最近はアウトドアでご飯を炊く時、メスティンを利用して炊飯するのがとっても増えています。せっかくメスティンを使うなら、失敗することなく美味しいご飯を炊きたいですよね。でも、手順さえ守ればとっても簡単に美味しいご飯を炊くことができます。まだ、メスティンを持ってないという人は、メスティンの素晴らしさを感じてもらえるはず。
ということで、今回はMilicampメスティンを使ったご飯の炊き方をご紹介させていただきます。
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Milicampメスティンとは
アルミ製の取手付きの飯盒で、販売しているお店では度々品薄になるなど、現在人気のクッカーとなっています。アルミは非常に高い熱伝導率をほこるため、メスティン全体に熱がまわり、美味しいご飯を炊くことができるのです。メスティンと言えば、トランギアから出されている物が有名です。こちらはMilicampというドイツのメーカーから出されているメスティンでトランギアのものとは少し違い、横幅も5mm広くなっています。
メスティンを使うメリットは?
メスティンで簡単にご飯を炊くことができ、失敗しない。
メスティンを使うことで、びっくりするぐらい簡単にご飯を炊くことができて、手順さえ守れば失敗しません!キャンプ場では、鍋やフライパンを使ってご飯を炊くこともできますが、メスティンを使うほうが圧倒的に楽です。
固形燃料を使えば、火の調節さえ必要ありません。火を点けた後は、本当にほっておくだけ。しかも炊きあがりがとっても良く、とっても美味しいご飯を味わうことができます!!
一緒に使う道具も含めてコンパクトにまとめることができる
メスティンは直方体の形状が特徴で、中に小物を収納することができます。我が家では、メスティンでご飯を炊く時に使う固形燃料とポケットストーブを収納しています。
メスティン自体が非常にコンパクトですので、かばんやカゴの中にも入りやすく、持ち運ぶのに便利です。しかも、アルミ製なのでとっても軽い!我が家では他の食器と一緒に、金属のカゴに入れて持ち運んでいます。
普段から使うことができる
キャンプに出かける時に活躍できるこのMilicampメスティンですが、この四角い形状を活用して、普段から小物入れや弁当箱として活用することができます。
Milicampメスティンを使う前に
Milicampメスティンはバリ取りは不要
トランギアのメスティンを使う場合はバリ取りを行うのが一般的ですが、このMilicampメスティンはバリ取りが必要ありません。購入した時点で、金属の縁がきれいに処理されています。
私はバリ取りなしで1年以上使い続けておりますが、指が引っかかることも、怪我をすることも一度もありませんよ。
Milicampメスティンのシーズニング
使い始める前にしっかりとシーズニングを行い金属の表面に膜を作ってあげると、お米が焦げ付きにくくなり、後々の手入れが楽になります。
やり方は簡単で、お米の研ぎ汁を入れてグツグツと火にかけます。野菜くずを入れて煮立てても、メスティンのシーズニングになります。
少々手間はかかりますが、鍋の中に研ぎ汁を準備して、Milicampメスティンが沈ませて火にかけると、内側だけでなく外側もシーズニングすることが可能です。ちなみに、ふたも一緒に鍋に沈めてシーズニングすることができるというメリットがあります。
メスティンで炊飯するための準備
Milicampメスティンだけではご飯を炊くことはできませんので、一緒に使うものも準備しておきます。
- お米1合
- ポケットストーブ(Amazonで500程)
- 固形燃料(ダイソーで、3個100円)
ちなみに、お米は1合ずつ袋に分けて持ち運んでおくと便利ですよ。
メスティンを使ったご飯の炊き方!
①お米を研ぐ
メスティンの中で、お米を研ぎます。こぼれないように優しく研ぎましょう。
気にならないという方や面倒だという方は、お米を研がずに炊いても大丈夫です。研がない方が栄養価が高いという説もありますし、味に大きな差が出るとは感じません。
②水を計る
お米を研いだら、水を計って入れます。量は、1合につき180mlです。計量カップがあれば計って入れてください。
計量カップがなくても大丈夫!お米が中に入っている状態でメスティン横にあるちょぼの真ん中くらいまで入れてください。多少の水の増減があっても美味しく炊けますから大丈夫ですよ!
