キャンプや車中泊など需要が高まりに伴いポータブル電源の人気が年々増していいます。
金額が高いポータブル電源ですが安いポータブル電源には安い理由があります。
安心して使用するためにも購入ポイントを抑えておけばコスパ良く安いモノを選ぶことができます。
この記事では主要のポータブル電源の比較や安く購入するためのポイントをお伝えします!
安いポータブル電源であれば2万円代から購入できます。
是非、参考にしてください。
- 主要ポータブル電源の価格比較
- 失敗しないポータブル電源の選び方
- キャンプ・車中泊向きのポータブル電源の選び方
- ポータブル電源のセール時の価格
を中心に安いポータブル電源を安く購入できるポイントをまとめています。
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ポータブル電源が欲しいけど高いイメージ!安いモノはある?
キャンプや車中泊などアウトドアを楽しむ方々にとってはポータブル電源でモバイル機器の充電を中心に調理や扇風機・冬の暖房機器が使えると快適なキャンプを楽しむことができます。
欲しいけど金額が高い
ポータブル電源は非常に便利なため金額がとても高いです。
スペックが良いモノになれば10万円を超すものも沢山あります。
しかし、キャンプや車中泊では必要のない機能が備わっているものもあります。
購入するうえでオーバースペックなものを購入する必要はありません。
また、あまり安いポータブル電源を選んでしまうと使いたい電化製品が使えないといったことにもなりかねません。
使う用途に合わせて安心して使える安いポータブル電源選びを心がけましょう!
異常に安いポータブル電源もある!
アマゾンを見ると非常に安いポータブル電源がありますが安いポータブル電源に飛びつくのは非常に危険です!
容量が非常に少なかったり、AC出力ポートが1つしかなかったり、日本の規格に合っていない場合もありますので購入前にはポータブル電源の仕様やスペックを確認して購入しましょう。
- 200~300wh クラス 2万円~4万円
- 400~500wh クラス 4万円~7万円
- 600~700wh クラス 6万円~8万円
- 1000wh以上 クラス 12万円以上
単位のwhとは ポータブル電源の容量を意味します。
ポータブ電源の価格はこの容量(WH)が多くなると金額が高くります。
後ほど詳しく解説しています。
ポータブル電源を安く抑えるポイント!
ポータブル電源の価格は容量(Wh ワットアワー)の他にも価格が高くなる要素が沢山あります。
ポータブル電源の価格が決まる要素
一般的な値段に関わる要素です。
これがすべてではないのであくまで購入の上の参考値としていただければと思います。
数字が大きいと使える容量が多くなります。一般的には多い方が値段が高く、低い方が安くなります。
数字が大きい方が扱える家電が多くなります。数字が大きい方が値段は高くなります。
ACポートが多い方が価格が高い傾向があります。USB端子で充電できるものが増えてきていますがAC電源が必要な家電も多くありますので2~3つあると便利です。
USBポートが多い方が価格が高い傾向があります。最近ではUSB-Cでの充電ができるものが増えてきています。USB-Cはスマホなどを高速で充電できるので必要な場合は少し高くなりますがUSB-C端子があるものを選びましょう。
DCポートが多い方が高い傾向がありますが使い方によってはあまり必要としない場合もあるのではないかと思います。
ポータブル電源への充電時間が早いモノのほうが値段が高い傾向にありますが1週間に1度のキャンプ程度であれば充電時間の早さよりも本体の安さを選んだ方が良いかもしれませんね。
この他にも様々な要素があります
バッテリーの種類や質や寿命・静音性・防水機能・LEDライトの装備・軽量性など細かく上げていくと様々な要素がありポータブル電源を選ぶのに迷ってしまいます。
初心者におすすめなポータブル電源選びの3つのポイント
ポータブル電源初心者の方がキャンプや車中泊で使うために購入する場合に抑えておきたいポイントが3つあります。
- 正弦波であること
- ポートの数が多いこと(必要な数+1)
- 液晶が見やすい
正弦波であること
ポータブル電源選びで比較的重要なポイントになります。
ポータブル電源からの流れている電流には正弦波・修正弦波・矩形波があります。
この波形によって使用する機器が故障する可能性につながるので必ず抑えておきたい点です。
それぞれ簡単に説明します。
正弦波・・・家庭用コンセント同様の安定したなめらかな電流の波です。パソコンなどの精密機器でも安心です。
矩形波・・・電流の波がブロック状でなめらかではないです。使えない家電があったり故障につながる恐れもあります。
修正弦波・・・矩形波のブロック状を細かくして正弦波に似せた波形でこちらも故障につながる場合があります。
矩形波や修正弦波のポータブル電源は一般的には安く購入するメリットはありますが初心者の方には正弦波をおすすめします。
ポート数が多い方が良い
キャンプや車中泊で使うシーンを想定してACコンセントやUSBポートがいくつ必要か?考えてみて+1つあるとイザというときに困りません。
例えば電気毛布を使用中にカメラの充電がしたい場合はACが2つあると同時に行えます。
スマホの充電などはUSBで行いますがLEDライトの充電も同時にしたいシーンもあると思います。
想定よりも1つくらい多い方が安心感があります。
液晶が見やすい
ポータブル電源初心者の方はどれくらい充電が残っているか?今使っている電力の大きさはどれくらいなのか?など液晶画面でわかると電気の使い方を調節しながら使うことができます。
ポータブル電源自体が液晶によって電力を消費するデメリットもわずかにありますが電力量やあと何分使えるかなどの情報が一目でわかるととても便利ですしポータブル電源をつかうコツがつかめてきます!
