは下記のような、アウトドア用の焙煎機を使いバーナーなどで行った方がムラなくうまくいくようです。

③→豆を急冷するのは豆にこもった余熱で焙煎が進むのを止めるためです。
うちわで行う場合が多いですが、オートキャンプなど電源があればドライヤーなどで急冷した方がより失敗が少ないでしょう。

こうして焙煎した豆。すぐにでも、コーヒーにして味わいたいと思うでしょう。
しかし、焙煎したての豆はお湯との親和性が低いので、すぐにコーヒーにしてもうまく抽出できず香りも味も今一つなのです。
焙煎したら2~3日置いた方がおいしくなります。

このように、本格的な焙煎は最初のうちはなかなかコツがいりますが、アウトドアで焙煎すると、ハゼの時にとぶ薄皮を気にしなくていいなどのメリットもあります。
徐々にコツを覚えていっておいしいコーヒーを淹れられるようになるといいですね。

コーヒーメーカーによる味の違い

コーヒーは抽出方法によっても味に違いが出ます。
アウトドアで用いるコーヒーメーカーは家庭用のものとは、抽出方法が異なる場合があります。
飲みなれていない味=まずいと感じてしまうこともあるでしょう。
ここでは、アウトドアでよく使われるコーヒーメーカーの味の特徴についてみていきましょう。

コーヒードリッパー

キャンプコーヒーまずい
家庭でもコーヒーを淹れるときに使われるコーヒードリッパー
アウトドアで使われるドリッパーには、ペーパータイプのものと金属フィルターのものが多く用いられています。
アウトドアではゴミがでるのを避けるため、金属フィルターのドリッパーがよくつかわれます。
金属フィルターはコーヒーの微粉が残るためダイレクトにコーヒーの味を楽しむことができます。
しかし、この微粉が慣れない人には口当たりが悪く感じてしまうこともあります。
微粉が気になる方は、茶こしなどであらかじめふるって取り除くといいでしょう。

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エアロプレス

エアロプレス
近年注目を集めているのがエアロプレスです。
もともとはアウトドアの道具ではないのですが、軽くてコンパクトなので屋外で使う人が増えているようです。
エアロプレスは空気の圧力を利用して、コーヒーを抽出します。コーヒー粉を器具に入れて、お湯をゆっくりと注ぎ、上から圧力をかけるとコーヒーが抽出されます。
エアロプレスで入れたコーヒーは味が安定していてプロのバリスタも愛用している方が多いそうです。
コクがあるのにさっぱりとした飲み口なのでドリッパー派の人にも飲みやすいコーヒーを淹れられます。

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パーコレーター

パーコレーターの歴史は古く1800年代にフランスで開発され、アメリカの西部開拓時代に普及したといわれています。
見た目はやかんやポットのような形をしていて、本体の中に穴がたくさん開いたストレーナーが入っています。
使用方法は、ストレーナーを外し、本体に水を入れて直火にかけます。
ストレーナーに粗目に引いたコーヒー粉を入れておき、お湯が沸騰したら本体に入れて再び直火にかけしばらくするとコーヒーの完成です。
なんともワイルドで、西部開拓時代にカウボーイたちがコーヒーを淹れている絵が浮かんできそうです。

パーコレーターのコーヒーの味は、香りはあまり強くありません。コーヒー粉とお湯が循環することにより、どっしりとしたコクのある野趣あふれる味わいになります。
すっきりとキレのあるコーヒーとは異なりますが、アウトドアならではのコーヒーを楽しんでみてはいかがでしょう?

このように、淹れる器具によってコーヒーの味わいは変わります。
いつもと違うからと、ちがう味のコーヒーは敬遠してしまいがちですが、大自然の中で楽しむコーヒーはおおらかに「コーヒーってこんな楽しみ方もあるんだ」といった気持ちで味わうのはいかがでしょう?

マグの素材による味の違い

アウトドアでコーヒーを楽しむとしたら、マグはどんなものを使いますか?
コーヒーを楽しむときはマグの素材も大きく関係してきます。
アウトドアで便利な、紙コップやプラスチックマグなどは、素材のにおいがコーヒーの香りを邪魔してしまいコーヒーを飲むのには向いていないといわれています。
また、どちらも温度が冷めやすく、温度が味を左右するコーヒーを飲むのにこれらの素材はあまり適してはいないようです。
それでは、アウトドアでコーヒーを飲む場合はどのような素材が適しているのでしょうか?

チタン

アウトドア用のマグカップでは、耐久性を鑑みて金属が多く使われています。
見た目も武骨でいかにも「キャンプしている」感がありますよね。中でも素材として人気が高いのがチタンでしょう。
チタンの最大の特徴は保温性です。
熱伝導率が低いため、寒い屋外でもあたたかい飲み物を長い間楽しむことができます。
取っ手や飲み口が熱くなりにくいのでマグに最適。耐久性・耐食性に強く、錆臭や金属臭がでにくいのもコーヒーを飲むのにうれしい特徴です。
加えて軽いので持ち運びにも便利です。
半面、加工に高度な技術がいるため値段は少々お高めです。

ステンレス

アウトドア用のマグカップでチタンと同じくポピュラーなのがステンレスです。
ステンレスは耐久性が高く、アウトドアギアに向いている素材として広く知られています。
値段もチタンに比べてお手頃なものが多いようです。
熱伝導率はチタンに比べると劣りますが、金属の中では保温性は高い方です。
長時間使ったり、酸性のものを入れておくと若干鉄臭がしてくるので、その際は重曹などでお手入れをするとにおいがとれます。

ホーロー

煮込み用の鍋などでおなじみのホーローですが、アウトドアにも向いている素材です。
ホーローは金属にガラス質をコーティングして作ります。
そのため、耐食性・耐久性・耐酸性があります。においも出にくく、コーヒーの味を邪魔しません。
温かみのあるエナメルカラーが、どこかレトロでかわいく特に女性に人気です。
チタンやステンレス製に比べると耐久性は劣るので、持ち運ぶときはケースに入れた方がよいでしょう。

アウトドアでコーヒーを楽しむ際は、マグの素材にもこだわると、コーヒー本来の味が楽しめます。お気に入りのマグがあればコーヒータイムがもっと楽しくなるでしょう。

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まとめ

家庭で淹れるときとは違い、アウトドアでは少しコツがいるコーヒー。アウトドア用品のコーナーに行くと、ここで紹介したもの以外にもまだまだたくさんのコーヒー関連のグッズがあります。アウトドアで楽しむコーヒーは、それだけ奥が深い世界なのでしょう。最初はうまく淹れられなくてもコツを覚えて自分だけの極上の一杯を淹れられるようになるといいですね。

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