③お米に水を吸わせる
火にかける前に、30分以上お米に水を吸わせる時間を取ります。この給水の時間を取ることで、お米の芯までふっくらと炊き上げることができるようになります。一般的には、この工程が美味しいお米を炊き上げるコツと言われます。
自宅でやることは少ないかもしれませんが、アウトドアで炊飯を行う時は、ぜひこの給水作業を行いましょう。まずお米に水を吸わせる準備をしてから他のご飯の準備や、火起こしなどを行うといいですね。
④火にかけてご飯を炊く
しっかりと水を吸わせたら、ポケットストーブの上に乗せて固形燃料に火を点けます。
火を点けると7~8分ほどでグツグツという中の水が沸騰する音が聞こえてくると思います。
火を点けてから17~20分程経つと吹きこぼれ始めます。吹きこぼれてもそのままにしておいて大丈夫です。
⑤ご飯を蒸らす
火を点けてから25~27分ほどで固形燃料が燃え尽き、火が消えます。火が消えたら、10分ほどそのまま置いて蒸らしましょう。
余分な水分がなくなり、美味しく食べることができます。
完成
蒸らし終わったら、完成です。基本的には火にかけたらやることはありません。固形燃料を使用しているので、火力の調節も必要ないです。たまに様子を見てあげるだけで、美味しいご飯が炊けちゃいます!
炊きあがったご飯の鍋底の様子です。少しだけおこげができているのが分かると思います。このおこげが美味しいんですよね。鍋底のこげ付きもなく、上手に炊けています。
ご飯をすべて食べ終わった後のメスティンです。鍋底もとてもきれいですね。
Milicampメスティンは2合は炊けるの?
ファミリーでキャンプに出かける場合、1合のご飯で足りないという人も多いと思います。そんな人も大丈夫、Milicampのメスティンで2合のお米も炊き上げることができます。かなりパンパンになりますが。
手順はまったく同じ。きれいに美味しく炊き上げることができます。1合のお米を炊く時とのちがいは水の量だけです。計量カップがある人は360mlを計って入れてください。計量カップがない人は、上の端から1cmくらいの場所まで水を入れてください。ちなみに、ちょぼは水の中に沈んでしまいます・・・。あまり慎重にならなくても美味しく炊き上げることができるので、大丈夫です!
コンロでも炊けるの?
ポケットストーブと固形燃料を使用すると、火加減の調節もなく簡単に炊くことができるのですが、ガスコンロを使っても炊くことができます。火加減の調節は必要になりますが、とっても簡単に炊くことができるので、ガスコンロもおすすめです!
炊き方は簡単。
- 中火で5分間火にかけます。
- グツグツと沸騰する音が聞こえてきたら、弱火にしてさらに15分間火にかけます。
- 15分経ったら火を消し、そのまま10分間蒸らします。
- 完成です。
メスティンの洗い方
使用後の毎回の手入れは必要ありませんが、定期的に手入れを行うことで、長く使うことができので、Milicampメスティンの手入れの仕方を紹介します。
クエン酸で洗浄
こげ付きがひどい時は、スチールウールやスポンジを使ってこすることが多いと思います。しかし、せっかくのメスティンに傷が付いてしまうという心配も。そんな時は、クエン酸を使って洗ってみてください。しばらくクエン酸につけこむことで、簡単にこげ付きを取ることができるようになります。ちなみに、重曹はアルミの素材と反応して黒ずんでしまうので使ってはいけません!
定期的なシーズニング
使った後に洗剤で洗い続けると、せっかくシーズニングで張った膜が取れてきてしまいます。そのため、定期的にシーズニングを行って膜を張リなおすことで、きれいに使い続けることができます。月に1回程やれると理想ですね。
まとめ
Milicampのメスティンは、とにかく魅力いっぱいで簡単に美味しいご飯を炊くことができるギアです。ぜひ、この機会にメスティンをゲットして、素敵なアウトドアを送ってください!