キャンプや車中泊でポータブル電源が必要なシーンは?必要な容量は?
キャンプや車中泊ではどのようなシーンでポータブル電源が必要でしょうか?
一般的な例を参考にご自身にあうスペックを検討してみてください。
キャンプでのポータブル電源使用シーンに合ったポータブル電源の容量
一般的な夏キャンプの場合は・扇風機・スマホ充電・カメラ充電・USB充電LEDライト・ゲーム機などあまり大きな電力を必要としないので300whクラスのポータブル電源でほぼ大丈夫です。(ポータブル冷蔵庫を長時間使用する場合は容量をアップする必要があります)
夏キャンプにおすすめのポータブル電源
EENOUR P302 294Wh
300WHクラスでAC電源の数が4つ搭載されており夏のキャンプであれば十分な電力で安心して使えます。
ECOFLOW RIVER
300WHクラスでAC電源の数が3つあり液晶画面で確認できるの情報量が豊富です。
冬のキャンプで一番電力を使うのは電気毛布です。
1人であれば400whクラス、2人であれば700whクラスが必要です。
冬キャンプにおすすめのポータブル電源
EENOUR P703
容量が700whクラスでAC電源4つあり液晶に『現在の使用ワット数』や『後、何分使えるか』など情報量が多いので安心して使用することができます。
ECOFLOW RIVER Pro 708
700whクラスでAC電源3つあり液晶の情報量が多い機種です。
車中泊では電気ケトル・炊飯器・スマホ充電・カメラ充電・USB充電LEDライト・ゲーム機などが想定されます。
電気ケトルなどの調理器具は定格出力が高いものを選ばないといけないので1000whクラスのスペックが必要となります。
(ティファールの電気ケトルの場合定格出力が1250w)なので定格出力をチェックする必要があります。
また、リモートワークなどでもポータブル電源があるととても便利です。
ノートパソコンなどは大きな電力はかからないので小さな300whクラスでも1日~2日は充電に困ることはありません。
キャンプで使う主な電化製品の使用時間の目安
キャンプで使う主な電化製品の使用時間の目安です。
厳密には待機電力やポータブル電源が動くための電力やACコンセントを使用する際の電力の変換によるロスも発生するので単純にWh÷消費電力の計算では誤差が出ます。
実際にはもう少し少ない時間となるのではないかと思います。
300Whクラス
消費電力 | 使用時間 | |
扇風機 | 30Wh | 約10時間 |
電気毛布 | 50Wh | 6時間 |
スマホ充電 | 15wh | 約17時間 |
ノートPC | 50wh | 約5回充電 |
500Whクラス
消費電力 | 使用時間 | |
扇風機 | 30Wh | 約15時間 |
電気毛布 | 50Wh | 9時間 |
スマホ充電 | 15wh | 約33時間 |
ノートPC | 50wh | 約8回充電 |
700Whクラス
消費電力 | 使用時間 | |
扇風機 | 30Wh | 約23時間 |
電気毛布 | 50Wh | 12時間 |
スマホ充電 | 15wh | 約46時間 |
ノートPC | 50wh | 約13回充電 |
コスパ最強おすすめのポータブル電源(正弦波・液晶が見やすい・ポートが豊富)
総合的にコスパが良いおすすめのポータブルを紹介します。
正弦波で液晶の情報量やポートの数が豊富なポータブル電源が初心者の方におすすめの4機種です!
EENOUR P703
冬キャンプにおすすめなEENOURのP703はテスラ社の最新技術を用いた高性能なバッテリーを内蔵しています。
最大出力も他社と比べて1400Wと大きいので家電の使える幅が広がります。
冬キャンプの電気毛布は8~9時間使えるのでソロキャンプは勿論、ディオキャンプでも使えるくらいの容量となっています。
ポートの数はAC電源4口・USB6口(内2つUSB-C)と多いのはとても魅力でこのスペックでこの価格はかなりお得なポータブル電源と言えます!
電力消費量やバッテリーの残量などすべての情報を液晶パネルで確認できるので安心して使用することができます!
ECOFLOW RIVER
容量が小さいので夏キャンプ向きですがポートの数や液晶の見やすさが充実しています。
こちらのエコフローのリバーはバッテリーの追加がでるという他のポータブル電源にはない特徴があります。
夏キャンプ目的に購入して、冬キャンプようにも使いたいと思ったら後付けでバッテリーを追加できます。
夏は追加のバッテリーなしの状態で軽量で使い、冬はバッテリー追加で大容量で使うと言った使い分けができます。
Anker PowerHouse II 800
モバイルバッテリーで人気の高いアンカーのポータブル電源です。
ACコンセントは2つと少な目ですがUSBポートはUSB-Cが2つ搭載されておりスペックの割に安い機種となっています。
AC出力が110Vと日本仕様に合わせられていない点が若干気になるてんですが、液晶も見やすくコスパの良いポータブル電源です!
EENOUR EB50
価格は抑えたいけど容量は欲しいといった方にはコチラのEB50がおすすめです!
容量は500Whと使用用途によっては物足りなさがあるかもしれませんが
1WHあたりの金額が79.7円と断トツの安さとなっています。
(アマゾンでの通常価格39800円をベースに計算 公式のメーカー価格は68000円)
勿論、正弦波なので安心して使える点も◎
とにかく安いポータブル電源
容量や液晶パネルは妥協できる!とにかく安いポータブル電源が欲しい方におすすめの3機種です。
こちらもすべて正弦波の中から選出しています!
Jackery ポータブル電源 240
ジャクリは日本のポータブル電源市場でトップクラスの販売数があり人気が高い安心して使用できるメーカです。
こちらの機種【ポータブル電源240】はジャクリの中でも容量の小さな機種となり価格も一番安いモデルとなります。
他メーカーの機種と比べても1WHの金額が82.5円とコスパの良さはトップクラスです!
ポート数や液晶・容量は最低限となりますが、ポータブル電源の良さを知る最初の1台にはおすすめのポータブル電源です!
SmartTap PowerArQ mini 346Wh
日本で人気の高いSmartTapのPowerArQ miniです。
カラーが豊富でキャンプサイトの雰囲気にあうナチュラルなカラーも多く展開されています。
容量的には夏キャンプ用ですが扇風機やスマホの充電などではかなり活躍してくれます。
WH換算ではWh98.5円とかなり安い機種となっています。
EENOUR P302
2020年のポータブル電源市場に参入してきたEENOURですが日本のポータブル電源のニーズに応えた後発ならではの優れた製品を多く展開しています。こちらのP302は294Whとなっており容量が1Wh換算では135.3円と他と比べて高めではあるがAC電源4口、USBポート4口(内1つUSB-C)とこのクラスではありえないポートの数となっています。
急速充電対応なのもかなり嬉しいポイントとなります!
コスパが良いポータブル電源 1whあたりの金額とセール時の金額
それぞれの機種のアマゾンでの通常時の価格と容量で1whあたりの金額を算出しています。
また、2021年ブラックフライデー時のセール金額を記載しております。
セール前であれば購入のタイミングで安く購入できる可能性があります。
※次回以降のセールで安くなる保証はありません。過去のセール価格の参考値としていただければと思います。
200wh~300whクラス
容量(Wh) | amazon参考価格 | 1WHあたりの金額 | セール時の価格 | ||
---|---|---|---|---|---|
Jackery | ポータブル電源 240 | 240Wh | 19800 | 82.5円 | 15840 |
EENOUR | P201 | 200Wh | 19980 | 99.9円 | 14985 |
ECOFLOW | RIVER | 288Wh | 39600 | 137.5円 | 32725 |
EENOUR | P302 | 294Wh | 39800 | 135.3円 | 21990 |
SmartTap | PowerArQmini2 | 300Wh | 38500 | 128.3円 | 26950 |
SmartTap | PowerArQ mini | 346Wh | 34100 | 98.5円 | 23870 |
400wh~500whクラス
容量(Wh) | amazon参考価格 | 1WHあたりの金額 | セール時の価格 | ||
---|---|---|---|---|---|
Jackery | ポータブル電源400 | 400Wh | 44800 | 112円 | 34944 |
EENOUR | EB50 | 500Wh | 39880 | 79.7円 | 31880 |
SmartTap | PowerArQ3 | 555Wh | 79800 | 143.7円 | 59840 |
ECOFLOW | RIVER Max | 576Wh | 63800 | 110.7円 | 49800 |
600wh~700whクラス
容量(Wh) | amazon参考価格 | 1WHあたりの金額 | セール時の価格 | ||
---|---|---|---|---|---|
SmartTap | PowerArQ | 626Wh | 66000 | 105.4円 | 46200 |
Jackery | ポータブル電源708 | 708Wh | 79800 | 112.7円 | 55860 |
EENOUR | P703 | 710Wh | 79980 | 112.6円 | 55000 |
ECOFLOW | RIVER Pro | 720Wh | 79800 | 110.8円 | 59850 |
Anker | PowerHouse II 800 | 778Wh | 74800 | 96.1円 | 54800 |
※1whの金額はカタログ値のアマゾンでの価格を単純に割った参考値です。実際にはポートの数やバッテリーの品質など他の要素も金額にはかかわってきますのであらかじめご了承ください。
ポータブル電源 容量別のスペック比較
容量別にAC定格出力やポートの数などのスペックを比較しています。
200wh~300whクラス
容量(Wh) | AC定格出力 | ACポート数 | USBポート数 | DCポート数 | シガーソケット数 | 波形 | 充電時間 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Jackery | ポータブル電源 240 | 240Wh | 200W(400W) | 1口 | USB-A×2 | – | 1口 | 純正弦波 | 5.5時間 |
EENOUR | P201 | 200Wh | 200W(400W) | 2口 | USB-A×2 USB-A QC×1 USB-C×1 | 3口 | 変換アダプター付属 | 修正弦波 | 7~8時間 |
ECOFLOW | RIVER | 288Wh | 600W(1200W) | 3口 | USB-A×2 USB-A QC×1 USB-C×1 | 2口 | 1口 | 純正弦波 | 1.6時間 |
EENOUR | P302 | 294Wh | 300W(600W) | 4口 | USB-A×3 USB-C×1(pd) | 4口 | 1口 | 正弦波 | 8時間 |
SmartTap | PowerArQmini2 | 300Wh | 300W(800w) | 2口 | USB-A×2 USB-C×1 | – | 1口 | 正弦波 | 4時間 |
SmartTap | PowerArQ mini | 346Wh | 200W(400W) | 1口 | USB-A×2 | – | 1口 | 正弦波 | 8時間 |
400wh~500whクラス
容量(Wh) | AC定格出力 | ACポート数 | USBポート数 | DCポート数 | シガーソケット数 | 波形 | 充電時間 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Jackery | ポータブル電源400 | 400Wh | 200W(400W) | 1口 | USB-A×2 | – | 1口 | 正弦波 | 7.5時間 |
EENOUR | EB50 | 500Wh | 300W(600W) | 2口 | USB-A×4 USB-C×1 | 2口 | 1口 | 正弦波 | 4時間 |
SmartTap | PowerArQ3 | 555Wh | 300W(500W) | 2口 | USB-A×4 USB-C×1 | 3口 | 1口 | 純正弦波 | 4時間 |
ECOFLOW | RIVER Max | 576Wh | 600W(1200W) | 3口 | USB-A×2 USB-A QC×1 USB-C×1 | 2口 | 1口 | 純正弦波 | 約1.6時間 |
600wh~700whクラス
容量(Wh) | AC定格出力 | ACポート数 | USBポート数 | DCポート数 | シガーソケット数 | 波形 | 充電時間 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
SmartTap | PowerArQ | 626Wh | 300W(500W) | 1口 | USB-A×3 | 2口 | 1口 | 純正弦波 | 8時間 |
Jackery | ポータブル電源708 | 708Wh | 500W(1000W) | 2口 | USB-A:1口 USB-QC:1口 USB-C:1口 | – | 1口 | 純正弦波 | 8.5時間 |
EENOUR | P703 | 710Wh | 700W(1400W) | 4口 | USB-A:4口 USB-C:2口 | 2口 | 2口 | 純正弦波 | 7時間 |
ECOFLOW | RIVER Pro | 720Wh | 600W(1200W) | 3口 | USB-A×2 USB-A QC×1 USB-C×1 | 2口 | 1口 | 純正弦波 | 約1.6時間 |
Anker | PowerHouse II 800 | 778Wh | 500W(1000W) | 2口 | USB-A×4 USB-C×2 | 2口 | 1口 | 純正弦波 | 約5時間 |
まとめ
ポータブル電源は選ぶポイントが沢山ありすぎて迷ってしまいます。
ただ安いだけのポータブル電源は不安な要素も多くありますのでこの記事を参考に安心して長く使えるコスパのよい機種選びをしていただければと思います。